活動ブログ 2021年10月

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2021年9月 活動報告

9月末の自民党総裁選や緊急事態宣言の解除、更には解散総選挙の1週間前倒し等が重なりこのところ超多忙な日々を過ごしていたため、ブログの更新がすっかり遅くなってしましました。申し訳ありません。

9月2日、自民党の総裁選挙が月末に行われることを見据え、神奈川県連の総裁選挙管理委員会の初会合が開催されました。昨年の総裁選に引き続き選管の委員として会議に出席をしましたが、現職総理のお膝元(その時点では…)ということで、多くのメディアが取材に来ていました。そんな中、選管委員長である土井りゅうすけ県連幹事長の記者会見での発言を某新聞社が意図的に一部分を切り取って、あたかも「地元の県連にも見放された菅総理」的な記事を掲載したことには本当に腹が立ちました。県連として正式に抗議をし、翌日謝罪文が掲載されましたが、報道の恐ろしさを改めて感じる一件でした。もちろんこの時点で菅総理の総裁選出馬は既定路線だったので、あくまで県連としては特定の候補者を応援することはありませんが、内心で当然菅さんの再選を望んでいたのは自分だけではなかったと思います。

ところがその翌日、菅総理ご自身から総裁選不出馬の意向が発表され、県連内はもちろん菅さんの選挙区である私の地元でも大きな衝撃が走りました。我々地元議員も全く知らされていないことで、県庁控室のテレビでニュース速報を見たときはまさに「開いた口が塞がらない」状態でした。本当にショックでした。自分は、野党やマスコミが新型コロナの感染拡大は菅内閣のせいだと責め立て、菅さんのこの1年間の多くの功績を覆い隠してしまったと思っています。正直、コロナ対策は誰が総理大臣をやったとしても変わらなかったと思います。未知のウイルスとの闘いはそれほど難しいものだと感じています。その中で菅さんは、携帯料金の値下げから始まり、不妊治療の保険化・デジタル庁の立ち上げ・脱炭素社会の実現のための目標設定など、多くの実績を積み上げてきました。特に国内でのワクチン接種率のスピードは、世界有数の速さで実現しています。今現在、新型コロナの感染者数は大きく減少していますが、これは菅総理の実行力によるところが大きいと疑う余地はありません。こうした実績をしっかりと評価してもらうためにも、引き続き国のリーダーとして我々を引っ張っていって欲しかったと思います。今回の菅さんの決断は私にとって悔しく残念な結果となりましたが、これからも微力ながら菅義偉衆議院議員を地元から支え応援していきたいと思います。

その後、菅さんが自分の後継者として応援したのは、河野太郎行革担当大臣でした。同じ神奈川県連の仲間であり、河野大臣のお父上河野洋平氏は私の父豊彦の盟友でもありましたが、それだけでなくこの国難とも言える厳しい時代を乗り越えるためには、突破力のある強いリーダーシップが必要だと感じ、自分も総裁選では河野大臣を支持しました。結果は残念のことになりましたが、まだ若く(同じ歳です!)今後も期待したいと思っています。総裁選後、河野さんは県庁内にある自民党県議団の控室に選挙のお礼と、党の広報本部長就任の挨拶にわざわざ足を運んでいただきました。ここではまだ書けませんが、新広報本部長として新たな計画もお考えとのことで、その内容に感銘を受けました。今後も出来る限り協力していきたいと思います。

つい総裁選の話が長くなってしまいました(汗)。その他のご報告としては、9月7日に恒例の南区選出県市議員団会議がリモートで開催され、横浜市のコロナ対策・ワクチン接種状況・旧区役所跡地の再開発計画などの説明を受けました。全ての議員が自分の事務所からリモートでの参加となりましたが、こうしたオンラインでの会議開催はこれで二度目となります。これからはこうしたスタイルが増えていくと思いますが、自分は古いタイプの人間なのか、何回やっても慣れません。ウイズコロナ・アフターコロナの時代に向けた新たな生活スタイルを!と提言していますが、一番最初に改革すべきは自分の頭の中だ、と改めて痛感しました。

神奈川県議会の第三回定例会は9月8日にスタートしました。現在も続行しており10月15日まで続きますが、定例会中であっても緊急事態宣言の期限を迎えれば、臨時で本会議・常任委員会が開催されることに変わりはありません。今月は宣言が延長された9/12と、全面解除された30日に合わせて補正予算が上程され、審議を行いました。特に30日の議会では、久しぶりの宣言解除で神奈川県は「リバウンド防止措置期間」となり、一定の条件をクリアした店舗では酒類販売も解禁されるので、久しぶりに嬉しい気持ちで委員会に臨むことができました。議会での夜食もシウマイ弁当から泉平のお稲荷さんに代わり気分一新です!さあ、次の期限である10/24は本当の全面解禁となることを心から願い、9月の活動報告を締めさせていただきます。