2024年4月 活動報告
GWも間もなく終了ですが、良いお天気が続き気分も爽快です。私事ですが、この連休中に誕生日を迎え61歳となりました。昨年、還暦を迎えてショック?を受けてから早一年。こんな感じでアッという間に65歳になり、気が付けば70歳になっているのでしょうか?自分では想像がつきません(汗)。とにかく身体が元気な間は頑張っていこう!と思いつつ、4月の活動報告をはじめます。
1月・8月と同様に、4月は議会が開催されない数少ない月となります。こうした、時間に余裕がある時こそ視察のチャンス。4/12~13に一泊二日で福島県を訪れました。視察で福島に行くのは2018年以来りとなります。主な目的は、東電の福島第一原発が昨年8月から開始した処理水の海洋放出についての調査です。初日は「東日本大震災・原子力災害伝承館」や震災遺構「浪江町立請戸小学校」、「大平山霊園」などを見学しました。福島県が中心となり、未曾有の災害を経験しながらも復興の道を歩んできた福島の記録と記憶を、防災・減災の教訓として未来に繋いでいく様々な取組がわかりやすく展示されていました。貴重な資料の数々を教訓にしたいと思います。
二日目は、相馬市の防災備蓄倉庫や伝承鎮魂記念館などを視察した後、いよいよメインの福島第一原発へ。13年が経過した今も、報道の映像が目に焼き付いて離れない1号機・2号機・3号機の建屋は、爆発で吹き飛んだ当時の風景のままそこに建っていました。未だに線量が高く、廃炉に向け現在はロボットによる遠隔操作で燃料デブリの取り出し作業が行われており、原子力災害の恐ろしさを改めて感じます。そして世界が注目する多核種除去設備等処理水(いわゆるALPS処理水)は、何重もの処理を繰り返し可能な限り放射性物質を除去したのちに海洋放出することを学びました。ALPS処理水に含まれるトリチウムは1,500ベクレル/L未満であり、WHOの飲料水基準である10,000ベクレル/Lを大きく下回ります。IAEAのお墨付きもいただき、科学的に見ても全く安全な状態で海洋放出されているにもかかわらず、中国は事実上日本のすべての食料品の輸入を停止しています。ところが驚くことに、中国の原発は福島の約5倍に当たるトリチウムを海洋放出しているのだそうです。こうした事実は、やはり視察によって理解することができますし、理解したことによって発信することができます。皆さんも福島の海産物・農産物を食べて福島県を応援しましょう!
実はこの4月に、もう一本視察が予定されていました。所属する日華親善議員連盟(超党派)の台湾視察です。しかし、ご存じの通り4月3日に発生した台湾東部沖地震(花蓮地震)により、当然のことではありますが視察は中止になりました。今回訪れようとしていた新北市は神奈川県と友好都市の関係にあり、数年に一回程度、議会同士の交流も行われています。新北市も大きな被害が出たとの報道もあり心配です。そこで自民党神奈川県連は、各選挙区支部において被災地支援のための募金活動を実施することを決定しました。我が神奈川2区支部においては4/20(土)に上大岡駅前を借りて募金活動を行いました。台湾と言えば、東日本大震災や今年1月の能登半島地震においても、必ず我が国の被災地に対して多くの支援をしてくれる友好国です。今こそこれまでの恩返しをしなければならないと強く感じています。急な決定だったので各議員のスケジュール調整が難しく、約1時間という短時間にもかかわらず88,098円の募金が集まりました。地元の皆さんの善意に心から感謝いたします。ありがとうございました!
冒頭触れたように4月は議会がお休みなので、数少ない公務となるのが県立学校の入学式です。地元南区には、横浜清陵高校・横浜国際高校・南支援学校の3つの県立学校があります。清陵と横浜国際の入学式は同日開催なので、3月の卒業式に出席した清陵は今回祝電対応とさせていただき、南支援学校と横浜国際高校の入学式にお邪魔しました。コロナ禍の影響で久しぶりの入学式参加でしたが、若者たちの姿を見るとどうしても自分の学生時代を思い出しノスタルジックな気分になってしまいます。一点残念だったのは、横浜国際の入学式当日が大雨だったことです。自分の息子の中学入学式も土砂降りだったのを思い出し、新入生や保護者の皆さんの気持ちがよくわかりました。更に、会場となる体育館の入口が雨漏りでバケツが並んでいる状態でした。せっかくの晴れの舞台にこれはいけません。議会が始まったら早急に修繕工事の予算化を進言しなければ!
その他後援会や地域での活動としては、「新堀ふみあき懇親ゴルフ会」や人生初の本格的なお茶会参加、ボーイスカウトみなと地区の表彰式など様々ありましたが、こちらは個人アカウントのFacebookに投稿しているので詳細はそちらをご覧ください。
令和6年度も無事スタートして1か月。連休明けからは、臨時議会で新年度人事が決まります。さあ、今年度はどんな仕事が待っているのか?次回の活動報告では新たな役職や所属委員会などを中心にお伝えしますので、どうぞよろしくお願いいたします。