5月の活動報告
毎年5月3日(ちなみに私の誕生日です!)に開催される「南区春季少年野球大会」の開会式で、地元議員団の代表としてご挨拶させて頂いたのを皮切りに、5月の活動は始まりました。5/15からスタートした平成29年神奈川県議会第2回定例会は、新しい県議会議長や各委員会の委員長を決めるための決議を行った後、6月になってから本格的な審議に入ります。佐藤光新議長(茅ヶ崎市)のもと、新たな気持ちで新年度を迎えることができました。
5月の「人事議会」が一段落すると、私を含む各議員は地域活動・後援会活動あるいは視察に時間を割くことが可能です。地元「県立こども医療センターで「馬と触れ合う会」を見学したり、若手後援会主催のBBQに参加したりと、毎年企画が盛りだくさんな5月です。
視察は、近場を数ヶ所見てきました。神奈川県農業協同組合さんのご案内で、JA厚木のファーマーズマーケット「夢未市」や、厚木の市街地でメロンをハウス栽培する農家の取組み等を視察し、都市農業の将来について意見交換ができました。
藤沢市では社会福祉法人聖隷福祉事業団の「聖隷藤沢ウェルフェアタウン」を視察。医療・福祉分野では全国有数の聖隷福祉事業団の発祥から現在の取組みを説明して頂きました。今後、医療・保健・福祉・介護サービスの分野で1都8県・140施設を展開する事業団さんと行政の連携により、県民に対するより良い医療・福祉の提供が可能になると感じました。
また同じ藤沢市で、救助犬訓練士協会(RDTA)の方々にお会いし、実際の訓練を見学させていただきました。近年、大規模災害が多発する我が国において、被災後72時間と言われるデッドラインを死守するために救助犬の活躍は欠かせません。しかし残念ながら、本県と訓練士協会との正式な出動体制や支援体制は構築されておらず、救助犬の出動は団体の自発的な行動が中心なのです。神奈川県内でいつ大規模災害が発生しても不思議ではない現在、スピード感を持った対応を推進して行くべきだと思います。
視察ではないのですが、2月の一般質問で取り上げた「子ども用車いす・バギーマークへの理解」がキッカケで知り合った、全国医療的ケア児者支援協議会親の部会・小林部会長からお声掛け頂き、「医療的ケア児者・重症心身障害児者のための災害対策会議」に参加させて頂きました。昨年度、防災警察常任委員会の委員として防災や災害対策・避難計画などしっかりと議論してきたつもりでしたが、正直こうした方々への対応・配慮などが議論されることはありませんでした。反省と共に、今後災害対策の課題のひとつとして対応して行きます。