活動ブログ 2025年4月

4月 08 4月8日

2025年3月 活動報告

新年度が始まりました。大岡川の桜も満開で、地元南区は多くの人出で賑わっています。まだ少し寒い日もありますが、桜を眺めがらのんびり川沿いを歩く人々の表情が、自然と笑顔になっていく光景を見るのも良いものです。ただこの時期になると、特に週末は近隣のどのコインパーキングも『満車』の表示で、車で移動することが多い地元での活動に支障をきたすのが難点ではありますが…。

さて、3月の活動報告の冒頭はやはりなんといっても県議会第1回定例会でしょう。次年度予算案を審議する大切な議会です。本会議代表質問に始まり、常任委員会も4日間といつもより長く、更に3日目と4日目の間に4日間の予算委員会を挟みます。長ければ良いというものでもありませんが、議案も多くそれだけ丁寧に議論を重ねる必要があるのが予算審議です。令和7年度の当初予算案は一般会計で2兆2,158億円、特別会計・企業会計を合わせた総額は4兆6,637億円で過去2番目に大きい額となりました。特に、子ども子育て支援・脱炭素・災害対策・労働力不足の解消などに対して重点が置かれた予算案となっています。今年度は予算委員会ではない(決算特別委員会でした!)ので、ネット配信で傍聴しました。その後は、予算委員会を経て所管の常任委員会で議案の採決を行う流れなので、所属する文化スポーツ観光常任委員会において「行ってみたい神奈川の魅力づくり」を目指す次年度予算21億7,958万円を賛成多数で可決。また、国の地方交付金を財源とする物価高騰対策のための約148億円を含む1,642億円の2月補正予算も同時に可決しています。中には反対することが仕事?のような政党もありますが、県民の生活を守るため、様々な予算案を迅速に可決し一刻も早く執行させることが我々議会の役目でもあります。年度の締めくくりでもある大変重要な令和7年第1回定例会は、無事に終了しました。

3月と言えば卒業のシーズン。県議会議員は選挙区内の県立学校の卒業式に漏れなく招待されるのが慣例となっています。ただし、3月上旬は常任委員会のスケジュールと被ることが多く、せっかくご招待いただいても出席できないことが多々あります。入学式や卒業式に出席することは、感動的なシーンの目撃者になれるし当時の自分を思い出したりもして個人的には好きなのですが、議会日程と重なってしまったときは泣く泣く祝電対応しています。特にコロナ禍では出席者を最小限に絞って行うのが基本となり、地元議員は呼ばれず悲しい想いをしていました。しかし、コロナ禍も明け昨年からまたお声がけいただくようになり、今年も議会日程と被らないように!と祈っていたところ、見事に地元2校の卒業式に参加することが出来ました。まず、3/3は清水ヶ丘のてっぺんにある県立横浜清陵高校の卒業式に出席。2月の報告でも書きましたが、横浜清陵と言えば、21世紀枠で甲子園春の選抜大会に出場が決まっている学校です。地元は大盛り上がりの中ではありましたが、式は厳粛で清々しく進んで行き、感極まって涙する生徒にもらい泣きしつつも心温まる体験をさせていただきました。その後の甲子園では、「甲子園で1勝」はならず残念でしたが、強豪校相手に堂々と戦ってくれました。今後の清陵野球部に期待します。そして3/7は六ッ川にある県立横浜国際高校の卒業式に出席しました。到着してすぐに校長先生から「昨年はありがとうございました。雨漏りはすぐに修繕していただきました」とお礼の言葉を頂くことに。実は昨年の卒業式に参加した際、当日が大雨だったせいで式が行われる体育館の入口がひどい雨漏りでバケツが並べられていた状態だったので、後日すぐ県教育委員会に「せっかくの卒業式にあの状態ではかわいそうですよ!」と訴えたことを思い出しました。今年は良い天気でしたが、雨漏りは止まったようで一安心。式は、国際色豊かなYIS(横浜国際の通称です)らしい、洗練されたものでした。卒業生代表の答辞が半分英語だったのは流石です。自分の時代の県立高校では考えられない卒業式でした。時代と共に教育の方針や環境も大きく変わったと改めて感じます。同じ南区にある2つの県立高校が特色を出した素晴らしい卒業式でした。

この春はおめでたいことも続きました。自分が幹事長を務める「自民党商店街振興議員の会」の関連で、商連かながわの前会長の升水一義さんが旭日双光章を、また同じく事務局長を務める「かながわスカウト振興議員連盟」の関連で、日本ボーイスカウト神奈川連盟の副連盟長である佐野友保さんが旭日小綬章をそれぞれ受章されました。お二人とも地域での長年の功績を評価されての受章です。本来ならそれぞれの議連のトップがお祝いに駆け付けるところですが、共にスケジュールが合わず、自分が『会長代理』として出席してきました。商店街の活性化とボーイスカウトの振興は、どちらも私が地元で力を入れているテーマなので、これまでも積極的に議連に参加していたのですが、1週間に2回も素晴らしいお祝いの会にお招きいただけるとは思っていませんでした。お二人に心からお祝い申し上げます。しかも会場は、それぞれ平塚と湯本。ちょっとしたドライブ気分で公務をこなすのは県会議員の特権ですね。

その他の活動としては、横浜南ロータリークラブの国際奉仕活動の一環で、関東学院の三春台校舎をお借りして日本の文化伝統を海外からの留学生に体験してもらうイベント「和の集い」に参加したり、恒例の南区一大イベント「みなみ桜まつり」に参加して2日間蒔田公園の中をウロウロ食べ歩いたり、相変わらず多忙?な日々を送っていました。特に「和の集い」では、ちょいと知り合いの津軽三味線を弾くアメリカ人!ザックと話が出来たり、「みなみ桜まつり」では、ちょうど横浜に来ていた参議院議員の橋本聖子さんのアテンドを仰せつかったりと、思いもよらぬ再開がありました。会社員時代からイベント運営にはかかわってきましたが、やっぱりこの雰囲気はいつまでたってもいい物ですね。

3月の最後を飾るのは、3/28に開催した「~議員活動10周年記念~新堀ふみあき春の集い」のご報告です。毎年2月の上旬に行っている「新春の集い」が南区の市会議員の補欠選挙と重なり、やむを得ず延期し改めて「春の集い」として開催しました。この4月に県会議員になってちょうど丸10年ということもあり、サブタイトルを付けての開催。年度末の忙しい時期にもかかわらず、約400名の皆様と盛大に10周年を祝うことが出来ました。司会のFヨコDJ栗原治久さんを筆頭に、古巣の京急アドの仲間たち、若手後援会「新風会」の皆さん、我が事務所スタッフのDちゃんK ちゃんのおかげで本当にスムーズな進行でした。特に10周年動画を制作してくれた姪っ子のK ちゃんはお疲れ様でした。ありがとう。またお忙しい中、お祝いのメッセージビデオを送ってくれた菅義偉副総裁・三原じゅん子大臣・小泉進次郎県連会長・黒岩祐治神奈川県知事・中日ドラゴンズの小池コーチにも感謝です。ご来賓として祝辞をいただいた皆様や各後援会の幹部の皆様もありがとうございました。そしてなんと言っても、ご参加いただいた多くの支援者の皆様に心から御礼申し上げます。議員として10年の月日が経ちましたが、まだまだ力不足の私です。これからも神奈川県民のため、大好きな南区のため精進して参りますので、ご支援くださるようよろしくお願いいたします。

     

            

慌ただしい3月でしたが、10年という一つの区切りがついたと思います。ある方から「初当選からずっと毎月の活動報告のブログを欠かさず続けている事は本当にすごい」とお褒めの言葉を頂きました。このブログを見てくれている人はほんの一握りの方々かもしれませんが、こうした言葉がとても励みになります。まさに「継続は力なり」ですね。令和7年度も新たな気持ちで活動ブログの更新がんばります!よろしくお願いいたします。