2024年12月 活動報告
少し遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。本年も新堀ふみあき公式サイトの「活動報告」をよろしくお願いいたします。さて、年末年始は例年通り忘年会・新年会のラッシュで多忙を極めますが、今年はそれに加えて地元ではまさかの大事件が発生し、とにかくドタバタでした。一部報道もされていましたが、12月20日に同じ選挙区の自民党市会議員、遊佐大輔さんが議員を辞職されました。任期を2年以上残しての突然の辞職に地元南区では大きな衝撃が走り、その後も波紋は広がっています。彼は4期目で、政治の世界では私の1期先輩にあたりますが、年齢は18歳も年下で弟のような存在でもあり、この10年間ともに地元のため働いてきた仲間だったので、私自身この件は大きなショックを受けました。言いたいことは多々ありますが、このブログはあくまで私の「活動報告」であり、ここでこの件についてはこれ以上言及するつもりはありません。自分は引き続き、地方議員として県民や地域のために地に足を付け活動していきます。
さて、昨年秋ごろから活動ブログの更新が後手後手になってしまい、かなり遅いタイミングでの報告になってしまっているので、少しでも取り戻すために気合を入れていきたいと思います。今回は、昨年12月の活動報告です。
県議会第三回定例会(後期)は11月末からスタートして12月19日に無事終了しました。主な議案は県職員等の給与改定に伴う条例改正等が上程され、維新・共産が反対しましたが賛成多数で可決されました。物価高騰の折、役人や議員だって生活するのは大変です。ボーナスがほんの少し上がるのは認めても良いと思うのですが…。ちなみに私が所属する文化スポーツ観光常任委員会は、人件費等は所管でないため平和?に終了しました。ただし、今回は旅券発行や収入証紙についての条例改正が議案に上がり、今後パスポートのオンライン申請が可能となったり一部申請料に変更があったりしますので、この先海外旅行を計画されている方は、詳細を県ホームページ等でご確認ください。
議会の報告はあっさりこの程度にして、その他の活動を報告いたします。12月で一番印象に残っているのは、実は議員としてではなくロータリアン(ロータリークラブの会員のことです)としての活動なんです。今年度自分は、所属する横浜南ロータリークラブでプログラム委員長を仰せつかっています。プログラム委員長とは、年間の例会における卓話(専門家・有識者などを招き講演していただくこと)の人選・依頼を主な仕事としています。今年度は年間で約20名程度のゲストを呼ぶ計画になっていて、誰を呼ぼうかと常に頭を悩ませている状態です。委員長になったのは昨年7月ですが、就任当初から今年度我がクラブの会長であるAさんから「ゲストに三原じゅん子さん呼べないかな…俺大ファンなんだよ」とプレッシャーをかけられており、かなり前から三原じゅん子参議院議員に直接お願いしていました。秋には衆院選なども予想されたため、ひと段落しているであろう12月7日の卓話を依頼し快諾していただいたので、実際自分も安心していたのですが…。その後発足した石破内閣で、三原じゅん子さんが大臣に任命され状況は変わります。国会議員の中でも親しくさせていただいている三原さんが大臣に任命されたことは本当におめでたいことで、自分もすぐに直接お祝いを伝えて喜んでいたのですが、クラブのメンバーからは「大臣になったら卓話なんて来る暇ないんじゃない?」との意見。「確かに…(汗)」と思い、慌てて再度お願いしたところ秘書官から「余程のことがない限り本人も行くと言っています。ご安心ください」との返事がありホッとしました。その後「余程のこと」も起こらず、三原大臣には無事に我がクラブで卓話をしていただきました。ただし、会場内にSPが数人立って常に目を光らせる、という異例の例会にはなりましたが…(笑)。お話のテーマは「地方創生と女性・若者の活躍」で、大変勉強になりました。お忙しい中、約束を守っていただいた三原大臣に心から感謝申し上げます。ありがとうございました!それにしても現職の大臣が卓話をしたクラブって他にもあるのでしょうか?結構レアだと思うのですが。
ロータリークラブと言えば、もう一つ!社会奉仕活動の一環で毎年訪問している「リラのいえ」に、今回はエアコンの清掃と正月飾りのお手伝いに行ってきました。エアコンは素人が手を出して壊してしまうと洒落にならないのでプロにお任せし、我々はクリスマス装飾から正月飾りへの付け替えを担当しました。ただ自分はこの時、「リラのいえ」に向かう途中で派手に転んでしまい、右膝を激しく打ちズボンは破れ血が滲んでいました。でも職員さんに元看護師の方がいて、応急処置をしていただいて助かりました。写真を撮るときだけ無理に笑顔を作りましたが、実はすごく痛かったです。せっかくお手伝いに行ったのにほぼ戦力外でした(涙)。その後結局痛みが治まらず、正月早々病院で診てもらう羽目に…。少し坂道ではありましたが、障害物もない道でつまずいての自爆。多分以前なら十分踏みとどまれたと思います。足腰弱ってますね、完全に。自らの加齢をまさに「痛いほど」感じた年末年始となりました。
地域ネタ満載の12月。次は地元の餅つき大会です。餅つきと言えばお正月をイメージする方も多いと思いますが、我が地元では地域によって12月と1月に二分されます。12月に餅つきを行う地域では、正月の準備を年内に済ませておくのが習慣のようです。私の自宅がある地域は「12月派」。神社の境内で盛大に餅つき大会が開催されました。当選1期目の頃は、あちらこちらの町内会にお邪魔して餅をつきましたが、翌日はだいたい腰痛に襲われ車の乗り降りがままならない状態です。もともと腰痛持ちでもあるので、2期目からは極力『応援』に回るよう心掛けています。しかし、自分の住む町内だけは別です。今年も少しだけ餅をつかせていただきました。まあ、毎年「へっぴり腰!」と笑われるのがオチなんですけどね(涙)。でも、日本の伝統文化っていいですよね。少子化や町内会離れが危惧される昨今ですが、この日も多くの人がお子さんを連れて集まっていました。この風景は、絶対に受け継いでいかなければ、と強く思う今日この頃です。
後援会の活動としては、新風会恒例の「ボウリング大会&忘年会」を今年も開催しました。去年、コロナ明けで久々に実施して2年連続の開催です。ボウリングは2ゲームのスコアのトータルで順位を決めるのですが、毎回1ゲーム目が良くて2ゲーム目がボロボロ…。2ゲーム目は握力が確実に落ちているのが解りました。投げる途中で球がボトッと落ちたりして…。あー情けない。こう言うところでも年齢を感じますね。
その後は、表彰式も兼ねた忘年会を開催。忘年会のみ参加の人も合わせ総勢約40名で盛り上がりました。このメンバーが、初当選から自分を支え続けてくれている頼もしい仲間です。『若手』と呼ばれていた新風会のメンバーも、今や50代が中心。初老と言われても仕方ない年齢になりましたが、未だにみんなパワフルです。自分は最近酒を自粛しているのですが、ノンアルコールビールでも十分盛り上がった楽しい夜でした。みんな、ありがとう!これからもよろしくお願いします。
また、すが義偉後援会主催による南区支部の忘年会も開催され、菅元総理も真理子夫人とともに久しぶりに参加されました。世間では、YouTubeの動画などで菅さんの健康面での不安を面白おかしく載せていますが、ほとんどが誇張と「切り取り」です。衆院選以来、久しぶりにお話ししましたがとてもお元気でした。スピーチもしっかりお話ししていて、不安を感じるような場面はありませんでしたよ。ああいった類の投稿には本当に悪意を感じます。最近、兵庫県知事選や元SMAP中居くんの件など例にとっても、SNS上の情報は多岐にわたり拡散のスピードも凄まじいものがあります。便利ではありますが、情報の信憑性など判断が個々に任されて難しい時代ですね。今後、時代に合わせたルール作りも必要になってくるのではないでしょうか。とは言いながら、自分もSNSを活用して活動報告をしていますが…。
最後は年末恒例、12/10~12/16の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」に合わせて行う県議会拉致議連による「拉致被害者全員の帰国を求める署名活動」です。今年も桜木町駅前で実施しました。11月の報告でも触れましたが、我々地方議会の役目は拉致問題を風化させないこと。この日も2時間で約300筆の署名が集まりました。最も印象的だったのは、署名をしてくれた男子高校生3人組。「拉致って知りませんでした。日本は舐められてますね」「北朝鮮ムカつく!」の言葉は、風化の危惧と頼もしさの両面を感じさせるものであり、この活動は拉致問題が解決する日まで絶対に続けていくべきと、改めて強く感じました。三人としばらく立ち話をしていると、一人の生徒が私の地元の中学出身なのもわかり「イェー!」と妙に盛り上がります。10代とコミュニケーションが取れたことが、60代のオジサン的には最も嬉しい出来事でした。
ブログの更新は始めるまでは億劫なのですが、いざ始めると「あれもこれも」とついダラダラと書いてしまいます。でも、ようやく追いついて12月までの報告ができました。いつもチェックしてくれている友人に、1月中旬までに12月分をアップする、と宣言していただけに約束が守れて良かったです。
今年もブログの更新がんばります。引き続きよろしくお願いいたします。