8月の活動報告
少し秋っぽくなってきましたね。9月も半ばに差し掛かってしまい、遅くなりましたが8月の活動報告をさせていただきます。
夏祭りと視察の8月が終わり、神奈川県議会は第3回定例会へ突入しました。台風15号の被害対策など、しっかり議論していきたいと思います。
さて、例年90箇所程度の夏祭りに顔出しさせていただいてますが、今年は視察や個人後援会の会合などが重なり、やや少な目の約60箇所の地域のお祭りにおじゃましました。特に事務所のある通町のお祭りでは、2年ぶりに神輿を担ぐことになり、その後2~3日は肩をたたかれる度に「痛てぇ!」の繰り返しでした(涙)。議員になった当初は、多くのお祭り会場で「この人誰?」的な反応でしたが、5年目を迎えた今年はどの会場でも「あら新堀さん!来てくれたの?」とお声がけいただき、うれしい限りです。
8/19~24、自民党神奈川県議団「国際協力議員の会」の一員としてベトナムへ視察に行って参りました。ベトナムと言えばハノイかホーチミンが思い浮かびますが、今回はダナンを中心にフエ・ホイアンを視察しました。ベトナム第3の都市ダナン市は、近年経済や観光で大きく発展した都市です。我が地元横浜市と「草の根技術協力事業」(2017~2020)を締結し、現在ゴミの分別・リサイクルに挑戦しています。ゴミを分別する習慣が無かったベトナム人にとっては、なかなか浸透しずらい取組であり、面会したダナン市環境局のクン副局長からは、今後も横浜市からの更なる技術協力や人員育成をお願いされました。
また同じダナンでは、世界的なIT企業に成長したベトナム企業のFPTソフトウェア社やダナン外国語大学を訪問しました。どちらも親日の意識が強く、特に外語大の学生さんたちとのディスカッションでは、将来日本に渡り学んだり仕事がしたいとの意見が多く出て、最近の近隣諸国との外交問題を考えると、なんだかとても嬉しくなりました。
その他、フエでは障がい児・者施設や下水処理場(どちらも日本人が活躍!)、ホイアンでは、なんと17世紀から始まる日本との交流の歴史に触れることができ(街の中心のかかる橋の名前が「日本橋」でした!)充実した視察となりました。
ベトナムから帰国し、中1日で待っていたのは厚生常任委員会の秋田県視察。ひきこもり対策で有名な藤里町社会福祉協議会、秋田大学高齢者医療先端研究センター、秋田県立循環器・脳脊髄センター、クアオルト健康ウォーキングに取り組む三種町の「砂丘温泉ゆめろん」、秋田県庁と2泊3日駆け足で調査してきました。人口減少率・高齢化率ともに全国1位の秋田県が、行政を中心にどのような取組をしているのか、しっかり勉強してまいりましたが、副委員長として初めての県外視察ということでいつもよりやや緊張!視察先では、まず委員長が冒頭のご挨拶をして、最後のお礼のご挨拶は副委員長の役目と決まっています。しっかり話を聞いていないとおざなりの挨拶になって感謝の気持ちが伝わらないので、視察先ごとに脳みそフル回転でした(汗)。
中でも印象に残ったのは、藤里町社協の菊池まゆみ会長のお話です。秋田では女性初の社協の会長ということで、楽しいお話につい引き込まれてしまいました。何かを変える、新しい試みを始めるには、菊池会長のようなパワフルで明るい前向きな方の存在が重要なんですね。改めて実感いたしました。
忙しいながらも充実した8月が終わり、9月は議会日程がぎっしり詰まってます。有意義な議論ができるよう頑張ります!