活動ブログ 2022年1月

1月 03 1月3日

2021年12月 活動報告

令和4年が始まりました。これまで新しい年を迎える時は、必ずこのブログで新年のご挨拶をさせて頂いておりましたが、昨年中に父・豊彦が逝去いたしましたので、今年は控えさせていただくこととしました。

令和3年第三回定例会(後期)は、コロナ関連の補正予算を含む多くの議案を可決し、12/17をもって無事終了しました。所属する産業労働常任委員会委員では、ここ数年質問の担当を後輩議員に譲っていましたが、今回は後輩が一般質問の出番で多忙だったことから『優しい先輩アピール』?も兼ねて、久しぶりに自民党の持ち時間の半分程度を自分が担当して質問しました。内容としては、

①最近日本各地の沿岸に漂着する話題の軽石について、神奈川県立産業技術総合研究所が軽石から放射性物質を吸収する「ゼオライト」の生成に成功したことを受け、処理に困っている軽石の有効利用や研究所への支援について積極的に行うこと。

②コロナ禍で影響を受けた地域経済の活性化を図るため今年度実施した「商店街等プレミアム商品券支援事業」の予算を次年度に繰越しすることについて、より多くの県内商店街に活用されるための告知強化・横浜市等各自治体との連携した周知を検討すべき。

③県内消費喚起対策事業「かながわPAY」について、総額70億円を予算化したが県民の利用が進んでいない状況から、キャッシュレス決済に慣れた若年層への周知の徹底、付与額の上限を上げること、期間を延長し国と調整しながら出来れば次年度の実施を視野に入れること。

などを質問しました。特に③の「かながわPAY」については、自分自身不慣れなキャッシュレス決済に勇気を出して?挑戦したところ、最大20ポイントが還元されお得さが実感できたにもかかわらず、県民の利用が進まない状況が残念だった思いが強く、気持ちを込めた質問になりました。早速二日後には付与額の上限が10,000円から30,000円に修正されることが知事から発表されました。期間は1月末までですが、延長も検討中です。皆様もアプリをダウンロードして、是非「かながわPAY」をご活用ください。

その他の議会活動として、恒例の「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川県議会有志の会」(通称:拉致議連)による署名活動に今年も参加しました。毎年寒さに震えながら桜木町駅前での署名活動ですが、今年はとても暖かく人出も多かったので、過去最多の署名数をいただくことが出来ました。当日は、自分を含む超党派の県会議員の他、家族会からは拉致被害者の田口八重子さんの弟である増元照明さんも参加され、拉致問題の解決に向け政府や国民に向け悲痛な思いを訴えておられました。5人の拉致被害者が帰国を果たしてからすでに約20年が経過しています。その後大きな進展が見られない中、政府には何とか突破口を開くため最大限の努力をお願いしたいと同時に、我々地方議員はこの問題を風化させないため、署名活動を続けていきたいと思います。

先月のブログでも報告しましたが、地域での様々な活動も少しづつではありますが戻りつつあります。私が顧問を務める地元の少年野球チーム「横浜南ボーイズ」主催による野球大会「横浜南ボーイズカップ」が12/11に開催されました。横浜南ボーイズは、硬式球を使うボーイズリーグに所属する中学生のチームです。数年前には、全国大会で準優勝するほどの強豪で、OBには阪神タイガースの望月投手もいます。横浜南ボーイズカップは、4月には中学生になる小学6年生を対象に行われる大会で、新入部員勧誘の場でもあります。毎年、横浜南法人会さんからご協賛をいただき運営をしていますが、今年も渡辺会長以下、多くの会員の方々にご参加いただきました。ポストコロナに向け、こうした大会が安心して開催できる環境づくりをこれからも進めていきます。

議員としての活動ではありませんが、最後にロータリークラブの活動をご紹介します。私が所属する横浜南ロータリークラブは今年で創立60周年を迎えます。クラブでは社会奉仕委員の一員でもあり、記念事業の一環として奉仕先を検討する中、議員として度々訪問していた「神奈川県立横浜南養護学校」のことを思い出し、提案したところ晴れて実現の運びとなりました。南養護学校の設立は昭和45年と歴史は古く、併設する「神奈川県立こども医療センター」に長期入院している児童・生徒の学習機会を確保するため、日々病院と連携しながら授業を行っています。年間約400件の転出入がある中、在籍する児童・生徒の皆さんや工夫を凝らして授業を行う教職員の方々のお手伝いができることは、とても嬉しいことだと感じています。12/20にクラブのメンバーと打ち合わせのため現地に訪れ、具体的にはこれからになりますが奉仕活動の内容について説明し快諾していただきました。地元の方でもあまり知られていない南養護学校にスポットを当てることが出来て満足しています。

昨年は父・豊彦の逝去から始まり、議会でのコロナ対策、横浜市長選挙、自民党総裁選挙、衆議院議員選挙など本当に様々なことがあり印象に残る年でもありました。困難に接する度に多くの皆様からご支援をいただき、何とか乗る着ることが出来た一年だったとも思っています。さあ、今年は参議院議員選挙も控えています。昨年の経験を生かして議会・地域・選挙、そしてプライベートでも、多くの方々に支えられていることを忘れず、前を向いて仕事をしていきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします!