2025年10月 活動報告
11月に入り、朝夕などはすっかり冷え込むようにました。事務所や自宅で暖房をつけることも珍しくなくなった今日この頃です。私自身、少し風邪気味ではありますが10月の活動報告を始めます。
昨年の10月は決算特別委員会の委員長を命じられ、委員会運営に毎日アップアップ?していたことが思い出されます。それに比べたら今年は余裕をもって活動ができる、と思っていたのですが甘かったようです。自分でもよくわからいのですが、なぜか忙しい…。車で移動中はいつもFMヨコハマを聞いているのですが、金曜日のパーソナリティがしゃべっているのを聞いて「あれ?この人2~3日前に出てなかった?」と思うほど1週間が経つのが早いと感じます。自分なりに分析したところ、近年は秋から冬にかけての企画が様々な理由で中止や延期になっていたのですが、今年は久々にフルスペックで実施するため、忙しく感じていることがわかりました。特に1年半ぶりに開催するゴルフコンペと2年振りに開催するクリスマスパーティーの準備が重なり、事務所スタッフ一同アップアップの状態でした。年間スケジュールは、もっと計画的に立てないといけませんね。(汗)
さて、そんな中でも県議会は淡々と進みます。10/7の常任委員会を経て10/14の本会議で補正予算を採決。地域医療に向けた物価高騰対策を中心とする約49億円の9月補正予算を可決して第3回定例会(上期)は無事終了しました。この補正予算の中には、私が委員長を務める産業労働常任委員会が所管する「米国関税措置や日産自動車生産縮小等に対する支援」も含まれており、しっかりと可決することが出来てホッとしています。
その他公務としては、間もなく開催される「東京2025デフリンピック」の周知イベント「神奈川キャラバン」を県庁にお迎えしたり、自民党県連の教育グループ事務局長として専門学校各種学校協会の主催による「仕事のまなび場報告会」に出席したり、スカウト神奈川振興議員連盟の勉強会・懇親会に出席したりと、得意分野において充実した活動が出来た10月であったと思います。

議会がひと段落したのも束の間、秋は地域のイベントが目白押しです。特に10/12は1日になんと7ヵ所の運動会や秋祭りなどが開催され、今思い出してもどこに行って何をしゃべったかよく分からなくなっております…(汗)。ただ、お声がけ頂くのは嬉しい事ですから、とにかく時間の許す限り区内を駆け回るのは我々議員としたら当たり前です。結果、多くの地域の方々とコミュニケーションを取ることが出来ました。これが大切なんです!

そんな中で、南区三大祭りの一つである「いきいきふれあい南なんデー」が10/5に開催されました。健康と福祉をテーマにした南区オリジナルのお祭りで、毎年多くの区民や団体が参加しています。健康診断や手話教室・ボッチャ体験等の他に、時節柄ハロウィンをテーマにしたお子様向けのコーナーなど、駆け足で回っても2時間以上かかりました。他にも様々な団体の活動を伝えるパネルコーナーがあり、その中で特に興味を覚えたのが災害避難所における障がい者対応でした。地震・台風などの自然災害が起これば、障害を持った住民も健常者と同じ避難所で過ごすことになります。ただでさえ不安な中、意思を伝えるのが難しかったり、逆に行政からの情報が伝わらなかったり、障害をお持ちの方が避難所内で苦労されるケースは容易に想像できますが、現状の避難所ではそうした配慮はなされていません。避難所内のマップをピクトグラムを使ってわかりやすく掲示したり、行政からの支援物資の情報などを明記した伝言ボードを配置するだけで、障がい者の皆さんの安心感が増すことを学びました。こうした取り組みを普及するため活動しているグループのお方とも初めてお話しすることができ感銘を受けたとともに、今後この取り組みが県内中に広がるお手伝いが出来ればと思っています。

また、恒例のボーイスカウト横浜1団の活動を支えるチャリティーイベント「はこぶね寄席」を今年も10/6に開催しました。今年は開催50周年ということで、『笑点』でお馴染みの(古いかな…)林家木久扇さんを始め、地元出身のお笑いコンビ「オキシジェン」など多彩なメンバーがそろい、チケットも例年以上の売れ行きで、育成会副会長としても一安心。毎年様々なご手配をしていただく故桂歌丸師匠お弟子さんの歌太郎さんに、心から感謝です。近年では物価高の影響もあり、キャンプなど日頃の活動に係る経費もばかになりません。会場費や出演費を払った残りの売上をありがたく活動費に充てさせていただきます。年々人数が減少し、南区内のボーイスカウトもこの1団のみとなってしまいました。父・豊彦の時代から続くこのイベントが60年70年と続くようがんばります。70周年は、さすがに後継者に託しますが…(笑)。


その他の活動としては、日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)のリスト杯開会式や、県立こども医療センターの患者さんの宿泊施設「リラのいえ」のバザーに参加したり、特に週末は忙しく過ごしました。リスト杯では、今回も始球式を担当しました。最近はすっかり『始球式要員』ですが、今回はピッチャー役ではなく初めてバッター役をやらせていただきました。 「リラのいえ」バザーでは、出張用の小物入れを800円で購入。なかなか気に入っています。その際にスマイルオブキッズの松尾理事会から、最近施設内に開所したきょうだい児の保育室を見学させていただきました。現状、遠方から県立こども医療センターに治療に来たご家族のきょうだい児を、どこで預かるかが課題になっています。「リラのいえ」の保育は一般の保育と違い、行政の支援が届きにくい状況です。こうした課題を解決するため、今後も行政と議論していくつもりです。

最後に、10/20に開催された渋谷たけし市会議員の横浜市会議長就任祝賀会についてお話します。このブログでも過去に何回か触れたと思いますが、渋谷市議は私が高校1年生の頃に私の父の運転手として政治のキャリアをスタートしました。当時まだ大学生だったと思います。高校生と大学生ですから、当時は『アニキ』のような存在であり、確か最初に関内の街に飲みに連れて行ってくれたのも渋谷さんだったと記憶しています。あ、もちろん二十歳を過ぎてからの話ですが…(汗)。その後、渋谷さんは父の秘書となり、父が政界を退いてからは菅義偉衆議院議員の公設第一秘書として活躍しました。そして現在は横浜市会議員の5期目です。気が付けばそれから50年近い歳月が経過したことになります。そりゃ、お互いジジイになりますね。しかし、当時からの関係性は全く変化なく、今でも仲良くしています。自分が県会議員に出馬する気持ちを固めた要因は渋谷さんの熱い説得(半分は脅迫?だった気もしますが…)が大きかったと思いますし、議員になってからもいろいろ助けていただきました。面と向かって言うのは嫌ですが、感謝しています。そんな渋谷さんがついに市会議長!菅元総理も「感無量です」とおっしゃっていましたが、自分だって負けないくらい感無量です。デカくて、優しくて、頭が良くて、超テキトーな渋谷さん。本当におめでとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

10月は何かといろいろあって、バラエティーに富んだ報告となりました。相も変わらずブログのアップが翌月中旬にまでずれ込んだことをお詫びして、今回の活動報告を終わります。