3月の活動報告

2017年4月6日

4月になって、神奈川県議会も新年度を迎えることとなりました。私たちの議会活動は、4月10日の議運・団会議からのスタートとなります。5月の連休明けになれば、新年度における団での役割や所属する委員会のご報告が出来ると思いますが、このタイミングでは遅ればせながら3月の活動報告をさせて頂きます。

3月は上旬から中旬まで常任委員会・予算委員会と続き、3月24日の定例会最終日において平成29年度予算案を本会議で採決するまで、ほぼ毎日にように県庁に詰めていました。特に今年度は「津久井やまゆり園」再生に向けた予算や、「共生フェスタ」・「動物保護センター」の建設・2020オリンピックの準備・東日本大震災の県内避難者支援など重要課題が多数あり、白熱した議会となりました。3月17日の常任委員会最終日には、厚生常任委員会の終了時間が翌朝の午前4時におよび、執行部の一員として質疑を最後まで見届けることとなりました。国会で言えば与党に当たる我が自民党県議団ですが、県が付託した一つ一つの議案に対し、手を抜くことなく納得するまで議論を重ねる姿勢を、改めて学ぶことが出来たと思います。採決された平成29年度予算は、神奈川県として数年ぶりの「赤字予算」となり、県財政は大変厳しい状況ではありますが、県民にとって有効な執行がなされるよう、しっかりとチェックして行きたいと思います。

また、そんな忙しい議会の合間を利用して、エネルギーの地産地消を目指すための取り組み「ZEB]を建設中の社屋に取り入れた寒川町の河西工業㈱さんの視察を実施したり、定例会終了後の3月末に、政調会メンバーで「県政調査」としてドイツ・オーストリアの視察にも参加しました。こちらは本当に内容の濃い、ハードな視察となりましたので、ご報告は改めてさせて頂きます。

スタートしたばかりの平成29年度ですが、1期目の私にとって、ついに4年の任期の折り返し地点を通過したことになりました。勉強させて頂く時間は終わったと思っています。これからは、より良い県民生活の実現を目指すため、県議会の先頭に立って、県民の皆様のために仕事をしていくつもりです。今年度もよろしくお願い致します!

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本会議場の自席から。もちろん議会終了後に撮影しました。
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同期、山本哲議員の計らいで、自動車用内装部品のトップメーカー河西工業㈱さんの建設現場を視察。