2025年7月 活動報告

2025年8月10日

参院選・横浜市長選と立て続けに行われた大きな選挙が終わり、ようやく平穏な日常が戻りつつある8月上旬。特に市長選後半の暑さは尋常でなく、各陣営の選挙活動に従事された皆様には心から「お疲れ様でした!」と申し上げたいと思います。私はと言えば、参院選については友人でもある「わき雅昭」候補の当選のため全力で戦いました。結果は3位となり、目指した目標には及ばなかったものの、722,917票という多くの得票をいただき当選を果たせたのは、新人候補としては充分に誇れることだと思います。ただ本当に厳しい戦いだっただけに、この結果に喜んだと同時に心から安堵しました。一方、市長選については諸事情もあり、あまり前面に立って活動することはなく、むしろ市会議員の補欠選挙が行われた金沢区で「甲斐まこと」候補の応援に注力していました。結果は大変厳しいものとなり、今はそのことが重く心にのしかかっている状態です。自民党は本当に危機的状況にあることをしっかりと認識しないと大変なことになる(もうなっていますが…)と改めて痛感しました。この結果を重く受け止めながら、7月の活動報告を始めます。

 

とにもかくにも、今年の7月は選挙一色でした。前回のブログで報告した通り、県議会は参院選公示日の7/3から一旦休会となり、再開は投票日が過ぎた7/22となりました。必然、地元に戻り参院選に『全集中』しなさい!ということになります。3月に開催した「新堀ふみあき春の集い」に参加してもらったことから始まった「わき雅昭」候補の応援活動は、5月から6月と日が経つにつれてヒートアップ。あらゆる会合への参加や駅頭・街頭でのビラ配りが日に日に増えていきました。そして迎えた7月本番。わき陣営から支給された水色のポロシャツを身にまとい、7/3の出陣式を皮切りに弘明寺・井土ヶ谷等の乗降客が多い駅を中心に街頭活動を実施し、「わき雅昭」の名前を連呼し続けました。経歴もスキルも人柄も文句なしのわき候補ですが、新人で前職が県職員ということもあり、どうしても知名度が不足しています。まずは有権者の皆様に名前を憶えていただくことが課題でした。

自分が支部長を務める南区連合支部の役員会や京浜急行電鉄(株)の朝礼にも 顔出しさせていただき、とにかく知名度アップに努めた前半から中盤戦。そんな中、選挙期間中に候補者本人が唯一我が地元に入る日程が7/12に決まり、この日は菅元総理も応援に地元入りすることから、会場となった弘明寺商店街は熱気に溢れていました。聴衆が集まる広いスペースがない弘明寺商店街での活動スタイルは、いつも「練り歩き」からの「ショート街頭演説」になります。今回は総理大臣経験者の菅さんが参加することで警備体制が最上位の厳しさになり、県警本部に加え地元の南警察署からは署長以下大量の警察官が投入され周囲は物々しい雰囲気に。とは言え、私自身はこの雰囲気にもすっかり慣れて?いつものように練り歩きの先頭でマイクを持ち「すが元総理も駆けつけて、わき雅昭候補が弘明寺商店街の皆様にお願いに参りました!」と地元の皆さんに呼びかけ続けました。短い時間ではありましたが、有権者と直接触れ合える有意義な活動だったと思います。猛暑の日中、ご参加いただいた支援者の皆様、完璧な警備体制を敷いてくれた県警察、さらには各陣営のスタッフの皆さんに感謝です。そうそう!同期の田中信次県議も応援に駆けつけてくれました。多くの方の協力で、無事に我が地元最大の山場を乗り切ることが出来たと思っています。

そして、選挙戦終盤は空中戦へと突入。毎日のように、わき候補の活動動画や活動予定などの情報がSNSで拡散されます。昨今の選挙はにおいてSNSの活用は必須です。躍進した参政党や国民民主はSNSの活用が上手で、学ぶべきところは大いにあると思いました。しかし最後の一押しとなると、やはり大物投入による応援演説は欠かせません。このへんは昭和から変わっていない「選挙あるある」ではありますが…。神奈川選挙区では、石破総理が2度に亘ってわき候補の応援演説を行い、「令和の米騒動」で今や最も人気者の小泉農水大臣も複数回、神奈川で街頭演説を実施しました。私も自分の選挙区を飛び出して、横浜駅西口や桜木町などで街頭活動に参加したのですが、最も印象深かったのは中西けんじ衆議院議員(3区)が参加した桜木町駅前です。6年前の故島村議員の参院選でも経験したのですが、中西議員のMC?による街頭活動はとにかく大変なんです。でもこれがなぜか楽しい!政策ビラを受け取ってくれた方を見逃すことなく、マイク越しに右へ左へと指示が飛び候補者も応援議員も走り回らされ、体力的にはハードですが、渡す側も渡される側も嬉しい気持ちになります。中西先生、どこかの選挙でまたご一緒にお願いします。

   

さて、参院選は選挙区の他に比例区の選挙も同時に行われます。いわゆる「全国区」というやつです。一昔前は、政党名を書けばよかった二枚目の投票用紙ですが、現在では比例候補者の個人名を書くことが可能ですから、これはなかなか投票する側も難しい面もあるかと思っています。もちん自分は神奈川選挙区では、わき雅昭の応援に全身全霊で取り組んだわけですが、比例区となると多方面に気を使いながらの活動が必要となってきます。日頃から後援会の中心メンバーとして活躍していただいている郵便局長会からは「いんどう周作」候補。またこちらもお世話になっている地元薬剤師会からは「本田あきこ」候補への選挙協力の依頼がありました。そして自民党神奈川県連の中では「橋本聖子」候補の担当議員という立場でもあります。更に今回は、コロナ禍で飲食を伴う会合が開けなかったときに、講演会の講師としてお招きして以来、親交のある経済評論家の「岸ひろゆき」候補まで出馬して、何とも悩ましい状況となりました。自分の支援者には、それぞれの政策パンフレットをお配りして「投票は是非この中から…」とお願いするしかありませんが、具体的な活動要請があった場合には時間の許す限り全力で対応しました。いんどう候補はポスター貼りのお手伝い、橋本候補からは宣伝カーに乗ってウグイスならぬカラスとしてマイクを握りました。岸候補は菅元総理にも近く、スッタフも選挙に不慣れなことから、候補者本人と共に神奈川2区内での街頭活動と宣伝カー同乗で協力させていただきました。たった半日ではありましたが久しぶりに岸さんとご一緒させていただき、病気をおしてまで出馬し「自民党を中から変える」という気概と、「消費減税も給付も愚策。最も大切なのは国民の所得をいかに増やすか」という演説に感銘を受けました。移動中の会話で、岸さんのお姉さまが自分の高校の先輩だということも発覚し、大いに盛り上がったのですが…。比例区の結果は、いんどう候補・橋本候補・本田候補は当選し、岸候補は残念ながら落選となりました。上記3人の候補の当選に胸をなでおろすと共に、今の自民党には絶対に必要な人材だと確信していた岸候補の結果が残念でなりません。でもご本人は先日「サンジャポ」に出演されていて、お元気そうだったので安心しました。今後のことはわかりませんが、また再会してご指導お願いしたいと心から思っています。

    

様々なことがあり、厳しくも多くを学んだ参院選でしたが、まずはわき雅昭を国会に送り出すことが出来たのは本当に嬉しく思います。彼のように若く情熱があって、なんのしがらみもなくフラットに国政を見ることが出来る人こそ、今の自民党に必要不可欠な人材です。我々の代表として小泉進次郎県連会長と共に自民党を変えてほしいと切に願っています。そして、必ず期待に応えてくれるとも思っています。当選報告会の本人の表情がすべてを物語っていました。自分も県庁でともに働いていた時とはまた違う立場で、「脇ちゃん」と連携しながら神奈川のために汗を流していきます。皆さんも「参議院議員・わき雅昭」に期待してください。

 

7月の活動報告は、すっかり参議院議員選挙の報告となってしまいました。と言うか、他に何をしたのかよく覚えていません!どうかご了承ください。8月からは通常運転の活動ブログになるかと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。