活動ブログ

9月 16 9月16日

2024年8月 活動報告

9月も中旬となってしまいました。ブログの更新が遅くなって申し訳ありません。9月の定例会が始まり、今回は本会議で初めての代表質問が控えている関係で、その準備にやたらと時間がかかります。今まで担当していた一般質問は、自分の得意分野や興味のある分野を中心に自分で質問項目を決めることが出来ましたが、代表質問は会派を代表して知事などに対し、県政の重要課題について質問していくので重さが違います。政調会のメンバーと共に8月上旬から県庁に缶詰めで、多い日で1日14~15項目ほどの勉強会をこなしました。この内容については次月に報告いたしますが、そんなこんなで8月の平日は休会中にもかかわらず県庁で過ごすことが多く、活動報告のネタ探しに苦労?しています。

しかし、8月はなんといっても夏祭りのシーズン!コロナ禍も明け、神社の祭礼や神輿の渡御、あるいは盆踊りや縁日などのイベントもほぼ8割方戻って来た感があります。7月に続き8月も40か所近い会場を廻りました。印象的だったのは、あまりの猛暑で来年から開催時期を秋に変更することを検討していた町内会が複数あったことです。地域のお祭りは五穀豊穣を願い、もともと秋口に行われていたそうですが、町内会の役員が休みを取りやすかったり、子どもたちが夏休みだったりで、いつの間にか開催が早くなった、と話してくれたベテランの町内会長さんもいらっしゃいました。確かにこの暑さは危険だし、高齢者や小さいお子さんも多い地域のお祭りですから、町内会と言えども危機管理は重要です。気候の変動によって、地域の季節の風景も変わっていくのかもしれません。でも、既成概念にこだわらず、変化に対応することが大切ですよね。また同時に、久しぶりにお会いした地域の方々から、道路標示・ガードレイル・信号機・急傾斜地など、様々な宿題をいただきました!(汗)。今は、警察や土木事務所などと打ち合わせをして、一つずつ対策を検討しています。暑くて忙しかったけど、実りある8月でした。

議会のない8月において、数少ない公務と言えば「視察」があげられます。8月恒例の常任委員会の県外調査は、2泊3日で京都・福井に伺いましたが、こちらは内容が濃くボリューム満点なので後日改めてご報告いたします。

そんな中、県連の教育グループによる「プチ視察」?が行われました。神奈川県専修学校各種学校協会が主催する、すっかり恒例となった「仕事のまなび場」見学会。視察先は、数年前にも一度訪れた横浜デザイン学院さんでした。「仕事のまなび場」は、県立高校の生徒に夏休みの期間を利用して、専門学校の授業を体験して自身の将来の進路や就業について考えてもらう場を提供するものです。「マンガ・イラストの仕事と制作体験」など見学させていただきましたが、マンガ・イラスト関連の授業は人気で、皆さん真剣に挑戦していました。見学会の後は意見交換会。数年前から自民党が仲介役となり、県としてもこの取り組みを支援しているのですが、障害を持つ生徒さんの参加の推進など課題はまだまだ山積みです。県内の高校生が誰でも気軽に参加できる事業になるよう、今後も応援していきたいと思います。

公務と言えば、もう一つ。こちらも恒例の「神奈川県戦没者追悼式」が神奈川県戦没者慰霊堂で執り行われました。この追悼式は毎年終戦記念日の8/15に開催されますが、基本議会からの参加は厚生常任委員会のメンバーとなります。しかし、慰霊堂の近隣を選挙区する南区と港南区の議員は、自動的に慰霊堂の評議員に任命されるので、自分は毎年招待されています。毎年、この追悼式に参加して思うことは、遺族の方々の高齢化です。戦後80年近くが経つわけですから当たり前のことなのですが、この日本の戦争の歴史は、決して忘れてはいけないことで、これは日本人として継承していくべき史実です。実は、私が育成会の副会長をしている「ボーイスカウト横浜1団」が7月上旬に、この慰霊堂を見学しました。相談を受け見学の段取りをしましたが、残念ながら一緒に見学することが出来ませんでした。子どもたちが、慰霊堂の資料館を見てどんな感想を持つか興味があったので残念です。現在のウクライナやガザの状況を見ても、戦争は決して肯定できるものではありませんが、日本という国が、この経験から学び今に至る国家を形成したことは諸先輩たちの素晴らしい功績であり、忘れてはいけないと思います。終戦記念日。子どもたちと歴史を考える日になるといいなぁ、と思っています。

遅くなりましたが、8月の活動報告は以上となります。9月中旬だというのに、まだまだ暑い日が続いております。皆様も体調管理に気を付けてお過ごしください。

 

8月 11 8月11日

2024年7月 活動報告

いやー、暑い!猛暑が続きますね。元々夏は大好きな季節なのですが、年齢のせいなのかそれとも今年が特別暑いのか…さすがにこの暑さはキツいです。8月に入り、平日は県庁で勉強会、週末は地域の夏祭りや盆踊り大会で忙しい日々が続き、毎晩帰宅したころにはぐったりしています。夕方には突如としてゲリラ豪雨にも見舞われ、日本はすっかり亜熱帯と化してしまったのでしょうか?地球温暖化を思いっきり実感している今日この頃です。脱炭素政策、がんばります!

さて、7月の活動報告ですが、県議会第2回定例会も7/9で無事終了。光熱費の値上げ等の影響を受けている病院・学校・高齢者施設などを支援する補正予算案約120億円を可決し閉会しました。初めて所属した文化スポーツ観光常任委員会では、北朝鮮による拉致問題や県民ホールの再整備について質問をしました。拉致は国際問題であり、地方議会で出来ることは限られていますが、神奈川県は横田めぐみさんの母親である横田早紀江さんが川崎市在住であり、決して無関係ではありません。我々に出来ることは、この卑劣な国際犯罪を風化させないことです。毎年12月の人権週間には、議会の有志によるチラシ配りなどで啓発をしていますが、最後に拉致被害者が帰国してからすでに20年以上が経過しています。これからはもっと若い世代の皆さんにこの拉致問題を知っていただくことが重要だと訴えました。また、来年3月末で休館し改修工事もしくは建て替えを予定している県民ホールについては、役人や建設関係の企業の意見だけでなく、長年ホールを利用してきた音楽業界の皆さんの意見も取り入れた再整備を目指すことが重要であると意見を述べさせていただきました。副委員長でも質問できるの?と思う方もいらっしゃるでしょうが、出来るんです。委員長は質問できませんが、副委員長は委員長をサポートする立場でありながら一委員でもあります。通常はあまり質問はしないのですが、当委員会の自民党の委員構成は4期生以上のベテランの他は、副委員長の自分が3期生で下から二番目であり、あとは1期生が一人いるだけです。基本的には若手議員が会派を代表して質問するのが慣例ですが、さすがに1期生に全て任せてしまうのは負担が大きいだろうと、今期は「二刀流」で頑張っています。文化・スポーツ・観光といった将来に向け前向きな政策が中心となる委員会なので、1年間明るく楽しく、のびのびと議論していきたいと思います。

さて、議員として議会以外の公務も7月はバラエティーに富んでいました。7/3、神奈川県防衛協会の総会・懇親会では、自衛隊神奈川地方協力本部長の大谷三穂1等海佐の講演がありました。彼女は日本で初めて女性としてイージス艦の艦長を務めたエリート自衛官です。私が今年4月に自衛隊募集相談員に任命された際に、依属状を渡していただいたのも大谷本部長でした。そんなご縁で、懇親会の席でもお話をさせていただきましたが、改めて明るく聡明な方だと感じました。世界的には後れを取っていると言われていますが、日本も少しづつ働く女性が輝く社会になってきましたね。今後ますますのご活躍を期待しています。

その他の公務では、7/7に少林寺拳法神奈川県大会の開会式に出席し、亡き叔父の盟友であった甘利明衆議院議員に久しぶりにお会いすることが出来ました。政策通であり、いつもダンディーな甘利先生は、自分にとってあこがれの存在でもあります。また、7/18にはコロナ禍もあって久しぶりの靖国神社公式参拝に参加しました。戦争自体は決して肯定するものではありませんが、特殊な時代背景の中で母国のために命を懸けて戦った英霊たちに思いを寄せることは、日本国民として当然の行いであり、他国からとやかく言われるものではないと自分は思っています。この日の靖国神社はちょうど「みたままつり」開催中でもあり、無数の提灯が並ぶ参道を進み、小雨が降る蒸し暑い日ではありましたが清々しい気持ちで参拝することが出来ました。

  

7/27は、安全安心特別委員会のメンバーとして神奈川県消防操法大会に来賓としてお招きいただきました。7月上旬に地元南区の大会にも出席したのですが、やはり県内各地から精鋭の消防団が一堂に集まった景色は想像以上に壮観でした。実は議員になってこの大会を見学するのは初めてで、この日はロータリークラブや地元のお祭りなどスケジュールがびっしり詰まっていたのですが、次にいつ招待されるかもわからないので、無理して厚木の県防災センターまで愛車プリウスを飛ばして行ってきました。猛暑の中にもかかわらず、各地域代表の消防団の皆さんの演技は、きびきびとして力強く気合が入っていていました。こうした日々の訓練が、災害時の街と住民を守ってくれると思うと頭が下がります。横浜市の代表が鶴見区と金沢区で、地元南区が出場していなかったことだけが少しだけ残念でした。(笑)

  

 

そして、自民党神奈川県連として久しぶりの視察が7/29に行われました。視察先は追浜の日産自動車「グランドライブ」。わかりやすく言えば、車のCMなどでよく見る試乗コースのある施設です。自動運転や電気自動車の開発に積極的な日産自動車さんから、「是非、当社の最先端技術を視察して欲しい」とお声掛けいただいたことがキッカケで実現しました。日産アリアや日産リーフなど実際に試乗して「プロパイロットパーキング」「エマージェンシーブレーキ」といった自動運転の技術をを体験しましたが、自動車もついにここまで来たのか…と驚きを隠せません。特にプロパイロットパーキングは感動でした。具体的な説明は長くなってしまうので割愛しますが、この機能を搭載した車に乗って、大型商業施設の駐車場に行きたくなったのは自分だけではなかったようです。とにかく便利です!また、充電インフラのプレゼンでは、給電デモストレーションを体験しましたが、自宅のガレージで日産リーフをフル充電しておくと、災害時の停電などでエネルギーの供給がストップしても2~3日は生活が可能ということを知りました。能登半島地震で孤立化した集落のニュースを思い出し、脱炭素や省エネの観点だけでなく、災害対策という面でも電気自動車の普及促進は重要な課題だと改めて感じたところです。近年では自動車メーカー各社ともに、こうした技術開発に積極的ですが、我が神奈川県に本社を置く日産自動車さんは一歩リードしているなと思いました。頑張っている日産さんに改めてこの言葉を送ります。「やっちゃえ、日産!」

最後に後援会の活動を報告します。7/11に私の企業後援会「かながわ・みらい政経研究会」の総会・懇親会を開催いたしました。コロナ禍は書面開催だった「かな・みら」も昨年に続き対面での開催となりました。この組織は、私を支援していただく地元企業の皆さんから年会費をお支払いいただき、年に1度の総会・懇親会の他、ゴルフコンペやクリスマスパーティーなどを実施して地域経済などを語りながら会員同士の懇親を図ることを目的とした研究会です。また、法律で認められているいわゆる政治献金の受け皿的組織の一面も持っています。しかしここ数年、残念ながら毎年のように参加企業が減少している状況です。国会の裏金問題から端を発し、議員への企業献金も廃止すべきと一部の野党は主張しているようですが、我々地方議員は、事務所の家賃、人件費、光熱費等の経費については公費負担の割合が限られています。視察の費用や会合などの交際費は自費で賄うケースも多く、法律で認められた企業や個人からの献金は、我々の活動の命綱ともいえる大切なものです。地方議員の給与は世間一般で思われているほど高額ではありません。仮に私の議員給与だけで事務所の家賃と二人の事務員の人件費等を賄うことは、普通に考えて不可能だと想像していただけると思います。そもそも個人の給与は、家族を養う生活費と住宅ローンを払えば残り僅かです。昨今の「政治と金」がすべて悪だと思われることに違和感を感じますし、この風潮が蔓延すれば議員のなり手不足は今より深刻なものになると思います。よく「政治は金がかかる」と言いますが、議員活動を行う上で一定の資金は必ず必要になります。もちろんルールを破って不正な行為を行うことは許されませんが、認められた範疇において政治献金をいただくことは決して悪いことではないと理解していただきたいと切に願います。最後は愚痴っぽくなってしまいましたが、こんな状況の中でも多くの企業の皆さんに支えられて、今年の「かながわ・みらい政経研究会」の総会は無事開催することが出来ました。ありがとうございました!

 

以上で7月の活動報告は終了です。本当に暑い日が続いていますので、どうかお体ご自愛下さい。さあ、今日もこれから地元のお祭り廻りに向かいます。がんばるぞー!

7月 15 7月15日

2024年6月 活動報告

6月20日頃に梅雨入りはしましたが、たまにゲリラ豪雨的にまとまった雨は降るものの、基本は晴れて暑い日が多い7月上旬です。この数日、猛暑日が続いていますので熱中症にはお気を付けください。

忙しかった令和6年第2回定例会も7月9日で無事終了し、ようやくブログを更新する時間が出来ました。自民党県議団の副団長として初めて本格的に迎えた議会でもあり、団会議の呼び込みや執行部会、正副団長会など議員10年目にして初体験のことが多く、まさに毎日が勉強の日々でした。また、文化スポーツ観光常任委員会の副委員長、政務活動費連絡会の座長といった新たな立場での仕事も始まり、程よい緊張感の中でも充実した定例会となりました。議会の内容については、7月の活動報告ブログで改めてお伝えしたいと思います。

5月の報告でも少し触れましたが、なんといってもこの時期は「総会シーズン」。議会の合間をぬって、6月だけで10件の企業・団体の総会・懇親会に出席しました。また、この6月は周年や叙勲のお祝いの会も多く、特に週末は1日に3~4か所の会場を掛け持ちするなど、多忙を極めました。ある日など、地元有力者の叙勲祝賀会と顧問を務める教育系の団体の創立70周年式典が重なり、どちらも日頃から大変お世話になっているため、片方を祝電で済ませるわけにもいかず、とにかく大急ぎで中華街から横浜駅西口に移動することになったのですが、この移動がたまたま菅前総理と丸被りとなり、まるで自分がSPを大量に引き連れて移動しているかのようになってしまいました(笑)。まあ、菅さんは当然運転手付きで、こちらは自分で愛車プリウスを運転しての移動ですから、移動の中身は全く違いますが…。最初の会場で挨拶が終わった後、人気者の菅さんが大勢の人に囲まれ握手や記念撮影を求められている間に、こちらはササっと移動して次の会場に先に到着。しばらくして到着した菅さんは「あれ?お前いつの間に?」といった表情で、不思議そうに自分を見ていたのが少し笑えました。地方議員の『あるある』ですね。でもこうして菅さんが忙しい中、地元の会合に出席されることは、官房長官や総理大臣の時代にはほとんどなかったことですから、参加者の皆さんは本当に嬉しそうにされていました。自民党に逆風が吹き荒れ、総裁選を9月に控える状況の中で、メディアから注目されている菅さんが地元を大切にしていただいていることが改めて感じられ、地元を守る議員の一人として感謝しかありません。自民党の窮地を救ってくれるのは、やっぱり菅前総理以外にない、と感じるのは私だけでしょうか?

    

6月は大きなイベントが二つありました。一つ目は、私の若手支援者でつくる「新風会」主催のバーベキュー交流会。コロナ前までは毎年行っていた恒例行事でしたが、今回は5年振りの開催となりました。これまで会場は、自分の人脈を活かして観音崎京急ホテルのプールサイドや裏庭をお借りして、横浜からは少し距離がありますが『リゾートバーベキュー』のスタイルで実施し、費用は少しお高めでしたが、参加者の皆さんからは概ね好評でした。しかし、時間の経過とともに環境は変化していきます。若かりしサラリーマン時代の思い出が詰まった観音崎京急ホテルは、昨年秋に他の企業に運営が切り替われ、名称も変わっていました。元々、昔の仲間である経営者にかなり無理を言ってスペースを貸していただいた経緯もあり、さすがに体制が変わった現在では無理なお願いもできません。今回は、会場探しが最大のミッションとなりました。新風会の役員の皆さんと複数回の会議を行い、様々な案が提示される中、女性役員のY・Sさんから「港の見える丘公園の横に、ロケーションが最高のBBQができる施設がある」と提案があり、早速下見を行いました。横浜で生まれ育った自分も、今まで全く知らなかった「KKRポートヒル横浜」さんは、まさに港の見える丘公園の真上にあり、ベイブリッジを見下ろす最高のロケーションに加え、柔らかくておいしいお肉だけでなく〆のカレーライスも絶品でした。料金も観音崎と比較すればリーズナブルですし、なんといっても横浜市民の支援者の皆さんにとってアクセスが良いのも魅力です。最大50名までとキャパだけはもう少し欲しいところでしたが、贅沢を言ってはいられません。すぐに予約しました。6月22日の本番には、定員を超える応募があり嬉しい悲鳴となりましたが、無事開催できてホッとしています。梅雨入りして2日目、という状況にもかからわず、天気にも恵まれ最高のイベントとなりました。参加者の皆様、スタッフのみんな、本当にありがとうございました。しかし、地元横浜のことは大体何でも知っているつもりでしたが、まだまだ知らない良いところはいっぱいありますね。改めて横浜の奥深さを感じることが出来た一日でした。

  

  

  

そして二つ目のイベントは、自分が顧問を務める弘明寺商店街が計画した「野田クリスタルさん弘明寺かんのん通り商店街ふるさと大使就任式」です。長いタイトルですみません。皆さんご存じのお笑い芸人「マジカルラブリー」の野田クリスタルさんは、押しも押されぬガチ地元出身の芸能人です。小・中・高と全て南区の学校を卒業し、27歳まで南区在住だったとご本人から伺いました。学生時代、よく商店街のモスバーガーで時間をつぶしていた野田さん。そんな野田さんの地元愛と、集客アップを狙う弘明寺商店街の想いが一致して、今回の「ふるさと大使就任式」が実現しました。私も以前から野田さんが同じ地元の出身者だとは認識していましたが、まさかこのような形で会えるとは思っていませんでした。正直、M-1で優勝した時以来、本業?のネタを見た記憶はないのですが、実は野田さんが自分と同じ「ワンピース」の大ファンで考察動画をYouTubeに挙げていることを知り、以来チャンネル登録をして日々視聴している『野田ファン』です。今回は残念ながら野田さんと「ワンピース」の話はできませんでしたが…。

6/30のイベント当日は、野田さん自身がYouTubeチャンネルで事前告知していた効果もあり、弘明寺商店街はちょっと危険なほどの大賑わいでした。長く地元で暮らしていますが、これほどの人数が集まった商店街は見たことがありません。数年前の衆議院選挙で菅前総理が遊説に訪れたときの集客を超えたと思います。自分も主催者の一人として式典に参加していましたが、改めて野田さんの人気に驚かされました。ご本人も「スガ越えですか?」と喜んでいました(笑)。更に野田さんが素晴らしいのは、「自分がふるさと大使になったのだから、今日だけでなく商店街の売り上げが増えなくちゃ意味がない。これからもテレビのロケ番組等をバンバン誘致して弘明寺商店街を盛り上げます!」と挨拶したことです。本物の地元民でなければできないコメントですよね。思わず、今後の野田クリスタルさんの活動に期待してしまいました。しかしなんとも弘明寺らしからぬ?凄いイベントだったと思います。実現に漕ぎつけた小林理事長はじめ商店街の皆さんの努力に心から敬意を表します。自分も弘明寺商店街の応援団として、微力ながらこれからも頑張りたいと思います。野田さんの「ふるさと大使」の活躍、期待しています。また弘明寺商店街に来てくださいね!

      

議会と地元の掛け持ちで忙しい6月でしたが、印象に残る出来事の多い一か月でした。7月8月は地域のイベントも多く更に忙しくなりそうですが、自分ももう決して若くはないので(笑)、体調に気を付けながら日本の暑い夏を乗り切っていきたいと思います。皆様も、体調管理には十分お気を付けください。では、また来月!

6月 09 6月9日

2024年5月 活動報告

何かと忙しい5月が終わり、気が付けば6月になって2度目の週末を迎えました。早速、5月の活動報告を始めます。

毎年5月と言えば新年度の議会の人事を決める「臨時議会」が中心となります。新しい議長には、我が会派から緑区選出の柳下剛議員が就任されました。同時に自民党県議団の新執行部もスタートし、自分は今年度の自民党県議団副団長に就任することになりました。団長と四人の副団長で構成される団執行部の役割で最も重要なのが、「団会議」の準備や進行です。本会議や常任委員会の決議態度の確認はもちろん、議会運営委員会の内容、政調会による代表・一般質問の骨子説明、団長会での決定事項など、重要な案件を議題とするのが「団会議」です。つまり自民党県議団の意思決定は、全て「団会議」での決定事項によるものとなります。その他にも、様々なお知らせや資料の配布、更にはお弁当の手配なども団執行部の仕事であり、上手く進めるのが当たり前で何かが滞れば、団員の皆さんからおしかりを受けるなかなか大変な仕事となります。新任の杉本透団長をしっかりと支えて、1年間スムーズな団運営を目指し頑張ります。

また、今年度は「文化スポーツ観光常任委員会」の副委員長に指名されました。議員10年目にして初めて所属する委員会となります。自分が新人議員の頃「観光」は産業労働局の所管でしたので、常任委員会で長時間の質疑も行い、一定の知識を持ち合わせてはいますが、「文化・スポーツ」の分野は過去にあまり経験がなく、少し不安ではあるものの決して嫌いな分野ではないので、副委員長として1年間張り切っていきたいと思っています。

その他では、過去3年間所属していた「政務活動費連絡会」において今年度の座長に就任いたしました。国会は『政治と金』一色の状況ですが、県議会議員に支給される「政務活動費」は、国会議員の「政策活動費」とは違い1円単位まで領収書を添付した報告書を提出し、さらに今年度からはそうした書類が県のホームページで閲覧可能となりました。こうした改革を行ってきたのが超党派の議員による「政務活動費連絡会」です。皆さんの税金を原資に支給される「政務活動費」ですから、使途を明確にすることは当然の義務です。今年は座長という立場で、更に透明性の高い運用を目指します。

人事が一段落したので、あとは6月の第2回定例会(6/13スタート)を待つばかり。議会以外では、3日に2年連続で「ザ・よこはまパレード」に参加したり、10日に「戦没者追悼式」、11日に「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」、18日に「横浜日韓にぎわい祭」、30日に「かながわのみどりを創り育てる集い」など、様々な公務が毎週のように続きました。2年前はコロナ禍だったことが嘘のようです。忙しいって幸せですね!(笑)

    

また、5月~6月は総会シーズンでもあります。19日にボーイスカウト神奈川連盟の総会・懇親会、21日に地元の南事業会総会・懇親会、22日に自衛隊横浜中央募集相談員会総会・懇親会、23日に神奈川県防災消防組合の総会・懇親会、24日にお三の宮地区連合会総会に出席しました。6月はさらに多くの総会・懇親会が予定されています。こうして様々な団体からお声をかけていただき、各業界の皆さんとコミュニケーションを図れることは、議員にとって大変有効な時間であるとともに、大切な仕事の一つでもあります。そして、総会とは少し違いますが毎年恒例の南区薬剤師会と南警察の主催による「薬物乱用防止キャンペーン」にも例年通り参加しました。今年はパレードの進むスピードが速すぎて?なんだかアッという間に終わってしまった感がありますが、県警音楽隊とカラーガード隊は、いつ見てもかっこいいですね。毎年一緒にパレード出来て光栄です。

 

  

さあ、6月は新しい役職、新しい委員会での議会が正式にスタートします。不安より期待が大きく膨らむ5月の活動報告は以上です。また来月、よろしくお願いいたします。

5月 05 5月5日

2024年4月 活動報告

GWも間もなく終了ですが、良いお天気が続き気分も爽快です。私事ですが、この連休中に誕生日を迎え61歳となりました。昨年、還暦を迎えてショック?を受けてから早一年。こんな感じでアッという間に65歳になり、気が付けば70歳になっているのでしょうか?自分では想像がつきません(汗)。とにかく身体が元気な間は頑張っていこう!と思いつつ、4月の活動報告をはじめます。

1月・8月と同様に、4月は議会が開催されない数少ない月となります。こうした、時間に余裕がある時こそ視察のチャンス。4/12~13に一泊二日で福島県を訪れました。視察で福島に行くのは2018年以来りとなります。主な目的は、東電の福島第一原発が昨年8月から開始した処理水の海洋放出についての調査です。初日は「東日本大震災・原子力災害伝承館」や震災遺構「浪江町立請戸小学校」、「大平山霊園」などを見学しました。福島県が中心となり、未曾有の災害を経験しながらも復興の道を歩んできた福島の記録と記憶を、防災・減災の教訓として未来に繋いでいく様々な取組がわかりやすく展示されていました。貴重な資料の数々を教訓にしたいと思います。

二日目は、相馬市の防災備蓄倉庫や伝承鎮魂記念館などを視察した後、いよいよメインの福島第一原発へ。13年が経過した今も、報道の映像が目に焼き付いて離れない1号機・2号機・3号機の建屋は、爆発で吹き飛んだ当時の風景のままそこに建っていました。未だに線量が高く、廃炉に向け現在はロボットによる遠隔操作で燃料デブリの取り出し作業が行われており、原子力災害の恐ろしさを改めて感じます。そして世界が注目する多核種除去設備等処理水(いわゆるALPS処理水)は、何重もの処理を繰り返し可能な限り放射性物質を除去したのちに海洋放出することを学びました。ALPS処理水に含まれるトリチウムは1,500ベクレル/L未満であり、WHOの飲料水基準である10,000ベクレル/Lを大きく下回ります。IAEAのお墨付きもいただき、科学的に見ても全く安全な状態で海洋放出されているにもかかわらず、中国は事実上日本のすべての食料品の輸入を停止しています。ところが驚くことに、中国の原発は福島の約5倍に当たるトリチウムを海洋放出しているのだそうです。こうした事実は、やはり視察によって理解することができますし、理解したことによって発信することができます。皆さんも福島の海産物・農産物を食べて福島県を応援しましょう!

実はこの4月に、もう一本視察が予定されていました。所属する日華親善議員連盟(超党派)の台湾視察です。しかし、ご存じの通り4月3日に発生した台湾東部沖地震(花蓮地震)により、当然のことではありますが視察は中止になりました。今回訪れようとしていた新北市は神奈川県と友好都市の関係にあり、数年に一回程度、議会同士の交流も行われています。新北市も大きな被害が出たとの報道もあり心配です。そこで自民党神奈川県連は、各選挙区支部において被災地支援のための募金活動を実施することを決定しました。我が神奈川2区支部においては4/20(土)に上大岡駅前を借りて募金活動を行いました。台湾と言えば、東日本大震災や今年1月の能登半島地震においても、必ず我が国の被災地に対して多くの支援をしてくれる友好国です。今こそこれまでの恩返しをしなければならないと強く感じています。急な決定だったので各議員のスケジュール調整が難しく、約1時間という短時間にもかかわらず88,098円の募金が集まりました。地元の皆さんの善意に心から感謝いたします。ありがとうございました!

冒頭触れたように4月は議会がお休みなので、数少ない公務となるのが県立学校の入学式です。地元南区には、横浜清陵高校・横浜国際高校・南支援学校の3つの県立学校があります。清陵と横浜国際の入学式は同日開催なので、3月の卒業式に出席した清陵は今回祝電対応とさせていただき、南支援学校と横浜国際高校の入学式にお邪魔しました。コロナ禍の影響で久しぶりの入学式参加でしたが、若者たちの姿を見るとどうしても自分の学生時代を思い出しノスタルジックな気分になってしまいます。一点残念だったのは、横浜国際の入学式当日が大雨だったことです。自分の息子の中学入学式も土砂降りだったのを思い出し、新入生や保護者の皆さんの気持ちがよくわかりました。更に、会場となる体育館の入口が雨漏りでバケツが並んでいる状態でした。せっかくの晴れの舞台にこれはいけません。議会が始まったら早急に修繕工事の予算化を進言しなければ!

その他後援会や地域での活動としては、「新堀ふみあき懇親ゴルフ会」や人生初の本格的なお茶会参加、ボーイスカウトみなと地区の表彰式など様々ありましたが、こちらは個人アカウントのFacebookに投稿しているので詳細はそちらをご覧ください。

令和6年度も無事スタートして1か月。連休明けからは、臨時議会で新年度人事が決まります。さあ、今年度はどんな仕事が待っているのか?次回の活動報告では新たな役職や所属委員会などを中心にお伝えしますので、どうぞよろしくお願いいたします。