2023年4月 活動報告

2023年5月14日

GWも終わり、無事に5月8日を迎えて新型コロナウィルス感染症は感染症法上の「5類」へ変更されました。3年以上にわたり議会でのコロナ対策に従事してきた自分にとっては、まさに「待ちに待った特別な日」となった訳です。憂鬱の種であった感染者数の発表も終了しましたし、マスクの着用も完全に個人の判断に任せられます。ところが8日を過ぎても街中を見渡せば、8~9割程度の人がマスク着用のまま屋外を歩いていますし、屋内での多人数の会合などはほとんどの方がマスクをしたままと感じました。自分が想像していた「アフターコロナ」とは少し違いましたが、これが日本人の良いところでもあるのだと思います。本当の意味での「アフターコロナ」には、もう少し時間がかかるのかもしれません。

さて、4月の報告となるとどうしても統一地方選挙が中心になりますが、選挙に関しては前回のブログで既に報告済みなので、今回は選挙以外の4月の活動を報告します。とは言え、改めて振り返ると選挙に関連した活動を除いてしまうと内容がかなり乏しく?なってしまいますので、少しだけ触れることにします。

4/12、南区役所にて当選証書授与式が行われました。自分にとっては3回目の授与式ですが、無投票だったこともあり、過去2回に比べれば喜びも半分くらいだったでしょうか…。実は選挙後、県庁で激戦を勝ち抜いてきた先輩・同僚議員と顔を合わせたとき、それぞれ選挙期間中の思い出話になったのですが、選挙の話で盛り上がれない自分は、頭の中で疎外感や後ろめたい気持ちが渦巻きました。そんな気持ちが日に日に強くなり、「議員は有権者の投票により選ばれて議会の場で地域の代表として働くものであり、無投票だった自分に果たしてその資格があるのだろうか?」と悩むようになっていました。そんな状況の自分に対して、ある支援者の方が「無投票とは相手が恐れをなして戦いを放棄したのだから勝は勝だ。胸を張って4年間仕事をして来い!」と喝を入れてくれました。ある意味「無投票後遺症」?だった自分は、この言葉で目の前の霧が晴れたようでした。ぶっちぎりのトップ当選も当落すれすれの滑り込みも「勝は勝」、無投票当選も「勝は勝」です。気持ちも新たに、議会で思う存分暴れたいと思います。

選挙の話はこれくらいにして、その他の活動をご報告します。コロナ禍が収束に向かう中、久しぶりに地元南区にある県立横浜国際高校の入学式に招待されました。入学式の中止、生徒のみ、保護者1名のみ、と制限の段階を経て行われてきた県立高校の入学式ですが、4年振りにフルスペックの開催となったことは本当に喜ばしいことです。新入生の期待と不安が入り混じった初々しい表情、すっかりお兄さんお姉さんになった在校生の校歌斉唱、それを見守る多くの保護者の方々。本来あるべき入学式の風景が戻ってきました。ここ数年、祝電対応のみだったせいもありますが、久しぶりに生の入学式を目の当たりにして、この生徒たちの未来を守ることが我々の仕事なんだということを改めて感じることができました。将来のある若者たちを支えていく仕事ってやりがいがあると思いませんか?また議員になって良かった、と実感できた一日でした。

町内会のバーベキュー大会や神社の例祭など、目に見えて活発さが戻ってきた我が街南区。4月中は選挙後のご挨拶も兼ねてあちらこちらと回りましたが、そんな中昨年の夏に交通規制に関する陳情を受けた町内を通りかかり、警察と協議したことを思い出しました。一時停止の道路標示が道路工事の影響か「止まれ」が「れ」だけになっているのでみっともない。また、坂の途中のT 字路で下って来る車のスピードが速く危ない。といった内容の陳情でしたが、警察署からは年度内に対応する旨の回答をいただいていました。「止まれ」の方は道路工事は市、道路標示は警察、とまさに縦割りが原因で発生した事例です。早急に対応して欲しい旨伝えました。T字路は警察の調査の結果、交通量が少なく一時停止にするのは難しいが運転者が交差点だと認識しやすいように標示を追加する、との回答を得ていました。年度も変わったので、はたして工事は完了したか?と思い立ち寄ったところ、2か所とも整備されていてひと安心。こうした地域住民からの要望は、我々議員にとっては日常茶飯事です。細かい話かもしれませんが、こうした細かい要望をひとつひとつ解決していくことが県民の安全を守ることに繋がります。地味だけど大切な仕事だと思っています。

さあ、いよいよ新しい任期の4年間がスタートしました。既に新しい県議会議長や自民党県議団の団長などの執行部人事も決まっています。このブログを更新している翌週には、自分が今年度に所属する常任委員会なども確定する予定です。令和5年度はどんな委員会でどんな仕事ができるのか、今からワクワクしています。新年度もどうぞよろしくお願いいたします。