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2023年9月 活動報告
10月に入ってようやく猛暑もひと段落ですね。昨夜遅く、短パンTシャツ でコンビニに買い物に行ったのですが、もうちょっと寒いな…と感じました。今年も既に残り3カ月かと思うと、ちょっと焦ります。今年中にやっておきたいと思っていたことが全然できていない。年々時間の流れは速くなると感じるのは自分だけでしょうか…。夏も終わり、一抹の寂しさを感じながら9月の活動報告を始めます。
9/7からスタートした県議会の令和5年第3回定例会。年間で会期が一番長い第3回定例会は、途中2週間ほどのインターバルを含め12/18まで開催される長丁場の議会です。昨日、前半の常任委員会が終了し今はホッと一息と言ったところですが、所属する総務政策常任委員会では、県の新たな総合計画・県庁内の組織改編・神奈川版ライドシェアなどの審議が行われましたが、これは10月の報告にとっておきます。
9月に私自身が一番気になったのは「かながわPay」第3弾のポイント付与が終了したことです。現在は所管ではありませんが、コロナ禍における消費喚起策として始めた「かながわPay」第1弾を手探りで始めた2年前は所管委員会の部会長という立場でもあり、「かながわPay」は様々な議論の末スタートさせた思い入れのある政策なのです。ある先輩議員から「ミスターかながわPay」などと冷やかされた事もありました。第1弾は周知が進まず予算を繰越したりと苦戦しましたが、反省を生かし改善を行った結果、第2弾は好評で3カ月で予算の100億円に達しました。そして、多くの県民や事業者から要望され今年の7月27日からスタートした第3弾は、わずか1カ月ちょっとで予算の100億に達し、9月6日にポイント付与は終了したと報告を受けました(ポイント利用は11月末まで)。好評のうちに終了!と言ってしまえばそれまでですが、あまりに早い予算達成に驚きました。それだけ県民に浸透したと思えば嬉しいのですが、今回はその反面、スマホ利用者だけが恩恵を受けるのは不公平だ、等の批判も多くありました。新しい政策を実現し、継続していくことの難しさを今は痛感しています。コロナ禍の経済を回すため実施した1~2弾。物価高騰による消費喚起対策として始めた第3弾。それぞれに大きな効果があったと思います。それと同時に反省点も多くありました。今後の経済状況などから「かながわPay」第4弾を実施するか今はまだわかりません。でも、もし第4弾を実施する事になれば、過去の反省点を活かし、より多くの県民が利用できる仕組みを考えることが大切だと思います。

今年の9月は、週末ごとに各地でイベントが開催され多忙な1カ月間でした。南区休日診療所の開所式、お三の宮日枝神社の例大祭、珠算競技会の県大会など、多くの式典やイベントのご招待いただきました。特に、日枝神社の例大祭は、コロナ開けに加え今年で鎮座350周年の節目の年でもあり、盛大に執り行われました。3日間にわたり神事・大神輿ご巡業・神輿の連合渡御・演芸大会と企画も目白押し。さすが南区最大のお祭りでした。コロナ禍を経て町内の神輿が減ってしまった面もありましたが、子どもの頃から見てきた地域のお祭りが、こうして継承されていくことの大切さを改めて感じました。詳しくは個人FBをご覧ください。

そんな中でも、特に印象に残っているのが9/16に行われた山王台幼稚園創立50周年記念・新園舎落成祝賀会でした。山王台幼稚園の田野岡由紀子理事長は、自分が県議選初出馬の頃から大変お世話になっている方で、最初に個人演説会の会場として園舎を貸していただいたのも田野岡理事長です。菅前総理の教育政策のブレインでもあり、神奈川県私立幼稚園振興連盟の会長でもある田野岡さんですが、普段は「姉さん」と呼ばせて頂いてます(笑)。実は春頃から祝賀会の進行や招待客についてのご相談があり、「菅前総理もご招待したいけど出席は無理かしら?」と仰るので「日程が合えば必ず来てくれますよ!」と激励し、菅さんの秘書にも是非出席していただけるようお願いしました。そして当日、多忙なスケジュールを調整していただき、菅前総理も出席のもと祝賀会は盛大に開催されました。本当に嬉しそうな「姉さん」の笑顔が印象的でした。そして、前総理が地域の幼稚園の祝賀会に出席するということで、下見も含め多くの人員を投入して警備に当たっていただいた県警察・南署の皆さんには心より御礼申し上げます。ありがとうございました!

そして9月の締めは、9/30に実施した我が新堀後援会の「日帰りバス旅行」です。こちらも個人FBに投稿していますので併せてご覧いただきたいと思いますが、とにかく4年振りの開催ということで、どうなることやら心配でした。新型コロナは5類に移行したとは言え、まだ感染者も多い状況の中で開催に理解は得られるのか?他の議員もまだ様子を見ている中で果たして参加者は集まるのか?など不安要素てんこ盛りの中、得意の「とりあえずやってみるか!」で開催しました。結局、バス2台約80名の参加者と共に、山梨県でブドウ狩りをメインにリニア館・酒造・ワイナリーなど見学して、食べて飲んで買い物して楽しいバスツアーになったと思います。支援者の皆さんと近い距離でふれあうことなど本当に久しぶりでしたが、様々なご意見も聞けて、やっぱり議員にとってこういう企画は大切だな、と再認識しました。「また参加したい!」との声も多くいただき、期待にお答えできるよう、来年も張り切って企画します!

その他、福神会の15周年祝賀会に初参加できたこと、菅前総理が久しぶりに飲食付きの「経済人の集い」を開催したこと等、ここ数年無かった行事が盛りだくさんの9月でした。

来週には県議会もひと段落で、年内にやっつけておきたいことを精力的にこなしていくつもりです。当事務所は現在人手不足なので頑張らねば…。急に涼しくなって来ました。皆様も体調管理には充分お気をつけください。ではまた来月!
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2023年7月 活動報告
連日の猛暑の中、いかがお過ごしでしょうか?自分は比較的暑い季節が得意な体質なのですが、この暑さにはさすがに参りました。やっぱり還暦を迎えたせいなのか?猛暑が身体に堪えます。国連のグテーレス事務総長が「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が来た」と発言したそうですが、地球環境の変化を身をもって感じさせられるとともに、カーボンニュートラル・脱炭酸社会の重要性を改めて痛感する今日この頃です。
7月11日、改選後初となる「令和5年第2回定例会」は、骨格予算への肉付けとなる補正予算案約49億円を可決し無事終了しました。道路や河川の整備といった「待ったなし」の公共事業を中心に、子育て支援の充実なども考慮した内容の補正予算は、安心して暮らせる県民生活に直結しており、今後迅速な予算執行を目指します。
議会が終了したからといって、のんびり過ごせるわけではないのが議員の宿命(涙)。早速翌日から県連政調会の主催による「団体ヒアリング」そして「市町村ヒアリング」が続きます。初当選以来、自民党県連の「教育グループ」に所属し今年度から同グループの事務局長を仰せつかった自分は、「団体ヒアリング」では主に県私立幼稚園振興連盟さんや県私学中高学校協会さん・県専修学校各種学校協会さん等の教育関係の団体の要望を伺います。そんな中、我が地元の山王台幼稚園の田野岡由紀子理事長が会長を務める私立幼稚園振興協会さん主催による研修会・意見交換会が開催されました。最近話題の「送迎バスの園児置き去り」や「不適切な保育」などの対策について専門家からの講演があり、その後は保育園と比較しても処遇改善が遅れている幼稚園教諭の人材不足など、様々なご意見ご要望を伺いました。同じ教育グループの加藤元弥議長や新井絹代グループ長らと共に、有意義な意見交換会となったと思います。

個人アカウントのFacebookで報告済みですが、共生社会推進特別委員会の委員長としての公務が2件ありました。一つは、毎年恒例の「ともに生きる社会かながわ憲章」のチラシ配布。今年も桜木町駅前をお借りして、早朝からチラシ配布と街頭演説を行いました。県立津久井やまゆり園で発生したあの凄惨な殺傷事件から、今年で7年が経過しています。「意思疎通ができない障がい者は生きる意味がない」という間違った考えから犯行に至った犯人は、決して許されるべきではないと考えますし、この恐ろしい事件を風化させず、県民全員で障がい者やそのご家族が安心して暮らせる神奈川県を目指さなければいけないと思います。そのために地道ではありますが、朝から30度近い気温の中、超党派の県会議員と県職員の皆さんで通勤・通学中の皆様に共生社会の実現がいかに大切かを訴えました。しかしながら、朝の忙しい時間帯とは言え、チラシを受け取ってくれる方は思った以上に少なかったと感じています。大変難しいテーマであり、多くの方にとっては自分の生活と直結しない事柄だとは思います。自分もサラリーマン時代だったら「朝から重い内容だな…」とついついスルーしてしまったかもしれません。でも、重いテーマからこそ、多くに県民に考えてもらいたいし、誰かがこのテーマを伝え続けて行かなければならないと思います。共生社会の実現。議員になって初めて向き合った課題ではありますが、今では自分のライフワークだと思って取り組み続けたいと考えています。

もう一件の公務は、7/26「津久井やまゆり園事件追悼式」の参加です。まさに7年前の7/26に発生した津久井やまゆり園事件。あれから7年も経ったのかと思うと感慨深いものがあります。昨年は厚生常任委員会委員長として初めて追悼式に参加し、今年は共生社会推進の委員長として2年連続での参加となりました。津久井やまゆり園の園舎は事件後建て替えられており、私は事件当時の建物を知りません。周辺ののどかな風景と現在の清潔感あふれる真新しい園舎を見ていると、誰しもがあんな恐ろしい事件が起こった場所だと想像することは難しいのではないかと思います。だだ、ここで起こった恐ろしい事件はまぎれもない事実であり、私たちは決して忘れてはいけない出来事なのです。しかし、その後も同じ県立の障がい者施設である中井やまゆり園において、職員による入居者への虐待等が発覚し、我々が掲げた「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念は、お膝元の県直営施設ですら浸透していない事実を思い知らされました。「道半ば」と言うよりは、ようやくスタートラインに立てた状況なのだろうと思います。私はこの事件が発生した時点で神奈川県議会議員であったことを決して忘れず、こうした事件が二度と起こらない社会を作るため、全力で取り組んでいくことが我々議員の使命であると感じています。
また今年10月には、「津久井やまゆり園事件」をモチーフにした映画『月』が宮沢りえ・オダギリジョーなどの豪華キャストで上映されます。どのような切り口で物語が進むのか、石井裕也監督は何を伝えたいのか、とても注目しています。県民の皆さんと、この映画の感想などを語り合える機会など作れたらいいなぁ、と考えたりしています。

7/31は総務政策常任委員会の県内視察が行われ、川崎競馬場と小向きゅう舎を視察してきました。刑法により都道府県による競馬の運営が認められていることから、神奈川県は馬の改良増殖その他畜産の進行に寄与すること、地方財政の改善を図ることを目的として、昭和23年から競馬事業の開催を行っています。県が競馬を主催して県財政の一部を支えていることはあまり知られていませんよね。
まずは川崎競馬場で、神奈川県川崎競馬組合から過去の歴史と経営状況についてレクチャーを受けました。バブル崩壊後、経営は厳しい状況が続き平成16年には約36億円の累積赤字を抱えた県の競馬事業が、平成27年には黒字に転じ、令和4年度は史上初めて売得金1,000億円を超え売得金過去最高額を6年連続で更新するという健闘を見せていることに驚きました。苦難の赤字時代に徹底した経費削減を行い、その後インターネット投票の導入により売得金を大きく伸ばしたとのこと。不要不急の外出が制限されたコロナ禍にインターネット投票が大きく伸びたとは、まさに「瓢箪から駒」というべきでしょうか。やはり現地に足を運んで、直接見聞きするのはいろいろ勉強になります。
その後は、バスで10分程移動して小向きゅう舎を視察。老朽化が進む小向きゅう舎は、移転や建て替えの検討がされており、現状を調査するのが目的です。実は目の前で競馬の馬を見たのは初めてでしたが、皆大きくてたくましく、とても聡明な感じの瞳に魅了されました。まるで「僕たちに新しいきゅう舎をお願いします!」と訴えかけているようでした。馬、可愛いですね!さて実際にきゅう舎を見てみれば、確かに老朽化は進んでおり移転の検討は必要と感じましたが、広大な面積の小向きゅう舎に代わる代替地選びや建設費用など、越えなければいけないハードルは高いと思います。県と委託されているよみうりランドが知恵を絞る必要がありそうですね。競馬ファンに対してクラウドファンディングなど検討するのも良いのではないかと個人的には思いました。

7月は議会が終わった後も公務や議員野球部の合宿などが続き、あっという間に過ぎていった感じがします。さあ、これから夏本番。我が地元は各町内会の夏祭り・盆踊りがピークを迎えます。コロナ禍で丸3年開催されなかった地域のお祭りも今年ははぼ復活していて、以前のように全部回れるか体力的に不安ではありますが、還暦オヤジここにあり!で、暑さに負けず頑張りたいと思います。
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