活動ブログ 2023年11月

11月 20 11月20日

2023年10月 活動報告

冒頭からいきなり謝罪となってしまいますが、活動ブログの更新が大幅に遅れてしまったことをお詫びします。10月は志を共にした友人の急逝、仕事上の大切なパートナーの病気再発、その他諸々の身近な所でのトラブルが立て続けに発生しました。辛く重苦しい日々が続き、どうしても明るく前向きな報告をブログにアップするまで自分のモチベーションを上げることができませんでした。それでも日々仕事は続きます。そんな中で、毎日人前に出て笑顔で挨拶したり、公の場で積極的な議論をすることに疲れてしまいました。正直に言えば、今もかなり無理をして自分に鞭を打ちながら、この活動ブログを更新しています。そうは言っても初当選以来、毎月継続して来たHPの「活動ブログ」を中断するのは更に辛い事と思いますし、いつまでも落ち込んでいるのも自分らしくありません。11月も後半に入り、ようやく前を向けるようになってきました。頑張って10月の報告始めます。

令和5年第3回定例会(前期)は、10/13に無事終了しました。所属する総務政策常任委員会では、菅前総理や河野デジタル大臣などが提唱し話題となっている「ライドシェア」について議論を交わしました。コロナ後の社会はインバウンドの復活などで賑わいが戻りつつあり、確かに観光地などでタクシーの不足が課題になっています。地域ごとの現状をしっかりと検証し、法改正を含め検討していく必要があると感じています。しかし、現状のタクシー業界の実状も勘案することが大切であり、拙速な実施は控えるべきと主張しました。実は会社員時代の同僚が現在タクシー会社の社長を務めており、ライドシェアに関してはかなり厳しい意見もいただきました。今回検討を始める『神奈川版ライドシェア』については、企業・住民の意見をしっかりと吸い上げ、ウィンウィンの方向性を担保することが重要です。まだ議論が始まったばかりですが、全国に先駆けて神奈川発の「ライドシェア」を模索していきたいと思います。また「神奈川県広報戦略の改訂」については、元広告代理店マンの血が騒ぎ?他県と比較してもあまり良い出来とは思えない(ごめんなさい!)県の広報動画について、あれこれと意見を言わせていただきました。詳しくは県議会のHPでYouTube動画が視聴できるのでご覧ください。県民の皆さんが注目している物価高対策の補正予算は第3回定例会の後期(11/24~12/18)で補正予算の審議を行いますので、12月の報告までお待ちください。

地域での活動は、実りの秋を迎え忙しさが増すばかりです。自分が育成会の副会長を務める地元南区の「ボーイスカウト横浜第1団」は、恒例の『はこぶね寄席』を10/11に開催しました。これは、地元ボーイスカウトの活動資金を援助するため、私の父・豊彦や南区NO.1著名人?の故・桂歌丸師匠が中心に始めた企画で、今回が第48回になる歴史ある寄席です。今回は名人の柳家三三師匠を中心に、特別ゲストとして山田邦子さんも出演したことで、大勢のお客様にご来場いただき大いに盛り上がりました。チケットの売り上げがそのままボーイスカウトの活動資金になるわけですから、なるべく多くの方に参加していただくことが支援になります。今回も大成功でした。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。ボーイスカウトはじめスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

10/21、自分が顧問を務める少年野球チーム「横浜南ボーイズ」が所属するボーイズリーグの「リスト杯少年野球大会」が開会式を迎えました。コロナ禍での式典は来賓なしだったので、久しぶりの開会式参加となりました。素晴らしい天気の下で清々しい開会式でしたが、始球式を務めるはずの某市会議員が急遽欠席となり、またも始球式の大役が自分に回ってきました。一年に2回も少年野球大会の始球式をやるなんてもちろん初めてです。しかも今回は前回の軟球ではなく硬球です。重くてホームまで届かないかも…と恐怖を感じながらマウンドへ向かいました。ところが結果はまさかのストライク!もちろん山なりのへなちょこボールでしたが、ちゃんとストライクゾーンに入りました。誰も期待していなかったため、関係者一同「目が点」。選手諸君やご父兄の皆様からは大きな拍手をいただきました。これからは始球式担当議員?として緊急登板に対応するよう、しっかり肩を作って調整していきたいと思っています(笑)。

10/22、県立こども医療センターで遠方から来て治療を受ける子どもたちの家族の宿泊施設「りらの家」に新たに完成したウッドデッキのお披露目会に招待されました。運営しているNPO法人「スマイルオブキッズ」の松尾理事長はじめ、こども医療センターの黒田総長や河北小児がんセンター長などとテープカットに立ち会い、敷地内に新たな施設が完成したことをお祝いしました。小高い丘の上にできたウッドデッキは、看病などで疲れたご家族の心をきっと癒してくれることと思います。「りらの家」については、先日県の「中小規模事業者省エネルギー設備導入支援補助金」の申請が受理されたばかりで、嬉しいことが続いています。これからも応援団として、「りらの家」を支援していきたいと思います。バザーも芋煮会も楽しかったです。

また10月は、地域の健民祭・運動会・ふれあい祭り等の健康をテーマにしたイベントが盛んです。コロナ前に比べれば、まだまだ数は少ないのですが、それでも10月から11月初旬にかけて6ヵ所のイベントに参加しました。秋の風物詩が戻って来て、世の中は少しづつ元通りになってきたことが実感できます。

忘れちゃいけない、議会以外の公務も活発に行われています。10/20は、県連政調の視察で世界最大規模のLPガス補填基地「夢の絆・川崎工場」に行ってきました。政調の視察も久しぶりで、前回はコロナ前にまで遡ると思います。日本瓦斯㈱(通称ニチガス)さんは、DX化・効率化を進めるとともに、「競争から共創へ」をテーマに、物流改革を積極的に目指しています。自社のみならず同業他社にも川崎港からアクセスの良い川崎工場を補填基地として利用してもらうなど、新たな取り組みを進め業界全体の底上げに一役買っています。地震などの「災害時に強いガス」として注目を集めるLPガス。都市ガスとの差別化を図り、県民へのエネルギー供給を支えるニチガスさんに期待しています。一見地味ですが、大変勉強になる視察となりました。

最後は、10/25にこれも4年振りに「ボーイスカウト活動推進議員連盟」の研修会・懇親会が開催されました。改選期を迎えたため、各議連も執行部のメンバーが刷新されます。通称「スカウト議連」で自分は今年度から事務局長を務めることとなりました。初仕事がこの研修会・懇親会だったのですが、事務局長イコール司会進行は議連のあるあるです。この日も御多分に漏れず司会進行役として、ゆっくり食事する時間もなく事務局長の仕事を全うさせていただきました。地元でボーイスカウト活動の支援をしている自分にとっては、忙しいながらもやりがいのある仕事です。後日、議会局の職員から「名司会!」と言われ、お世辞とわっかてながらも、ついにやけてしまう自分が恥ずかしい今日この頃です。3期目は、こうした議連などの事務方の責任者に抜擢されることが多くなり、ますます忙しさが増してきたことを実感しています。

今回はいろいろあって落ち込んでいる時期がありましたが、仕事が自分の背中をおしてくれた1ケ月だったと思います。いつまでもクヨクヨせず、先に天国へ旅立った友人の分も、懸命に病気と闘っている後輩の分も頑張らねば!やっとそう思えるようになりました。引き続きよろしくお願いいたします。