9月
16
9月16日
2024年8月 活動報告
9月も中旬となってしまいました。ブログの更新が遅くなって申し訳ありません。9月の定例会が始まり、今回は本会議で初めての代表質問が控えている関係で、その準備にやたらと時間がかかります。今まで担当していた一般質問は、自分の得意分野や興味のある分野を中心に自分で質問項目を決めることが出来ましたが、代表質問は会派を代表して知事などに対し、県政の重要課題について質問していくので重さが違います。政調会のメンバーと共に8月上旬から県庁に缶詰めで、多い日で1日14~15項目ほどの勉強会をこなしました。この内容については次月に報告いたしますが、そんなこんなで8月の平日は休会中にもかかわらず県庁で過ごすことが多く、活動報告のネタ探しに苦労?しています。
しかし、8月はなんといっても夏祭りのシーズン!コロナ禍も明け、神社の祭礼や神輿の渡御、あるいは盆踊りや縁日などのイベントもほぼ8割方戻って来た感があります。7月に続き8月も40か所近い会場を廻りました。印象的だったのは、あまりの猛暑で来年から開催時期を秋に変更することを検討していた町内会が複数あったことです。地域のお祭りは五穀豊穣を願い、もともと秋口に行われていたそうですが、町内会の役員が休みを取りやすかったり、子どもたちが夏休みだったりで、いつの間にか開催が早くなった、と話してくれたベテランの町内会長さんもいらっしゃいました。確かにこの暑さは危険だし、高齢者や小さいお子さんも多い地域のお祭りですから、町内会と言えども危機管理は重要です。気候の変動によって、地域の季節の風景も変わっていくのかもしれません。でも、既成概念にこだわらず、変化に対応することが大切ですよね。また同時に、久しぶりにお会いした地域の方々から、道路標示・ガードレイル・信号機・急傾斜地など、様々な宿題をいただきました!(汗)。今は、警察や土木事務所などと打ち合わせをして、一つずつ対策を検討しています。暑くて忙しかったけど、実りある8月でした。
議会のない8月において、数少ない公務と言えば「視察」があげられます。8月恒例の常任委員会の県外調査は、2泊3日で京都・福井に伺いましたが、こちらは内容が濃くボリューム満点なので後日改めてご報告いたします。
そんな中、県連の教育グループによる「プチ視察」?が行われました。神奈川県専修学校各種学校協会が主催する、すっかり恒例となった「仕事のまなび場」見学会。視察先は、数年前にも一度訪れた横浜デザイン学院さんでした。「仕事のまなび場」は、県立高校の生徒に夏休みの期間を利用して、専門学校の授業を体験して自身の将来の進路や就業について考えてもらう場を提供するものです。「マンガ・イラストの仕事と制作体験」など見学させていただきましたが、マンガ・イラスト関連の授業は人気で、皆さん真剣に挑戦していました。見学会の後は意見交換会。数年前から自民党が仲介役となり、県としてもこの取り組みを支援しているのですが、障害を持つ生徒さんの参加の推進など課題はまだまだ山積みです。県内の高校生が誰でも気軽に参加できる事業になるよう、今後も応援していきたいと思います。
公務と言えば、もう一つ。こちらも恒例の「神奈川県戦没者追悼式」が神奈川県戦没者慰霊堂で執り行われました。この追悼式は毎年終戦記念日の8/15に開催されますが、基本議会からの参加は厚生常任委員会のメンバーとなります。しかし、慰霊堂の近隣を選挙区する南区と港南区の議員は、自動的に慰霊堂の評議員に任命されるので、自分は毎年招待されています。毎年、この追悼式に参加して思うことは、遺族の方々の高齢化です。戦後80年近くが経つわけですから当たり前のことなのですが、この日本の戦争の歴史は、決して忘れてはいけないことで、これは日本人として継承していくべき史実です。実は、私が育成会の副会長をしている「ボーイスカウト横浜1団」が7月上旬に、この慰霊堂を見学しました。相談を受け見学の段取りをしましたが、残念ながら一緒に見学することが出来ませんでした。子どもたちが、慰霊堂の資料館を見てどんな感想を持つか興味があったので残念です。現在のウクライナやガザの状況を見ても、戦争は決して肯定できるものではありませんが、日本という国が、この経験から学び今に至る国家を形成したことは諸先輩たちの素晴らしい功績であり、忘れてはいけないと思います。終戦記念日。子どもたちと歴史を考える日になるといいなぁ、と思っています。
遅くなりましたが、8月の活動報告は以上となります。9月中旬だというのに、まだまだ暑い日が続いております。皆様も体調管理に気を付けてお過ごしください。
8月
11
8月11日
2024年7月 活動報告
いやー、暑い!猛暑が続きますね。元々夏は大好きな季節なのですが、年齢のせいなのかそれとも今年が特別暑いのか…さすがにこの暑さはキツいです。8月に入り、平日は県庁で勉強会、週末は地域の夏祭りや盆踊り大会で忙しい日々が続き、毎晩帰宅したころにはぐったりしています。夕方には突如としてゲリラ豪雨にも見舞われ、日本はすっかり亜熱帯と化してしまったのでしょうか?地球温暖化を思いっきり実感している今日この頃です。脱炭素政策、がんばります!
さて、7月の活動報告ですが、県議会第2回定例会も7/9で無事終了。光熱費の値上げ等の影響を受けている病院・学校・高齢者施設などを支援する補正予算案約120億円を可決し閉会しました。初めて所属した文化スポーツ観光常任委員会では、北朝鮮による拉致問題や県民ホールの再整備について質問をしました。拉致は国際問題であり、地方議会で出来ることは限られていますが、神奈川県は横田めぐみさんの母親である横田早紀江さんが川崎市在住であり、決して無関係ではありません。我々に出来ることは、この卑劣な国際犯罪を風化させないことです。毎年12月の人権週間には、議会の有志によるチラシ配りなどで啓発をしていますが、最後に拉致被害者が帰国してからすでに20年以上が経過しています。これからはもっと若い世代の皆さんにこの拉致問題を知っていただくことが重要だと訴えました。また、来年3月末で休館し改修工事もしくは建て替えを予定している県民ホールについては、役人や建設関係の企業の意見だけでなく、長年ホールを利用してきた音楽業界の皆さんの意見も取り入れた再整備を目指すことが重要であると意見を述べさせていただきました。副委員長でも質問できるの?と思う方もいらっしゃるでしょうが、出来るんです。委員長は質問できませんが、副委員長は委員長をサポートする立場でありながら一委員でもあります。通常はあまり質問はしないのですが、当委員会の自民党の委員構成は4期生以上のベテランの他は、副委員長の自分が3期生で下から二番目であり、あとは1期生が一人いるだけです。基本的には若手議員が会派を代表して質問するのが慣例ですが、さすがに1期生に全て任せてしまうのは負担が大きいだろうと、今期は「二刀流」で頑張っています。文化・スポーツ・観光といった将来に向け前向きな政策が中心となる委員会なので、1年間明るく楽しく、のびのびと議論していきたいと思います。
さて、議員として議会以外の公務も7月はバラエティーに富んでいました。7/3、神奈川県防衛協会の総会・懇親会では、自衛隊神奈川地方協力本部長の大谷三穂1等海佐の講演がありました。彼女は日本で初めて女性としてイージス艦の艦長を務めたエリート自衛官です。私が今年4月に自衛隊募集相談員に任命された際に、依属状を渡していただいたのも大谷本部長でした。そんなご縁で、懇親会の席でもお話をさせていただきましたが、改めて明るく聡明な方だと感じました。世界的には後れを取っていると言われていますが、日本も少しづつ働く女性が輝く社会になってきましたね。今後ますますのご活躍を期待しています。
その他の公務では、7/7に少林寺拳法神奈川県大会の開会式に出席し、亡き叔父の盟友であった甘利明衆議院議員に久しぶりにお会いすることが出来ました。政策通であり、いつもダンディーな甘利先生は、自分にとってあこがれの存在でもあります。また、7/18にはコロナ禍もあって久しぶりの靖国神社公式参拝に参加しました。戦争自体は決して肯定するものではありませんが、特殊な時代背景の中で母国のために命を懸けて戦った英霊たちに思いを寄せることは、日本国民として当然の行いであり、他国からとやかく言われるものではないと自分は思っています。この日の靖国神社はちょうど「みたままつり」開催中でもあり、無数の提灯が並ぶ参道を進み、小雨が降る蒸し暑い日ではありましたが清々しい気持ちで参拝することが出来ました。
7/27は、安全安心特別委員会のメンバーとして神奈川県消防操法大会に来賓としてお招きいただきました。7月上旬に地元南区の大会にも出席したのですが、やはり県内各地から精鋭の消防団が一堂に集まった景色は想像以上に壮観でした。実は議員になってこの大会を見学するのは初めてで、この日はロータリークラブや地元のお祭りなどスケジュールがびっしり詰まっていたのですが、次にいつ招待されるかもわからないので、無理して厚木の県防災センターまで愛車プリウスを飛ばして行ってきました。猛暑の中にもかかわらず、各地域代表の消防団の皆さんの演技は、きびきびとして力強く気合が入っていていました。こうした日々の訓練が、災害時の街と住民を守ってくれると思うと頭が下がります。横浜市の代表が鶴見区と金沢区で、地元南区が出場していなかったことだけが少しだけ残念でした。(笑)
そして、自民党神奈川県連として久しぶりの視察が7/29に行われました。視察先は追浜の日産自動車「グランドライブ」。わかりやすく言えば、車のCMなどでよく見る試乗コースのある施設です。自動運転や電気自動車の開発に積極的な日産自動車さんから、「是非、当社の最先端技術を視察して欲しい」とお声掛けいただいたことがキッカケで実現しました。日産アリアや日産リーフなど実際に試乗して「プロパイロットパーキング」「エマージェンシーブレーキ」といった自動運転の技術をを体験しましたが、自動車もついにここまで来たのか…と驚きを隠せません。特にプロパイロットパーキングは感動でした。具体的な説明は長くなってしまうので割愛しますが、この機能を搭載した車に乗って、大型商業施設の駐車場に行きたくなったのは自分だけではなかったようです。とにかく便利です!また、充電インフラのプレゼンでは、給電デモストレーションを体験しましたが、自宅のガレージで日産リーフをフル充電しておくと、災害時の停電などでエネルギーの供給がストップしても2~3日は生活が可能ということを知りました。能登半島地震で孤立化した集落のニュースを思い出し、脱炭素や省エネの観点だけでなく、災害対策という面でも電気自動車の普及促進は重要な課題だと改めて感じたところです。近年では自動車メーカー各社ともに、こうした技術開発に積極的ですが、我が神奈川県に本社を置く日産自動車さんは一歩リードしているなと思いました。頑張っている日産さんに改めてこの言葉を送ります。「やっちゃえ、日産!」
最後に後援会の活動を報告します。7/11に私の企業後援会「かながわ・みらい政経研究会」の総会・懇親会を開催いたしました。コロナ禍は書面開催だった「かな・みら」も昨年に続き対面での開催となりました。この組織は、私を支援していただく地元企業の皆さんから年会費をお支払いいただき、年に1度の総会・懇親会の他、ゴルフコンペやクリスマスパーティーなどを実施して地域経済などを語りながら会員同士の懇親を図ることを目的とした研究会です。また、法律で認められているいわゆる政治献金の受け皿的組織の一面も持っています。しかしここ数年、残念ながら毎年のように参加企業が減少している状況です。国会の裏金問題から端を発し、議員への企業献金も廃止すべきと一部の野党は主張しているようですが、我々地方議員は、事務所の家賃、人件費、光熱費等の経費については公費負担の割合が限られています。視察の費用や会合などの交際費は自費で賄うケースも多く、法律で認められた企業や個人からの献金は、我々の活動の命綱ともいえる大切なものです。地方議員の給与は世間一般で思われているほど高額ではありません。仮に私の議員給与だけで事務所の家賃と二人の事務員の人件費等を賄うことは、普通に考えて不可能だと想像していただけると思います。そもそも個人の給与は、家族を養う生活費と住宅ローンを払えば残り僅かです。昨今の「政治と金」がすべて悪だと思われることに違和感を感じますし、この風潮が蔓延すれば議員のなり手不足は今より深刻なものになると思います。よく「政治は金がかかる」と言いますが、議員活動を行う上で一定の資金は必ず必要になります。もちろんルールを破って不正な行為を行うことは許されませんが、認められた範疇において政治献金をいただくことは決して悪いことではないと理解していただきたいと切に願います。最後は愚痴っぽくなってしまいましたが、こんな状況の中でも多くの企業の皆さんに支えられて、今年の「かながわ・みらい政経研究会」の総会は無事開催することが出来ました。ありがとうございました!
以上で7月の活動報告は終了です。本当に暑い日が続いていますので、どうかお体ご自愛下さい。さあ、今日もこれから地元のお祭り廻りに向かいます。がんばるぞー!
7月
15
7月15日
6月
09
6月9日
2024年5月 活動報告
何かと忙しい5月が終わり、気が付けば6月になって2度目の週末を迎えました。早速、5月の活動報告を始めます。
毎年5月と言えば新年度の議会の人事を決める「臨時議会」が中心となります。新しい議長には、我が会派から緑区選出の柳下剛議員が就任されました。同時に自民党県議団の新執行部もスタートし、自分は今年度の自民党県議団副団長に就任することになりました。団長と四人の副団長で構成される団執行部の役割で最も重要なのが、「団会議」の準備や進行です。本会議や常任委員会の決議態度の確認はもちろん、議会運営委員会の内容、政調会による代表・一般質問の骨子説明、団長会での決定事項など、重要な案件を議題とするのが「団会議」です。つまり自民党県議団の意思決定は、全て「団会議」での決定事項によるものとなります。その他にも、様々なお知らせや資料の配布、更にはお弁当の手配なども団執行部の仕事であり、上手く進めるのが当たり前で何かが滞れば、団員の皆さんからおしかりを受けるなかなか大変な仕事となります。新任の杉本透団長をしっかりと支えて、1年間スムーズな団運営を目指し頑張ります。
また、今年度は「文化スポーツ観光常任委員会」の副委員長に指名されました。議員10年目にして初めて所属する委員会となります。自分が新人議員の頃「観光」は産業労働局の所管でしたので、常任委員会で長時間の質疑も行い、一定の知識を持ち合わせてはいますが、「文化・スポーツ」の分野は過去にあまり経験がなく、少し不安ではあるものの決して嫌いな分野ではないので、副委員長として1年間張り切っていきたいと思っています。
その他では、過去3年間所属していた「政務活動費連絡会」において今年度の座長に就任いたしました。国会は『政治と金』一色の状況ですが、県議会議員に支給される「政務活動費」は、国会議員の「政策活動費」とは違い1円単位まで領収書を添付した報告書を提出し、さらに今年度からはそうした書類が県のホームページで閲覧可能となりました。こうした改革を行ってきたのが超党派の議員による「政務活動費連絡会」です。皆さんの税金を原資に支給される「政務活動費」ですから、使途を明確にすることは当然の義務です。今年は座長という立場で、更に透明性の高い運用を目指します。
人事が一段落したので、あとは6月の第2回定例会(6/13スタート)を待つばかり。議会以外では、3日に2年連続で「ザ・よこはまパレード」に参加したり、10日に「戦没者追悼式」、11日に「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」、18日に「横浜日韓にぎわい祭」、30日に「かながわのみどりを創り育てる集い」など、様々な公務が毎週のように続きました。2年前はコロナ禍だったことが嘘のようです。忙しいって幸せですね!(笑)
また、5月~6月は総会シーズンでもあります。19日にボーイスカウト神奈川連盟の総会・懇親会、21日に地元の南事業会総会・懇親会、22日に自衛隊横浜中央募集相談員会総会・懇親会、23日に神奈川県防災消防組合の総会・懇親会、24日にお三の宮地区連合会総会に出席しました。6月はさらに多くの総会・懇親会が予定されています。こうして様々な団体からお声をかけていただき、各業界の皆さんとコミュニケーションを図れることは、議員にとって大変有効な時間であるとともに、大切な仕事の一つでもあります。そして、総会とは少し違いますが毎年恒例の南区薬剤師会と南警察の主催による「薬物乱用防止キャンペーン」にも例年通り参加しました。今年はパレードの進むスピードが速すぎて?なんだかアッという間に終わってしまった感がありますが、県警音楽隊とカラーガード隊は、いつ見てもかっこいいですね。毎年一緒にパレード出来て光栄です。
さあ、6月は新しい役職、新しい委員会での議会が正式にスタートします。不安より期待が大きく膨らむ5月の活動報告は以上です。また来月、よろしくお願いいたします。
5月
05
5月5日