2015年を振り返って
大晦日ですね。こんばんわ、新堀史明です。いよいよ2015年も残すところあと数時間となりました。私にとってはまさに激動の1年が暮れようとしています。残り僅かな時間を利用して、一生忘れることのないこの1年を振り返ってみたいと思います。
長年勤めた会社を辞めて、政治の世界への挑戦が始まったのが、2014年10月でした。そこからジェットコースターのような15カ月が、あっという間に経過しました。
10月から翌年の2月にかけては、とにかく出来る限り多くの人に会って、自分が立候補するに至った経緯を話しました。この時期は本当に辛かった…。しっかりとお話できなかった人達からは「なぜ4年前に出馬しなかった?」「なんで今更出るんだ!」と批判を浴びました。自分の決断は本当に正しかったのだろうか?と一番悩んだ時期でもあります。
しかし3月に入ってからは、もはや悩む暇もありませんでした。選挙まで一直線、怒涛の勢いで4月の統一地方選を迎えた訳です。朝と夜の駅頭ご挨拶・商店街や交差点での街頭演説・桃太郎(のぼりを担いで街を練り歩くことです)・個人演説会と休む暇はありません。1日の平均睡眠時間は2時間程の状態が1カ月以上続きました。この頃は身体は辛かったけど、腹をくくったと言うか、元々イベント好きと言うか、精神的には安定していたと思います。
そしてまたこの頃は、新たな出会いや再会など、人と人のつながりが大切なんだと再認識した時期でもありました。祖父の時代からご支援いただいていた地元の方々や中学校卒業以来再会した同級生、そして近年まで自分を支え続けてくれた親戚や友人など、選挙の結果以前に、自分にとっての大切な宝物を手に入れることが出来たと思います。
そんな皆さんのご支持をいただき、無事に初当選させて頂いた4月以降は、新人議員としての奮闘・苦闘?が始まりました。年間200日近くある県議会定例会では、団会議・本会議・常任委員会・特別委員会・予讃委員会と初めての経験が畳みかけるように押し寄せてきます。とにかく県議団の諸々の業務や委員会の調整など、我々1期生議員の仕事になります(これは会社でも部活でも当たり前ですが…)。中でも一番きつかったのが、各委員会の事前に行う「勉強会」でした。ほんの数か月前に議員になったばかりですが、委員会ではしっかり質疑を受け持たなくてはいけません。県の条例・施策・取組み等を県職員の方々からレクチャーを受けるのですが、これが大変!飛び交う単語が意味不明だったりします。おそらく大学受験以来、ホントに真面目に勉強したと思います。
また、議会が休会中となると、地元に戻って地域の方々の要望を聞いたり、イベントなど地域活動に参加することも大切な仕事になります。小さなことから大きな問題まで、住民の皆様の声を形にするべく走り回りましたが、自分の力不足・経験不足を痛感した1年でもありました。
間もなく新しい年がやってきます。今年は失敗も多々ありましたが、かけがえのない貴重な経験もさせて頂きました。今年見て、触れたもの全てが私の財産です。まだまだ勉強中ではありますが、残り3年間でしっかりと経験を積んで、まずは「仕事の出来る県議会議員」になること。そして近い将来「地元の方々に信頼される政治家」になることを目指して来年も全力で突っ走ります!
今年一年、本当にお世話になりありがとうございました。皆様にとって2016年が素晴らしい年になることを、心よりお祈りいたします。良いお年を!