活動ブログ 2023年9月

9月 09 9月9日

2023年8月 活動報告

新型コロナが5類に移行して最初の8月。社会がコロナ前に戻りつつある中、今年の夏は地域のお祭りと視察がメインの1ヶ月間となり、久しぶりに「日本の夏」を満喫することができました。

議会は当然のことながら9月までお休みです。この間の公務としては、8/15の神奈川県戦没者追悼式、8/22~24に常任委員会の県外視察があっただけで、後はほとんど地元の夏祭りやイベントに参加していました。特に土日や祝日は、昼頃から夜8時頃まで各町内会のお祭り・縁日・盆踊りに顔を出して地域の方にご挨拶です。多い日は一日で7~8か所くらい周りましたし、我が事務所の町内会では7年振りに神輿も担ぎました(体中痛くて3日間くらい使い物になりませんでしたが…)。とにかく4年振りのことなので、どの町内でいつお祭りが開催されているのか思い出すのに苦労し、更には猛暑に加え還暦を迎えた体力の衰えを感じないわけにはいかず、だいぶ苦戦しました。でも、久しぶりにお祭りが帰って来た地元の皆さんの顔は明るく、コロナ前より人出も多く感じられました。やっぱり「日本の夏」はこうでなくっちゃ!しかし、過去必ず顔を出していた町内の中には、お祭りが開催できなかったところもあり、コロナによる3年のブランクが大きな影響を及ぼした地域も決して少なくありませんでした。改めて突き付けられた高齢化・少子化といった課題を地元のお祭りで再確認することとなり、地域の伝統文化を継承していくことの大切さと難しさを痛感しています。

そして今回のメイン、冒頭少し触れましたが、数少ない公務の中でも久しぶりに開催された常任委員会の夏の県外視察についてご報告します。常任委員会の県外視察は昨年も開催されましたが、昨夏はまだ感染者数が多く、11月に延期されました。なので、真夏の時期に県外視察を実施するのはこちらも4年振りとなります。我が総務政策常任委員会の視察先は、佐渡島を中心とした新潟県に決定。新潟県と言えば学生時代はスキー、会社員時代も出張で数回行きましたが、佐渡島に渡るのは人生初です。なんで佐渡?と思われるかもしれませんが、実は興味深い調査先は結構あるんです。まず訪れたのは、佐渡市が取り組んでいる特別天然記念物「トキ」の保護・育成の現場でした。トキと言えば、学名「ニッポニア・ニッポン」で知られる日本固有の鳥類。日本最後の野生のトキ「キンちゃん」が死んで20年が経ちましたが、その後佐渡市は中国に生息していたトキを輸入し、佐渡の地で飼育・交配に成功。現在では約500羽のトキが野生化して佐渡市内に生息しています。トキの生息環境を守るために水田などに農薬を一切使わない等、市全体で様々な工夫をされており、これは一自治体の成功例にとどまらず、我が国として大変重要な事業だと感じました。レッドリストに載るような我が国の絶滅危惧種を守っていくことは、我々日本人としての使命です。佐渡市の皆さんには、心から拍手と感謝の気持ちを送りたいと思います。ちなみに、佐渡市のゆるキャラは「サドッキー」です!以後お見知りおきを。

そして佐渡に渡ったもう一つの目的は、航空自衛隊佐渡分屯基地の調査です。この基地には、日本にたった4基しかない高性能なレーダーが配備されています。早期警戒管制レーダーFPS-5、通称「ガメラレーダー」は、大型の航空機のみならず、北朝鮮などが発射するミサイル等の小型飛翔体をいち早く感知し、航空自衛隊の基地や洋上イージス艦に伝え、我が国の空の安全を24時間365日守ってくれています。「ガメラレーダー」のネーミングの理由は、見たままですね(笑)。また、中国やロシアの航空機が我が国の領空に侵入してきた際の自衛隊機のスクランブル発進は、2021年で1000回以上、2022年で700回以上も行われている事実に驚きました。毎年、平均して1日に2~3回のペースでスクランブル発進が日常化している現実を、日本国民はもっと知るべきだと思います。このように日々国民の安全と平和を守っている自衛官の皆さんに対して、本当に頭が下がる想いでした。国では防衛費の増額についての議論が行われている中、マスコミ等では否定的な意見もよく目にしますが、現状の世界情勢を考えた場合、もはや議論の余地はないと思います。戦争をするための予算ではない、国を守るための予算は絶対に増額すべきだと改めて痛感しました。

その他には、新潟と言えば日本酒!と思われる方も多いと思いますが、1892年から佐渡の地酒「真野鶴」を作り続ける尾畑酒造さんの「学校蔵」の取組みを調査しました。廃校となった小学校の校舎をそのまま酒蔵として再利用した、内閣府日本酒特区の第1号に認定されたサスティナブル・ブリュアリー「学校蔵」は、酒造り・共生・交流・学びをテーマに、まさにSDG’zなプロジェクトでした。酒造り体験・レストラン・宿泊施設など多様なプログラムや設備もあり、関係者の皆さんの佐渡が抱える様々な地域課題に向き合う姿勢がひしひしと感じられ、刺激をいただいた視察となりました。最近、議員視察に対する目が厳しい?ので、おいしそうな日本酒の試飲はグッとこらえてお土産として購入(笑)。横浜に帰ってから美味しく頂きました。

また、県の政策とは無関係な観光地の視察もNGな昨今ですが、尾畑酒造さんの酒蔵庫がかの有名な佐渡金山の中にあるということで、観光地とみなされそうな金山もちょっとだけ見学することができました。これはラッキーでした!常に低温が保たれる金山の坑道内は、酒造庫に適しているんだそうです。そして最後は高速連絡船「ジェットフォイル」で新潟市内に戻り、新潟県庁で民間による庁舎の利活用「県庁前ナイトマルシェ」などについて説明を受け、開業25周年を迎えた新潟県立植物園では「食虫植物展」「花と恐竜展」など積極的に企画を実施する姿勢を学び、2泊3日の県外視察は終了しました。実は今回、新潟滞在中の3日間は連日38度~39度という猛暑。しかし、この時期まさに日本で一番暑い場所に、わざわざ来た甲斐があったと思える新潟視察でした。議員視察、ちゃんと真面目にやってますよ!

 

いざ書き出すと、本当にお祭りと視察の報告だけでかなりのボリュームになってしまいました。8月はその他にも、神奈川県戦没者追悼式や横浜市小学生野球連盟(YBBL)の開会式など、印象深い活動も多々ありましたが、こちらは個人Facebookにて報告済みなので、良ければそちらをご覧ください。

台風が立て続いて発生するなど、9月の声を聞いて夏の終わりもすぐそこかと思いきや、相変わらず暑い日が続いています。コロナもじわじわと増えています。皆様も健康には充分留意してお過ごしください。