2022年6月 活動報告
安倍元総理の訃報により、投稿がおそくなった6月分の活動ブログをアップします。正直いまだに喪失感は拭えませんが、参院選の結果は大変満足のいくものとなり、県議会も再開されましたので、いつまでも引きずっているわけにもいかず、しっかりと前を向いて行動していきたいと思います。
神奈川県議会令和4年第2回定例会は6/14からのスタートでしたが、実は新年度最初の常任委員会が6/2~3に新しいメンバーの顔合わせも兼ねて開催されました。既に5月の活動ブログ報告で報告済みですが、今年度は厚生常任委員会の委員長を務めることになりました。6/3の初委員会で、同じ南区選出の岸部都副委員長(立民)と正・副委員長挨拶の場を頂き、「同じ選挙区ですから、副委員長と息の合った委員会運営を目指して…」などと言って、狙い通り出席者からの笑いを誘ったまでは良かったのですが、本来副委員長の発言が終わるまで起立するべきところを、自分の発言が終わった時点で着席してしまい、先輩議員から「全然息があってないじゃないか」と突っ込まれる始末(汗)。3年振りの厚生常任委員会、そして初の委員長として出席した委員会は、波乱?のスタートとなってしまいました。
6/17には本会議で代表質問が行われ、こちらも4年振りの政調会副会長の立場で臨むこととなりましたが、政調のメインの仕事である自民党の代表質問の原稿作成には当初苦労しました。政調会は合計で3回目の所属ですが、4年も経つと感覚を取り戻すのに時間がかかります。ただし、今回の政調会メンバーには同期生が4人もいるので大変心強く、且つ楽しく仕事に取り掛かることが出来ました。日を追うごとに調子が出てきて、今年度最初の代表質問としては、まずまず満足のいく内容になったのではないかと思います。参院選で中断していた定例会も7/21で終了します。コロナの新規感染者数も急増しつつあり、油断するわけにはいかない状況ではありますが、厚生常任委員会の委員長、政調会の副会長という立場で、もうひと踏ん張り頑張ります。
6月上旬から中旬にかけては、議会と並行して参院選の事前活動が隙間なく予定表に入ってきました。どんな選挙も、この時期の活動が重要になります。特に今回の選挙は、小泉進次郎衆議院議員が県連会長に就任されて初の選挙になりますので、小泉新会長も気合が違います。選挙前だけでなく選挙期間中も、本当に県内くまなく回って頂きました。そんな中、県連の教育グループに所属する自分のところに、日頃から自民党を支援していただいている神奈川県私立幼稚園振興連盟さんから、「6/9に県内幼稚園の先生の研修会が開催されるのだが、小泉会長にご挨拶いただけないか?」と依頼がありました。ありがたいお話であり参院選前の良い機会ではありますが、さすがに急な依頼で小泉会長のスケジュールを押さえるのは難しいだろう…と思いつつダメ元でお願いしてみました。ところが小泉会長は、「時間がある限りできるだけ多くの人や団体に伺って、直接かながわ自民党や参院選のことを訴えたい」との考えからスケジュールを調整していただき、幼稚園の先生方と小泉会長の対面は実現しました。当日は私も担当議員として同行し、研修会終了直後の時間を利用して小泉会長のご挨拶となりましたが、挨拶後も会長自らの仕切りで「質問コーナー」へ移行し、予定時間を大幅に超えても一人ひとりの意見に耳を傾けて、丁寧に回答される会長の姿に感銘を受けました。ここ数年、保育園に比べ幼稚園の先生の処遇改善が遅れていること、小学校に上がる前の幼稚園での幼児教育がいかに重要であるかということ等々、先生方からの多くの意見が聞くことができ、普段書面で見ているのとは違う「生の声」は心に響きました。自分よりもかなり年下の小泉進次郎会長ですが、政治家としてリスペクトできることばかりで、恥ずかしながら改めてファンになってしまいました。
参議院議員選挙の公示は6/22です。県議会は6/24で一旦休会し、選挙が終わった7/12から再開という特殊な日程となりました。我々県会議員は、24日までは「二足のわらじ」を履くこととなります。朝夕は駅頭でビラ配りをし、昼間は議会、土日は市内各所で街頭演説や三原事務所での選対会議と休む間もありませんでしたが、6/3の菅前総理が主催した「三原じゅん子さんを励ます会」を皮切りに、各所で多くの人々が参加する中で公示前の戦いは想像以上に順調に進んだと思います。そしていよいよ、22日の出陣式&第一声以降は怒涛の選挙戦に突入です。自分は、主に横浜市内の各駅頭での街頭活動に参加するとともに、選対の広報班としてポスター・チラシ・選挙ハガキの制作と新聞広告や折込などの媒体計画を担当しました。特に、広報班としての仕事はとても面白く勉強にもなり、良い経験をさせていただいたと感じています。
そして、選挙の結果はご存知の通り、三原じゅん子候補がぶっちぎりの1位当選!我が党二人目の公認候補、あさお慶一郎候補も目標の4位に入り、満足のいく結果となりました。この参議院議員選挙については、次回以降に詳しくご報告できればと思います。多くの皆様にご支援いただき、心より御礼申し上げます。ありがとうございました!
どうしても6月・7月は、参院選がらみの投稿になってしまうのですが、それ以外の報告を少しだけ。コロナ禍でこの2年程ほとんど開催されなかった、企業や各種団体の総会・懇親会が復活し始めました。まだ完全復活には程遠い状況ではありますが、ご案内状がポツポツと届きだし嬉しい気持ちになります。5月末から6月中旬にかけて、弘明寺と横濱橋の両商店街さんの総会や、企業の安全大会なども久々に開催され、来賓としてご招待されると「少しづつコロナ前の世界に戻り通あるのかな」と感じました。それでも人数制限や飲食中止など、それぞれ工夫されながらの開催が多い中、神奈川県土地家屋調査士会の総会・懇親会は、コロナ前を思い出すような、フルスペックの立食パーティー形式で行われました。上田会長はじめ、関係者の皆様のご苦労と勇気に敬意を表したいと思います。こうした試みが早く普通の状態になるために、我々も努力し続けなければいけない、と改めて痛感しました。ここ最近で感染者が急増し「第7波」が始まったとの報道もありますが、今後はそれに臆することなく、経済を回しながら感染対策の実効性を高めるため、県民の皆様に理解され、安心していただける政策を進めていかなくては、と強く感じています。
最後に地元ネタをひとつ。南区六ッ川に在住で自閉症の高校生、和田陽光くんの作品展が六ッ川のギャラリー「Goozen」で6月末まで開催されていました。和田くんは通学でも使っている京急電鉄の車両が大好きで、休日には何時間も電車を見続け、これまで数多く「赤い電車」を描いています。今回初めて、これまでの作品の中から108枚の絵画が展示されました。元職場の同僚からこの情報を聞き、選挙中であまりゆっくりはできませんでしたが、こっそり見学に行ってきました。ご本人に合うことはできませんでしたが、ずらりと展示された和田くんの「京急愛」が溢れ出した作品に圧倒されながらも、サラリーマン時代の思い出がフラッシュバックしてきて、なんだかほっこりした時間を過ごすことができました。夕方の閉館直前の時間帯にお邪魔したのですが、自分以外にもう一人見学者の方(いかにも『鉄ちゃん』ぽい人)がいて、思わず「よく描けてますね」と声を掛けたら、「県会議員の新堀さんですね。京急出身の県会議員は一人しかいないのですぐにわかりましたよ」と言われビックリ!地元とは言え、あっさり顔バレしてしまい焦りました。やはり『京急ファン』の情報網は半端ないですね(汗)。以後気を付けます!
7月も中旬になりました。この夏は、久々に公務での県内視察や津久井やまゆり園追悼式、市町村ヒアリングなども予定されており、県内各所を駆け回るつもりですが、現状コロナの感染拡大も気になるところです。withコロナの時代、どのように活動を継続していくのか、試金石となる夏がやってきます。次回の活動ブログでの報告をお待ちください。