2024年3月 活動報告

2024年4月14日

4月を迎え、大岡川の桜も満開です。暑かったり寒かったり、晴れたり大雨だったりと不安定な気候が続きますが、令和6年度はスタートしました。新年度は議会でどの委員会に所属して、会派内ではどんな役目を受け持つのか?これは5月連休明けの臨時議会までわかりませんが、毎年この時期は色々と妄想?しながら過ごしています。年間を通して4月は議会が開催されない数少ない月でもあり、先週は溜まった書類の整理など事務所の大掃除で気分もリフレッシュ。早速3月、と言うより令和5年度末の活動報告を始めます。

令和6年度当初予算案を中心に審議する県議会令和6年第1回定例会は、2/13から3/25まで約1か月半をかけて行われました。その間、本会議、常任委員会、特別委員会を経て4日間の予算委員会で集中審議を行い、再び常任委員会、本会議に戻って各議案を採決し、2兆1千億円を超える一般会計含む総額約4兆5千億円の6年度当初予算は無事可決され終了。今定例会では本会議一般質問と予算委員会の二度にわたり自身の登壇があり、常任委員会での質疑も併せ、とにかく忙しかった印象です。2/22の一般質問はすでにこのブログで報告済なので、3月のトピックスとしては予算委員会について報告します。

3/12から4日間の日程で始まった予算委員会。実は予算委員会で登壇するのは久しぶりで、前回(2年前)は副委員長だったので質問は4年振りになります。自分の受け持ちは最終日の3/15でした。我が会派の慣例で、予算委員会は4人一組のチームで臨みます。自分は、後輩の2期生二人(大村議員・桝議員)と最終日最後の質問を飾る柳下団長に挟まれた格好で、3人目の登壇となりました。予算委員会は時間との闘いです。目線の先には大きな計測器が時間を刻みます。自分に与えられた時間は30分で、あまり欲張ると時間オーバーの可能性が高く、今回はテーマを絞って質問することにしました。選んだテーマは「外国人労働者の職場環境について」としました。近年、我が国の人手不足・労働力不足は深刻な状況であり、建設業・運輸業・サービス業問わず喫緊の課題です。私の地元でも多くの企業が外国人労働者を雇用しています。県の次年度予算案にも、特に中小企業を中心とした外国人労働者の雇用促進を支援する予算が組まれており、雇用側と就労側双方に支援が届くような取り組みを実現するよう、黒岩知事等に訴えました。詳しくは、神奈川県HPから県議会のページの動画ご覧ください。調子に乗ってしゃべりすぎて、最後に時間が足りなくなって焦っている私の姿が確認できます。(笑)

議会以外の公務として2点報告します。昨年秋にベトナムとカンボジアを視察したことは既に当ブログで報告済みですが、その時ベトナムの経営者の方々との意見交換をする時間がありました。VJCCという日本政府が支援している日本のビジネスを学ぶ研修コースの若手経営者の皆さんが、今回は研修の一環として日本を訪れ神奈川県庁を訪問してくれました。約4か月ぶりの再開であり、覚えている顔も複数参加していて、意見交換というよりはセレモニーでしたが本会議場などを案内し盛り上がりました。前述の予算委員会のテーマもそうですが、ベトナムを中心としたアジア諸国との繋がりは今後ますます重要になってくると思います。今や中国に次ぐ在日外国人の第2位となったベトナム人は、親日家が多くとても勤勉です。ともに発展していけるような協力関係をこれからも築いていきたいと改めて強く感じました。

もう1点は、生まれ変わった旧横浜文化体育館「BUNTAI横浜」の開館セレモニーです。来賓としてご招待いただきました。横浜文化体育館と言えば、自分が子ども時代から青春時代にかけて、大物歌手のコンサートやプロレス興行など大規模な催し物のイベント会場としてその存在感を放っていた場所です。省略した『文体』の呼び名で親しまれ、ある種地元のランドマーク的な存在でもありました。近年では、少林寺拳法神奈川県大会の会場として、来賓の立場で訪れてもいました。そんな文体が、横浜市の関内地区再整備計画の一環として、装いも新たに開会式を迎えたのです。ネーミングも略称をそのまま活かして「BUNTAI横浜」。外観も以前のコテコテのザ・体育館的なものから、おしゃれな意匠の外観に生まれ変わりました。ちなみに外観は、帆船の白い帆を表しているとのことです。当日はサプライズゲストとして、俳優の竹中直人さん(個人的に大ファンです!)と元乃木坂46の秋元真夏さんも参加。その他のパフォーマンスも素晴らしく、想像以上に楽しめた式典となりました。横浜市、なかなかやりますな。

この時期の我が地元の地域活動と言えば、桜と切っても切れない間柄となります。なんといっても我が南区の誇る「大岡川の桜」は3月末が見どころ。今年は気温が低い日が多く、桜は例年よりは少し遅めの開花となりましたが、南区が1年間で最も賑わうのがこの時期です。そうした中、「第1回みなみ桜まつり」が3/23に開催されました。南区恒例の桜まつりがなぜ第1回?と思われる方もいると思いますが、昨年から春に行われていた「桜まつり」と夏に行われていた「南まつり」が合体?して「みなみ桜まつり」となったのです。ところが昨年の開催は季節外れの豪雨に見舞われ、残念ながら中止となりました。というわけで今回が栄えある「第1回みなみ桜まつり」となったのです。区としてはコロナ禍も含め実に4年振りとなる大型イベントの開催となり、桜の花はまだちょっと早かった、いやほとんど咲いていなかった(汗)のですが、会場の蒔田公園は2日間多くの人で賑わいました。私はと言えば、議員団の代表として祝辞を述べさせていただき、その後は知人や支援者の皆さんが出店しているテントを回り、カレー・焼きそば・焼き鳥など「営業協力」に努め、おなか一杯となりました。

その他にも、中村地区のセンター祭りや横濱橋商店街の桜まつりなど、地域のイベントはまさに『花盛り』を迎え、久しぶりに多忙な週末を過ごした1か月となりました。

最後に、所属する横浜南ロータリークラブでの活動を紹介します。「リラのいえ」は県立こども医療センターに隣接する、遠方から医療センターで治療を受ける病児とともに訪れる家族の宿泊施設です。このブログでも何度か紹介していますが、「リラのいえ」を運営するNPO法人「スマイルオブキッズ」さんは、議員としてもロータリークラブの一員としても常日頃から応援をしています。宿泊する病児のご家族が使う洗濯機が古くなって「いつ壊れるかわからない」状況だと聞き、ロータリークラブの社会奉仕活動の一環として、今回新品の洗濯機を寄付することになりました。贈呈式?と言うほど大げさなものではありませんが、家も近所なため駆り出され、まあまあ高齢な?クラブのメンバー皆で運んで設置しました(最終的なセッティングはプロにお任せしましたが…)。「リラのいえ」の皆さんには、これからもこども医療センターで治療を受ける病児とそのご家族に寄り添った活動をお願いしたいと思いますし、我々は引き続きスマイルオブキッズの皆さんを支援していきたいと思っています。

バタバタとした年度末でしたが、コロナ禍の終了とともに忙しい日々が戻り充実した毎日が送れていることに感謝しています。辛いことも楽しいことも、本当に様々な出来事があった令和5年度でしたが、はたして令和6年度はどんな1年となりますか。できればよい1年であることを期待しながら、今回のブログを終了します。