2021年4月 活動報告
まさか2年連続でステイホームのゴールデンウィークを迎えるとは夢にも思いませんでした。例年この時期は、地域のイベントや後援会のバス旅行・バーベキュー大会等の準備に追われているのですが、昨年は合言葉のように「来年を楽しみに、今年は我慢しましょう!」と言っていたのを思い出します。ここまで長引くと想像していなかったコロナ過という現実の前に、私たちは感染症に対する知識・準備・対策が甘かったと言わざるを得ないと感じています。決して来年もこんなつらい想いをしないため、ここからは国・県・市町村が一体となってワクチン接種を進めていくしか道はありません。我々議員も、今やれる最善を尽くしていきたいと思います。
通常なら議会は開催されない4月ですが、神奈川県は4/20に横浜市・川崎市・相模原市に「まん延防止等重点措置」が適用され、更に4/28には鎌倉市など県内6市が追加されたため、両日とも臨時会が招集されました。時短協力金等の追加により、それぞれ484億円と12億円の補正予算を深夜に渡り議論し可決しました。
また4/14には「新型コロナウィルス感染症対策特別委員会」が開催され、午前中の委員会に続き午後からは医療従事者へのワクチン接種が行われている昭和大学横浜北部病院を視察しました。接種の邪魔にならないよう視察はほんの数分でしたが、仕事をされながら合間を見てワクチンを接種する医療従事者の方々のご苦労が垣間見れました。一日も早く接種が完了することを祈ります。このワクチン接種に関しては、やや出遅れた感のある政府も、7月末には高齢者の接種が完了できるだけのワクチンを確保したとのことです。これから神奈川もスピードアップしていきます。期待してください。
昨年は緊急事態宣言中ということもあり、書面開催となった神奈川県戦没者慰霊堂評議員会が今年は4/21に開催されました。地元選出(南区・港南区)の議員は、自動的に県の慰霊堂の評議員となるルールで、初当選から連続して出席していましたが、今回はコロナ過により2年振りの出席となりました。戦没者慰霊堂を維持していくことは、戦争の記憶を未来永劫決して風化させないことに繋がります。これからも評議員として、しっかりと支援していきたいと思います。会議の後は、老朽化のため新しいものに取り換えた賽銭箱や、老木の桜の木の状態などをチェックしに本堂へ。清々しい晴天の下、日の丸がはためく慰霊堂の空は美しく、コロナ過で荒んだ心が洗われる思いでした。近所なんだから、仕事以外でもたまには来ないといけませんね。
また、1月にこのブログでご報告した葉山マリーナさんの「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」の募金活動が3月末をもって終了したことにより、4/23京急時代の元同僚・高橋部長と共に県庁に向かい、政策局総合政策課の山崎課長に募金の目録を渡しました。多くの人の想いがこもった募金を有効に使っていただく事をお願いしたことは言うまでもありません。
4/25、弘明寺商店街で日本盲導犬協会による啓発キャンペーン活動が開催され、お手伝いをしてきました。私の支援者の協会メンバーの方から昨年より相談を受け、コロナ過で延び延びになっていた企画がようやく実現しました。盲導犬・補助犬への理解は着実に進んではいますが、いまだに入店拒否をする店舗も数多く存在します。商店街の長谷川理事長にお願いして、当日は視覚障害者の方と盲導犬のフレアと共にお店の中にも入れさせていただき、我が地元で理解を広めることができました。盲導犬とのふれあいコーナーも人気で、買い物に来た家族連れにも大人気となりました。共生社会の実現は、そう遠くない未来に訪れる予感がします。