活動ブログ 2022年3月

3月 05 3月5日

2022年2月 活動報告

3月になって、気温が少しずつ上昇してきましたね。毎月上旬の休日に事務所で一人、ブログの更新をするのがすっかり自分のルーティーンになっていますが、今日はダウンジャケットを脱いでプラプラと事務所まで歩いてきました。春はもうすぐですね。

さて、神奈川県議会「令和4年第一回定例会」は2月10日からスターしました。来年度予算を中心に数多くの議案を審議する重要な議会で、3月25日まで続きます。自分にとっても令和2年12月以来、1年2カ月ぶりに本会議で知事など県幹部に対し一般質問の機会を得た定例会であり、気合十分で臨みました。

質問は全部で7項目。知事に対し「コロナ禍における中小企業のBCP策定支援」「ICTの進展を踏まえた防災行政通信網の再整備」の他、地元ネタとして毎回質問している「米軍根岸住宅地区の返還に向けた取組」と、やはり地元にある県立こども医療センターの取組み「小児がん治療後の晩期合併症の周知」の計4問を質問。また「再整備を契機とした県立図書館のPR」「県立高校におけるシチズンシップ教育の充実」「110番通報の適正な利用と電話リレーサービス等の周知」を教育長・教育監・警察本部長にそれぞれ1問づつ質問しました。どれも思い入れのある質問項目ですが、今回「県立高校のシチズンシップ教育」について、あえて教育長ではなく教育監に質問したのには訳があります。自分は5年前の一般質問でも、将来高校の新しい必修科目になる「公共」を活用したシチズンシップ教育について取り上げた際、丁寧に対応していただいたのが、当時高校教育課長だった岡野親教育監でした。岡野教育監は、元々は県立高校の教員で校長先生も経験されていますので、当然県の様々な教育問題について精通されており、新人議員だった自分もいろいろとご教授ただいた方です。そして5年が経過し、いよいよ今年4月から新科目「公共」の授業が全県立高校で始まるタイミングで、岡野教育監が定年により3月いっぱいでご勇退されることを知り、本会議での最後の答弁をお願いしました。お世話になった教育監の『花道』を飾ることが出来て、自分にとっても思い出に残る質問となりました。今回の質問の詳細については、神奈川県のホームページ「県議会」の中で確認できます。質問時の動画も視聴できますので、ご興味のある方は是非チェックしてみてください。

また、定例会が始まってすぐの2月14日、1/21から始まっていた「まん延防止等重点措置」の3/6までの延長が決定し、急遽、本会議と所属する産業労働常任委員会が開催されました。この「緊急事態宣言」や「まん防」が発出もしくは延長される度に開催される議会にも結構慣れてきたのか、過去最短の20時頃には全ての審議を終了し、帰宅することが出来ました。コロナによる臨時の議会が始まった当初は、気が付けば日付が変わっていたことが普通だったので、今はかなり効率化が図れてきていると部会長として自己満足?しています。トピックスとしては、1月21日の「まん防」開始時の議会でマスク飲食実施店いわゆる「認証店」の酒類提供時間について、当初1都3県は足並みを揃えると言っておきながら神奈川県が20時までなのに対し、埼玉県や千葉県となぜ差があるのか(埼玉20時半、千葉21時)を自分が委員会で指摘したことがきっかけで、2/14からの延長期間においては20時半に変更することが発表された点です。期間中ルールを守って営業を続ける飲食店や利用者にとっては、たかが30分、されど30分です。地元の飲食店経営者の方や常連客の皆さんから感謝の言葉もいただきました。この件は新聞記事にもなりましたが、我々の委員会での議論が記載されていなかったのは残念でした。

 

2月23日は、「ピンクシャツDAY」でした。当日が祝日だったので、前日の22日に今年も我々議員や県職員はピンクのシャツ(ピンクのネクタイやアクセサリーも可)で登庁です。いじめ撲滅のため、カナダの学生たちの呼びかけで始まったこの活動も今では世界で広く認識されています。オッサンたちのピンクコーデ、正直あまり見たくないかもしれませんが、この日だけはご勘弁ください!(笑)

2月は結局「まん延防止等重点措置」の延長で、地元でのイベントや会合はほぼゼロ。そのおかげで、地域活動の報告は残念ながらありません。全く寂しい限りです。ただしその分、例年に比べれば一般質問に向けた勉強会や現場視察に時間を割くことが出来たので、自分としてはラッキーだったかもしれません。

3月はいよいよ常任委員会・予算委員会と重要な公務が待っています。しかし「まん防」は、また3/21まで延長が決まりました。県民の皆さんや飲食店関連の事業者さんには、引き続きご迷惑をかけることになり心苦しい限りですが、どうかもうしばらくご協力をお願いします。来月、このブログを更新している頃には、「まん防」が解除されていることを心より祈っております。