活動ブログ 2021年6月

6月 07 6月7日

2021年5月 活動報告

5月は新年度の人事を決める「臨時議会」が開催される月です。いつもは「次の議長は誰…?」なんて、野次馬的・ワイドショー的?な気持ちで迎える5月ですが、今年はコロナ関連の補正予算を議決するための「臨時会」が度々開催されるなど、例年とは全く雰囲気が違いました。それに加え、個人的なことですが4月末に執り行った父の葬儀の後始末や相続関係の打合せ・書類作成(別に揉めてる訳ではありませんが、コレ本当に大変ですね!)などで大苦戦!本当に時間があっという間に過ぎていきます。

そんな中、世の中はすっかり各自治体でのワクチン接種に注目が集まるようになりました。我が国の現状を考えれば、まさにワクチン接種こそが今後の状況を左右するゲームチェンジャーであり、希望への切り札だと思います。そこで、去る5/12に我が地元南区の集団接種会場となる「南公会堂」を視察してまいりました。医療従事者への接種は県、高齢者など一般向けの接種は市、と役割分担されていますが、今回は南区役所のご厚意で県会議員も開始前(南区は19日からスタート)に会場の状況を確認することができました。地元医師会や薬剤師会の協力のもと、1日も早く接種が完了して、区民の皆さんが安心できる環境が整うことを期待します。

さて、5月25日、神奈川県議会は新しい体制で新年度を迎えました。今回、第114代県議会議長に就任された小島健一議員(自民・緑区)は、しっかりとした信念を持たれた魅力的な政治家であるとともに、たまたま私と同学年ということもありプライベートでも酒を飲み交わす(コロナ禍で最近は行ってませんが…)仲でもあります。小島議長らしい一本筋の通った議会運営を期待しています。

私はと言えば、団執行部の一つである議会運営委員会に初めて所属するとともに、名誉ある予算委員会の副委員長にご指名いただきました。コロナ過においてたび重なる補正予算や、年度末の次年度予算案など、県政にとって重要な審議を担う予算委員会の副委員長は、大変やりがいのある役目だと思っています。頑張ります!

また、6年振りに産業労働常任委員会、2年連続で新型コロナウィルス感染症対策特別委員会の所属となり、今まで以上に忙しくなりそうな令和3年度がようやくスタートしました。特に産業労働常任委員会では、団の部会長を任されることとなり、まん延防止等重点措置が続く中、飲食店等への協力金支給スピードアップや酒類販売業などその他の事業者への支援拡充など多くの課題が山積しており、就任早々過去に経験のない緊張感の中で委員会審議を行っています。まん延防止等重点措置の延長が決まった5/31の臨時会では、県独自の協力金1万円上乗せが終了することに対して県当局から納得のいく答弁が得られるまで質問を継続し、本会議が終了したのは日付が変わった6/1の午前4時でした。人事や委員会での質疑はメディアに掲載されましたのでご確認ください。

いきなり超ハードなスタートとなりましたが、産労部会長として県民や県内事業者の皆さんに理解していただける支援策を実現するため、1年間闘ってまいります。

最後にとてもレアケースなエピソードを。5/14に開催された前年度最後となる文教常任委員会で、副委員長就任の挨拶を行いなした!?昨年度、文教常任委員会の副委員長は他会派から選出されていたのですが、諸事情により4月に辞任されていました。新年度人事が決まる5月末まで副委員長不在という訳にもいかず、急遽自分がピンチヒッター?として議長より指名されていましたが、通常ならその間委員会が開催されることもなく、記録上だけの副委員長で終わるはずでした。ところが、県立高校でのコロナ感染者急増の事態を受け、イレギュラーな時期での文教常任委員会が開催され「1日だけの副委員長」の誕生となりました。挨拶は辞退しようと思いましたが、河本委員長から「シラーっと副委員長席に座っているのは不自然だ」と言われ、他の委員からも冷やかされながらの就任挨拶でした(汗)。議会局に確認したところ大変珍しいケースだそうです。それでも、前年度の厚生常任委員会の副委員長に続き、2年連続で副委員長職に就任したことは事実であり、名誉なことだと思います。ちょっとしためぐり合わせではありましたが、思い出に残る良い経験をさせて頂きました。そして今年度は、産業労働常任委員会の部会長として、全力疾走していく覚悟です!