10月の活動報告②

2016年11月20日

10月は、本会議や常任委員会・決算特別委員会等で忙しかったのですが、ハードなスケジュールの合間をぬって海外視察に行ってまいりました。3泊4日(内期中1泊)の弾丸ツアー!?で、行先はフィリピンのボホール島でした。

フィリピンと言えば昨年も視察で訪れたのですが、実はその時に知り合った横浜出身の杉山明子さんがフィリピン・ボホール島に障害者施設を建設するという希望を伺って、それ以降自民党神奈川県議団として様々な支援をさせて頂いておりましたが、この10月にいよいよ完成と言うことで、森議長はじめ嶋村議運委員長や竹内県連幹事長など大先輩の方々と施設の完成記念式典に参加してまいりました。

マニラ空港から飛行機を乗り継いで、ボホール島のタグビララン空港に降りたときには「おい、おい。すごい田舎に来たなぁ…。」が実感です。原っぱみたいな滑走路のすぐ横には民家が密集していて、住民はうるさくないのかなと、余計な心配までしてしまいました。しかし空港から車で、ボホール-日本知的障害者協会「バビタの家」に到着したときは、杉山さんはじめ現地の皆さんの温かい歓迎を受けて、不安な気持ちは吹っ飛びました。

式典では、現地の子供たちが日本の浴衣を着て歓迎してくれました。JICAのスタッフや大学生たち、また地元ダヴィス市の市長さん達とも交流し、心温まる時間が過ごせたと思います。そして何よりも誇りに感じたのは、こんな遥か遠い海外の島で、障害児のために体を張って働いている日本人がいる!と言うことです。自民党神奈川県議団は、これからもこの活動を支援して行きます。世界の日本人、頑張れ!

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浴衣姿でお出迎え
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日本からサッカーをボール寄付
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みんな陽気です!
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この施設から始まります

 

<おまけ>

僅か2日間のボホール島滞在、残り時間は積極的に視察して廻りました。フィリピン政府はボホールを国際的なリゾート地に育てようと、日本政府からのODAを活用して国際空港を建設中です。きれいな海・世界遺産のチョコレートヒルズ等ボホール島は可能性を秘めています。視察した空港の建設現場では、やはり日本人スタッフが現地スタッフを指導しながら、広大な土地に滑走路を建設していました。日本とフィリピンが連携したボホール島の発展、今後期待大です。

そこで奇跡的?な出会いが。工事の進捗状況を説明していただいた技師の責任者A氏が、なんと私の地元・横浜市南区に在住だったのです。「いつもポスター見てますよ」と言われ、うれしいやら恥ずかしいやら…。

後日談ですが、翌週帰国したA氏がわざわざ奥様と一緒に私の事務所を訪ねてこられたのです。びっくりしましたが、本当に感激しました!「出会い」っていいですね。忙しい中、無理してフィリピン視察をした甲斐があったというお話でした。

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広大な空港建設現場
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日本と比べると随分安くできるようです
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せっかくなのでチョコレートヒルズ行って来ました