活動ブログ 2022年2月

2月 05 2月5日

2022年1月 活動報告

2022年がスタートして1ヶ月が経ちました。昨年末の時点では、前年のお正月に比べて少しは世の中も正常に戻りつつあるのかなぁ…などと想像していました。実際、前年はゼロだった企業・団体や地域の新年会・賀詞交歓会などのご案内も、例年に比べれば少ないながらもポツポツと事務所に届いており、そんな淡い期待をしていたと記憶しています。ところが現実は、オミクロン株という新たな敵の出現で、期待には程遠い状況が待っていました。コロナ前は80~90件の新年会等にお声がけ頂いていましたが、今年ご案内が届いたのは7~8件。それでも嬉しいことだと思っていました。ところが、ふたを開けてみれば全てが中止もしくは延期となりました。いくら重症化率が低いオミクロン株とは言え、この感染拡大の状況ではやむを得ないことだと思います。

かく言う私も、2/4に開催を計画していた県政報告会「かながわ未来セミナー」を延期とさせていただきました。今までの会食やアトラクションを中心とした「新春の集い」から、ウィズコロナでの会合として密を避けたセミナー方式に切り替えての新しい企画だったのですが、それすら実施できない状況となり残念です。ただし、特別講師の岸博幸さんや司会の栗原治久さんとの共演を私自身楽しみにしていたので、この企画は今年4月後半を目途に改めて開催する方向で進めています。詳細が決まりましたら再度ご報告させていただきます。

 

さて、そんな状況の中スタートした2022年最初の公務は、新春早々の1/5「第10回かながわ商店街大賞」の授賞式から始まりました。この賞は、県内で日々知恵を絞りながら頑張っている元気な商店街の取組みを広く紹介し、県民に改めて商店街の魅力や役割を知っていただき、他の県内商店街の参考となり活性化を促すことが目的です。今回は、地元南区の横浜橋通商店街さんが見事大賞を受賞!2019年の第7回に弘明寺商店街さんが受賞して以来、我が地元から2度目の大賞受賞となりました。4年間で地元の商店街が2回も大賞を受賞するなんてちょっと出来すぎ?かもしれませんが、それだけ我が南区には元気に頑張っている自慢の商店街と、そこで働く人たちの努力がある、ということだと思います。地元民としてとても名誉なことです。自分も商店街振興議員連盟の幹事として、また地元選出議員として表彰式に参加させていただきました。高橋理事長、改めて大賞受賞おめでとうございました!

冒頭でも記述したとおり、オミクロン株による新型コロナウィルスの感染拡大はとどまるところを知りません。皆さんもご承知の通り、1/21には神奈川県にも「まん延防止等重点措置」が発出されました。となれば、本当に申し訳ないと思いながらも飲食店等の事業者の方々に時短要請をしなければなりませんし、必然「協力金」の財源確保のため補正予算案を可決しなければいけません。今回は約411億円でした。措置開始の当日には臨時会が招集され、所属する産業労働常任委員会に於いて審議が行われました。事前には「1都3県足並みを揃えて…」との説明がありましたが、蓋を開けてみると酒類の提供時間において3県で対応に差がありました。神奈川は東京と同じ20時まで、埼玉は20時半まで(ワクチン検査パッケージの条件付き)、千葉は21時までと各県バラバラであり、神奈川と東京が最も厳しい規制となりました。30分や1時間程度の差で収益に大差ないという意見もありますが、最後の1時間に酒類が提供できるのは大きい、と言われる経営者もいます。当局に真意を確認したところ、最も感染者の多い東京と人口流入が一番多い神奈川は東京と足並みを揃えて感染対策をする必要があること、また神奈川と東京で酒類提供時間に差が出た場合、更に神奈川の人口流入が増加する可能性が高いとのことでした。あくまで感染の拡大防止を目的とした措置であるため一定の理解を示した上で、今後はより事業者に寄り添った対応を要望し、補正予算案は可決されました。もっと遅くなることを予想しましたが、22時頃に臨時会は終了。配布された夜食の弁当は、家に持ち帰って缶ビールのおつまみ代わりに美味しく頂きました。

議会ネタでは、1点追加でご報告があります。12月の活動報告で産業労働常任委員会の質問内容を記載しましたが、その中のキャッシュレス消費喚起事業について、私の要望通り「かながわPay」の利用期間が1月末から4月末に延長されることが、1/17に県より記者発表されました。ポイント利用は5月末までオッケーです。私もそろそろポイントが5000ポイントに近づいてきました。今からでも遅くありません。皆さんも「かながわPay」ぜひご利用ください。

自民党神奈川県連では、党本部が「党改革webキャラバン」という新たな試みを実施することになり、県連副幹事長として参加させていただきました。これは党の改革を最重要課題とする岸田文雄総裁の方針を受け、党改革実行本部長の茂木敏充幹事長のもと、各都道府県連が一緒に党改革に取組むためのリモート対話集会です。党本部からは、茂木本部長・上川陽子座長・山下貴司事務局長が参加され、我が県連からは土井幹事長・嶋村政調会長・原副幹事長と私の4名で参加しました。南関東・北関東・東京の3ブロックが同時に参加するため限られた時間の中、発言は各県連1名とのことで私の発言機会は無く「とても残念」と言わなければいけないのでしょうが、リモート会議がどうしても苦手で、とりあえずホッと?しました(笑)。神奈川からは「国民との対話」をテーマに、まずは党員との対話の機会を積極的に企画していくべき等、いくつかの提案しました。茂木本部長からは「前向きに検討したい」との発言もあり、一定の成果はあったと思っています。この企画自体は大変画期的で良いことだと感じているので、出来ればもう少し自由な雰囲気で、ある程度定期的に行うことも必要だと感じました。普段は敷居が高い(スミマセン!)党本部ですが、こうした企画をスタートして地方の意見に耳を傾ける姿勢を示していただいた事に感謝します。

地域の活動は相変わらずのコロナ禍で地味ですが、唯一新年行事として行われた「南区新春の集い」では、例年の飲食もなく参加者も少数精鋭。区長・議員代表・連合町内会長のみ挨拶して、後は地元の方々の獅子舞を見て解散となりました。その後の「消防出初式」も室内での表彰式のみで放水などの見せ場もなく、なんだかやっぱり寂しいですね。

その他として、所属している「横浜南ロータリークラブ」の活動をご報告します。これも12月のブログで触れましたが、我がクラブは創立60周年を迎え、地域で様々な活動をしています。その一環で今回は、いつもお世話になっている南警察署に新しい電光掲示板を寄贈しました。過去、やはり何周年かの時(いい加減でごめんなさい)に同じ南署に寄贈した掲示板が数年前に故障し、当時は自分が担当で修理しようとあちこち手を尽くしたのですが、型が古すぎて部品がなくあきらめた経緯があります。今回で二度目の寄贈となりました。先日の例会に南署の北村署長が出席され、クラブに対し感謝状を頂きました。立派な電光掲示板が設置されましたので、鎌倉街道の弘明寺周辺を通行の際は是非ご注目ください。

2月5日現在、オミクロン株による新規感染者は神奈川県で9,000人を超えました。おそらく現在の「まん延防止等重点措置」の期限である13日の解除は、残念ながら難しいでしょう。我々県会議員は、来週か再来週には再度「協力金」の補正予算案を審議しなければなりません。もう本当に、これを最後にしたい!と心から願っています。皆様も感染にはくれぐれもお気を付けください。