活動ブログ

8月 07 8月7日

2022年7月 活動報告

7月の活動報告は、緊急報告編・参議員選挙編に続き3つ目の報告となってしまいましたが、今回アップするのが通常版になりますので、どうかしつこいと思わずお付き合いください。

今年の7月上旬は参院選のため、ほとんどの時間を選挙活動に充てましたが、その内容については既に当ブログで報告済みですから割愛させて頂きます。参院選に合わせて中断していた令和4年第2回定例会は、7/12の常任委員会から再スタートとなりました。所属する厚生常任委員会では、初の委員長職ということで張り切って臨んだのですが、やってみるととても難しいと実感しました。気になった答弁をちょっとメモったり、我が会派の質疑時間が予定をオーバーしたので他会派の時間を計算したり、少しでも委員会の進行から意識をそらすと、テンポよく進む質疑のやり取りからあっという間において行かれます。発言を求める県職員が手を挙げているのに気が付かないことが2~3回あり、他の委員から「委員長!」と声をかけられてしましました。全く面目ありません…。細かいことは副委員長に任せて、委員長は常に質疑に集中しなければならないことを学びました。2日間にわたる委員会審議では、補正予算による新型コロナウィルス感染症対策の一環として高齢者施設などへの検査キットの配布や、芹が谷やまゆり園の指定管理者の選考などについて審査し、議案は全て可決すべきものと決しました。

そして7/21、採決を行う議会最終日には、共産党が一部議案に反対の意を表明し「反対討論」を行うことが明らかになり、共産党の意見に対抗し「賛成討論」を行うため自民党を代表して本会議場で登壇しました。実は、これが議員になって初めての討論者としての登壇でした。特に今回は、7/8に凶弾の犠牲となった安倍元総理の弔意を討論の冒頭で発言するという重要な役割も加わり、緊張と同時に気合も充分。かなりハイテンションな自分を意識的に抑えながら、なるべく冷静に登壇したことを覚えています。この模様は、神奈川県HPの県議会のページから録画動画が視聴できますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。こうして議員8年目にして初物づくしの定例会は、いろいろ失敗などもありましたがなんとか無事に終了しました。

その他定例会以外に、厚生常任委員会委員長として参加した公務を2点ご報告します。まず、7/20に行われた「ともに生きる社会かながわ憲章」啓発のためのチラシ配布。朝7時45分から桜木町の駅前に20名を超える超党派の県議会議員がお揃いのTシャツ姿で 集合して、通勤・通学中の県民の皆様に対しチラシを手渡し、マイクリレーによる訴えを実施しました。

6年前に発生した「津久井やまゆり園事件」を契機に、障害を持つ方々が安心して暮らせる地域社会の実現に向け、県民総ぐるみで障がい者の社会参加を妨げるあらゆる壁や差別・偏見を排除する神奈川県を目指し策定した「ともに生きる社会かながわ憲章」ですが、残念ながら県民の認知度はいまだ26.8%と低迷しています。一人でも多くの県民の皆さんに憲章のことを知ってもらうことがこの目的になります。まだご存知ない方は、是非県のHPなどで検索してください。

当日は司会進行役(通例により厚生委員長の仕事だそうです)を仰せつかりました。参加議員のスピーチに漏れがないよう気にしながら、合間にチラシも配りながら、きっちり時間内で活動を終えることができました。参加議員の皆さんにも、お手伝い頂いた県職員の方々にも感謝です。「共生社会の実現」と簡単に言いますが、大変難しいテーマだと思います。しかし同時に、必ず達成しなければいけない重要なテーマでもあります。これからも一歩づつではありますが、共生社会の実現に近づけるよう活動していきます。

  

もう1点は、やはり厚生常任委員会の委員長として参加した「津久井やまゆり園追悼式」です。6年前、まさに事件が起こった7/26に、既に全面的な改装工事も終わり生まれ変わった神奈川県立津久井やまゆり園に行ってまいりました。同じ神奈川県内ではありますが、横浜よりは山梨県の方が近い津久井やまゆり園。ロングドライブを覚悟して早朝から愛車で現地に向かいましたが、当日はあいにくの土砂降りでした。東名高速は横浜インターが大渋滞で、時間に余裕もあったので一般道を選びましたが、国道16号をひたすら下っていくとカーナビが突然「この先、冠水の危険がありますのでルートを変更します」と言います。初めて聞くナレーションに驚きつつ、最近のナビは賢い!と再確認をしながら現地に向かいました。

コンパクトになった新しいやまゆり園の建屋は、とてもあのような恐ろしい事件があった場所とは思えないほど清潔感に溢れていました。追悼式典は体育館の中で行われ、黒岩知事や敷田議長の「追悼の言葉」に続き、犠牲となった入居者の方たちの思い出を偲ぶVTRが流れ、事件当時をお思い出し辛く悲しい気持ちになりました。その後、昨年完成した屋外の「鎮魂のモニュメント」で参加者全員での献花となり、今朝からの荒天を心配しましたが式典を終えて外に出てみると、雨はほぼ上がり空が明るくなっているのに驚きました。きっと犠牲者の皆さんがこの日を待っていて、天気を回復してくれたのではないかと思います。そんな気持ちになりました。

先程も触れた「共生社会の実現」は、私たちにとって大変重要な目標です。そのために、まずやらなければいけない事は、この「津久井やまゆり園事件」を決して忘れてはいけない、ということだと改めて感じました。難しい言葉や資料で啓蒙・啓発をすることも大切ですが、我々神奈川県民は単純に「こんな恐ろしい事件が神奈川で起きてしまったんだ」という事実を絶対に忘れない、そして語りつないでいくことこそ「共生社会の実現」への近道だと思います。これからも「津久井やまゆり園事件」が風化することの無いよう、議会人として活動していきたいと思います。

3年振りに行動制限のない夏。各種団体の行事や地域での活動も、コロナ前に比べ少しずつではありますが開催されています。少林寺拳法神奈川県大会が、新しい横浜武道館で3年振りに来賓も参加して開催されました。今までの旧文化体育館とは雰囲気も違い、新鮮な気持ちで拳士たちのキレッキレの演技に拍手喝采です。また、地元南区の「社会を明るくする運動南区推進大会」も3年振りの開催となり、南公会堂に足を運びました。

しかしながら、このブログを更新している8月上旬において新型コロナウィルスの感染者は爆発的に増加し、第7波の感染拡大はとどまるところを知りません。世の中はあっという間に7月上旬とは別世界になった感があります。個人的には「重症化しにくい」というオミクロン株BA.5の特性を考えれば、今の新規感染者数を数えることはナンセンスだと感じています。県は「かながわBA.5対策強化宣言」を発出しましたが、特に目新しいものはありません。実際、県民一人ひとりが感染対策を徹底してください、というメッセージしか出しようがないのが現実です。国は早く、感染症の分類や発熱外来の拡大など特措法を改正し、対コロナの新しい段階に踏み込んで欲しいと日々感じながら7月の報告を終わります。

8月 02 8月2日

2022年7月 活動報告(参議院選挙編)

参議院議員選挙が終わって1カ月近くが経ちました。遅くなりましたが、6月のブログでお伝えしきれなかった分を報告します。今回の参院選で神奈川選挙区は、3年前の補選を兼ねた『定数5』という定数1増のイレギュラーな選挙戦となりました。我が自民党神奈川県連としては、紆余曲折の末、安定した政権運営を目指すために積極的に複数の候補者を立てて戦うという結論に至り、現職の三原じゅん子候補に加え、あさお慶一郎候補を公認候補として擁立しました。二十数年前に、やはり公認2名で臨んだ参院選で『共倒れ』という最悪の結果を経験している神奈川県連にとっては、「同じ過ちを繰り返すわけにはいかない」という強い信念のもと、まさに『絶対に負けられない戦い』であったと思います。

選挙前からピリピリムードの中、当然我々地方議員はどちらの陣営に入るのか?ということが注目されます。自分は、選挙区支部長でもある菅前総理が早々に『三原支援』を打ち出したので、6年前も全力で応援し、日頃から親交のある三原じゅん子さんの応援に入ることがあっさり決まりましたが、各選挙区支部の都合によっては今まで全く交流の無いあさお候補の応援に回る議員も少なくありません。特に選挙が近ずくにつれて、現職の三原は知名度が高く前回も100万票を獲得しトップ当選しているので心配ないが、あさおは4区以外での知名度は低く苦戦するとの見解が主流となり、二人当選のため多くの県会議員は苦戦が予想されるあさお候補の応援に入りました。結果、三原陣営の県会議員は圧倒的に少数派となり、正直不安感や寂しさを感じたのも事実です。しかし、いざ選挙戦が始まってしまえば、我々議員のDNAは戦闘モードが覚醒します。立候補者が22名と過去最大人数の選挙となりましたが、自分が応援する候補者以外は皆ライバル!戦いの火ぶたは切って落とされました。

6月のブログでもお伝えしましたが、自分は三原選対本部の中で広報班に所属しました。選対は我々『すが軍団』と言われる地方議員を中心に、財界からも昔からの顔見知りが多く参加していて、諸先輩から「お前は広告代理店出身だから」と言われたのが広報所属の理由です(笑)。まず最初に、8人の地方議員と一人の専門家で構成された広報チームに託されたのは、三原候補の新しいポスター・チラシ・ハガキの制作でした。自分以外の候補者のツールを制作するのは初めての経験でしたが、チーム内で方向性のブレストを重ねるうちに新しいコンセプトも固まりました。三原さんと言えば「野党の皆さん、恥を知りなさい!」の討論など、強い女性・頼れるアネゴ的なイメージが強く、それももちろん彼女の魅力なのですが、今回はより多くの支持を得るためにイメージチェンジは必要でした。そこで、三原さんのキャッチコピー「守りたい」を踏襲した「優しさ」と、女優の天海祐希さんをイメージした『頼れる上司』をテーマにしたビジュアルを制作。ご本人にも納得していただき、最高のビジュアルが完成しました!ある政界関係者からは、お世辞半分とは言え「あのポスターを見て、三原の勝利を確信した」とお褒めの言葉もいただきました。会社員時代の経験がこんなところで生きるとは想像もしていませんでしたが、大変貴重な経験と素晴らしい仲間に出会えてたことが、今回の参院選の良い思い出です。また、自分が所属した広報班以外にSNS班が独立して存在したのも、今回の選挙の特徴でした。さすがにこちらは若手議員と専門家の集団で構成されていましたが、リアルタイムで活動の情報や動画を配信し、若い世代を中心に浸透していたようです。これからの選挙のかたちが見えたようで、本当に勉強になりました。

参院選は選挙区だけでなく比例区の候補者も多数立候補しています。自分は今回も長谷川ひではる候補、神谷まさゆき候補、水おち敏栄候補など複数の候補者の応援をさせていただきました。しかし毎回感じますが、比例の候補の応援は難しいです。そもそも2枚目の投票用紙に政党名でなく個人名を書く、ということが有権者に浸透していません。まずはそこから説明していくことになり、また複数の候補の応援をしていると「誰にすればいいの?」と聞かれることも多く苦労します。それぞれ日頃からお世話になっている団体の代表の方なので、力の入れ方もバランスを考えながら対応に気を遣いました。何とか3名とも当選を、と祈りましたが、結果は長谷川候補と神谷候補は無事当選、残念ながら水おち候補は惜しくも落選となってしまいました。今は自分の力不足を反省しています。

さて、話を神奈川選挙区に戻します。選挙期間中は、主に横浜市内の街頭演説と法定ビラの新聞折込の計画等を担当しました。街頭や集会での反応も良く、どこへ行っても即席の写真撮影会?は長蛇の列。三原さんの人気を改めて感じながら勢いをもって臨んだ選挙終盤には、あの安倍晋三元総理の衝撃的な出来事もありました。この件は、緊急活動報告として既に掲載済みなのでここで詳しくは記述しませんが、事件翌日の選挙戦最終日のことは一生忘れないと思います。最終日に元々予定されていた三原候補・菅前総理・小泉県連会長の横浜駅前街頭演説は、前日の事件を受けて開催の可否が問われましたが、「決して暴力には屈しない」という三人の強い意志で決行することになりました。神奈川県警による厳戒態勢の中、我々スタッフも厳しいチェックを受けながら、交番を背にした形で行う異例の街頭演説はスタートしました。ものすごい数の聴衆、「頑張れ!」「負けるな!」の声援、伝える側も聞く側も異様な雰囲気だったと思います。気が付けば自分も声を張り上げて場内整備をし、応援の弁を述べ、最後に到着した菅前総理の安倍元総理への想いを耳にし、心が揺さぶられました。二日前、同じ横浜駅に応援に駆けつけてくれた安倍元総理のためにも、絶対に勝利する!スタッフ全員が一つになった瞬間でした。

こうして異様な雰囲気の中、18日間の選挙戦は終了し、結果は皆さんご存知の通り、三原じゅん子さんが80万票を獲得してぶっちぎりのトップ当選。あさお候補も目標の4位以内に入り、自民党神奈川県連にとって満足のいく結果となったことは言うまでもありません。ご支援・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!自分の人生においても、記憶に残る貴重な経験ができた参院選のご報告は以上で終了といたします。さて、次はいよいよ来年4月の統一地方選。自分たち地方議員の出番です。残り8カ月、しっかり準備して行きたいと思います。応援よろしくお願いします!

 

7月 17 7月17日

2022年6月 活動報告

安倍元総理の訃報により、投稿がおそくなった6月分の活動ブログをアップします。正直いまだに喪失感は拭えませんが、参院選の結果は大変満足のいくものとなり、県議会も再開されましたので、いつまでも引きずっているわけにもいかず、しっかりと前を向いて行動していきたいと思います。

神奈川県議会令和4年第2回定例会は6/14からのスタートでしたが、実は新年度最初の常任委員会が6/2~3に新しいメンバーの顔合わせも兼ねて開催されました。既に5月の活動ブログ報告で報告済みですが、今年度は厚生常任委員会の委員長を務めることになりました。6/3の初委員会で、同じ南区選出の岸部都副委員長(立民)と正・副委員長挨拶の場を頂き、「同じ選挙区ですから、副委員長と息の合った委員会運営を目指して…」などと言って、狙い通り出席者からの笑いを誘ったまでは良かったのですが、本来副委員長の発言が終わるまで起立するべきところを、自分の発言が終わった時点で着席してしまい、先輩議員から「全然息があってないじゃないか」と突っ込まれる始末(汗)。3年振りの厚生常任委員会、そして初の委員長として出席した委員会は、波乱?のスタートとなってしまいました。

6/17には本会議で代表質問が行われ、こちらも4年振りの政調会副会長の立場で臨むこととなりましたが、政調のメインの仕事である自民党の代表質問の原稿作成には当初苦労しました。政調会は合計で3回目の所属ですが、4年も経つと感覚を取り戻すのに時間がかかります。ただし、今回の政調会メンバーには同期生が4人もいるので大変心強く、且つ楽しく仕事に取り掛かることが出来ました。日を追うごとに調子が出てきて、今年度最初の代表質問としては、まずまず満足のいく内容になったのではないかと思います。参院選で中断していた定例会も7/21で終了します。コロナの新規感染者数も急増しつつあり、油断するわけにはいかない状況ではありますが、厚生常任委員会の委員長、政調会の副会長という立場で、もうひと踏ん張り頑張ります。

6月上旬から中旬にかけては、議会と並行して参院選の事前活動が隙間なく予定表に入ってきました。どんな選挙も、この時期の活動が重要になります。特に今回の選挙は、小泉進次郎衆議院議員が県連会長に就任されて初の選挙になりますので、小泉新会長も気合が違います。選挙前だけでなく選挙期間中も、本当に県内くまなく回って頂きました。そんな中、県連の教育グループに所属する自分のところに、日頃から自民党を支援していただいている神奈川県私立幼稚園振興連盟さんから、「6/9に県内幼稚園の先生の研修会が開催されるのだが、小泉会長にご挨拶いただけないか?」と依頼がありました。ありがたいお話であり参院選前の良い機会ではありますが、さすがに急な依頼で小泉会長のスケジュールを押さえるのは難しいだろう…と思いつつダメ元でお願いしてみました。ところが小泉会長は、「時間がある限りできるだけ多くの人や団体に伺って、直接かながわ自民党や参院選のことを訴えたい」との考えからスケジュールを調整していただき、幼稚園の先生方と小泉会長の対面は実現しました。当日は私も担当議員として同行し、研修会終了直後の時間を利用して小泉会長のご挨拶となりましたが、挨拶後も会長自らの仕切りで「質問コーナー」へ移行し、予定時間を大幅に超えても一人ひとりの意見に耳を傾けて、丁寧に回答される会長の姿に感銘を受けました。ここ数年、保育園に比べ幼稚園の先生の処遇改善が遅れていること、小学校に上がる前の幼稚園での幼児教育がいかに重要であるかということ等々、先生方からの多くの意見が聞くことができ、普段書面で見ているのとは違う「生の声」は心に響きました。自分よりもかなり年下の小泉進次郎会長ですが、政治家としてリスペクトできることばかりで、恥ずかしながら改めてファンになってしまいました。

参議院議員選挙の公示は6/22です。県議会は6/24で一旦休会し、選挙が終わった7/12から再開という特殊な日程となりました。我々県会議員は、24日までは「二足のわらじ」を履くこととなります。朝夕は駅頭でビラ配りをし、昼間は議会、土日は市内各所で街頭演説や三原事務所での選対会議と休む間もありませんでしたが、6/3の菅前総理が主催した「三原じゅん子さんを励ます会」を皮切りに、各所で多くの人々が参加する中で公示前の戦いは想像以上に順調に進んだと思います。そしていよいよ、22日の出陣式&第一声以降は怒涛の選挙戦に突入です。自分は、主に横浜市内の各駅頭での街頭活動に参加するとともに、選対の広報班としてポスター・チラシ・選挙ハガキの制作と新聞広告や折込などの媒体計画を担当しました。特に、広報班としての仕事はとても面白く勉強にもなり、良い経験をさせていただいたと感じています。

そして、選挙の結果はご存知の通り、三原じゅん子候補がぶっちぎりの1位当選!我が党二人目の公認候補、あさお慶一郎候補も目標の4位に入り、満足のいく結果となりました。この参議院議員選挙については、次回以降に詳しくご報告できればと思います。多くの皆様にご支援いただき、心より御礼申し上げます。ありがとうございました!

どうしても6月・7月は、参院選がらみの投稿になってしまうのですが、それ以外の報告を少しだけ。コロナ禍でこの2年程ほとんど開催されなかった、企業や各種団体の総会・懇親会が復活し始めました。まだ完全復活には程遠い状況ではありますが、ご案内状がポツポツと届きだし嬉しい気持ちになります。5月末から6月中旬にかけて、弘明寺と横濱橋の両商店街さんの総会や、企業の安全大会なども久々に開催され、来賓としてご招待されると「少しづつコロナ前の世界に戻り通あるのかな」と感じました。それでも人数制限や飲食中止など、それぞれ工夫されながらの開催が多い中、神奈川県土地家屋調査士会の総会・懇親会は、コロナ前を思い出すような、フルスペックの立食パーティー形式で行われました。上田会長はじめ、関係者の皆様のご苦労と勇気に敬意を表したいと思います。こうした試みが早く普通の状態になるために、我々も努力し続けなければいけない、と改めて痛感しました。ここ最近で感染者が急増し「第7波」が始まったとの報道もありますが、今後はそれに臆することなく、経済を回しながら感染対策の実効性を高めるため、県民の皆様に理解され、安心していただける政策を進めていかなくては、と強く感じています。

最後に地元ネタをひとつ。南区六ッ川に在住で自閉症の高校生、和田陽光くんの作品展が六ッ川のギャラリー「Goozen」で6月末まで開催されていました。和田くんは通学でも使っている京急電鉄の車両が大好きで、休日には何時間も電車を見続け、これまで数多く「赤い電車」を描いています。今回初めて、これまでの作品の中から108枚の絵画が展示されました。元職場の同僚からこの情報を聞き、選挙中であまりゆっくりはできませんでしたが、こっそり見学に行ってきました。ご本人に合うことはできませんでしたが、ずらりと展示された和田くんの「京急愛」が溢れ出した作品に圧倒されながらも、サラリーマン時代の思い出がフラッシュバックしてきて、なんだかほっこりした時間を過ごすことができました。夕方の閉館直前の時間帯にお邪魔したのですが、自分以外にもう一人見学者の方(いかにも『鉄ちゃん』ぽい人)がいて、思わず「よく描けてますね」と声を掛けたら、「県会議員の新堀さんですね。京急出身の県会議員は一人しかいないのですぐにわかりましたよ」と言われビックリ!地元とは言え、あっさり顔バレしてしまい焦りました。やはり『京急ファン』の情報網は半端ないですね(汗)。以後気を付けます!

7月も中旬になりました。この夏は、久々に公務での県内視察や津久井やまゆり園追悼式、市町村ヒアリングなども予定されており、県内各所を駆け回るつもりですが、現状コロナの感染拡大も気になるところです。withコロナの時代、どのように活動を継続していくのか、試金石となる夏がやってきます。次回の活動ブログでの報告をお待ちください。

 

 

 

 

7月 10 7月10日

2022年7月 緊急活動報告

7月になって、猛暑と共に参院選も佳境を迎えあわただしさは増すばかりです。また、2年間ほど空き家になっていた実家を売却するなど個人的にも多忙を極め、ブログの更新が遅くなってしまいました。実はこの文章を書いているのは、選挙活動がひと段落した投開票が行われる7月10日です。今月の活動ブログは、6月14日に始まった県議会の令和4年第2回定例会の中間報告と、6月22日にスタートした参議院議員選挙を中心に報告をしようと考えていましたが、今回は予定を変更して、このタイミングでどうしてもお伝えしなければならない、重大な事柄についてお話します。

既にご承知の通り、安倍晋三元内閣総理大臣が7月8日に奈良県で凶弾の犠牲となり帰らぬ人となってしまいました。これは、断じて許されない蛮行であり、民主主義への冒涜です!私自身今もショックで胸に大きな穴が空いています。

当日は選挙戦も終盤を迎え、私は三原じゅん子候補の応援のため東急線の日吉駅にて街頭活動を行っていました。まず、ネットニュースを見た選対幹部が驚きの声を上げ、自分も慌ててスマホを開き目に飛び込んできた速報の内容について、しばらくの間は信じることが出来ませんでした。「フェイクニュースだろ、これは…」それ以外の言葉は出て来ませんでしたが、直後に三原候補の秘書から連絡があり、「報道は事実であり候補者のショックは大きく、現在街頭演説を開催できる状況ではない」という報告を聞き、この報道が事実であり、受け入れざるを得ないのだと悟りました。この日の二日前、安倍元総理は三原候補の応援のため神奈川入りし、横浜駅西口で大勢の聴衆を前に応援演説を開催したばかりです。私自身、久々に直接お会いする安倍元総理の流暢で解りやすく、時折ユーモアやサービストークを交えた演説に聞きほれてしまい、同僚議員と「やっぱり安倍さんは凄い政治家だ」と再確認していたところでした。会場を去る際には、スタッフに向けて「最後まで頑張りましょう!」をお声がけいただいた安倍さんが、まさかその二日後に…。誰が想像できるでしょうか。今でも信じられないし、受け入れられません。当然、この日の我が党の選挙運動は一切中止となりました。私も、法治国家である日本でこんなことが本当に起きるのかという疑念と、容疑者に対する怒り、尊敬する政治家を失った悲しみで、この日は冷静に過ごすことが出来ませんでした。また昨年の夏には、私の地元で聴覚障がい者連盟の製作による映画「咲む」の上映会が開催され、その会場で昭恵夫人とお話しする機会がありました。聡明で気さくで、一部メディアで報道されるような印象とは全く違う、とても素敵な方でした。今は、心中お察しすると言葉がありません。

しかし、翌日はフルスペックで選挙活動を行いました。全身全霊で、民主主義は暴力に屈しないと訴え、安心安全な県民の皆様の暮らしを守ると誓い、長かった参院選は終わりました。結果はまだわかりませんが、自民党は絶対負けません!安倍さんの目指した美しい国をつくるため、努力していきます。

改めて、安倍晋三元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げます。日本のため、長い間ありがとうございました。

通常の6月活動報告は、改めて近日中にアップします。よろしくお願いいたします。

6月 05 6月5日

2020年5月 活動報告

「風薫る五月」も終わり、神奈川県議会は例年通り5月の臨時議会で新人事が発表されひと段落です。新しい県議会議長には、しきだ博昭県議(横浜市都筑区)が選任されました。しきだ議長には、これまで執行部では政調会長や議会運営委員長の立場でご指導いただき、また厚生常任委員会でもご一緒した、自民党県議団の中でも比較的ご縁の深い先輩議員のお一人です。お声がけいただき、鳥取県で開催された「手話パフォーマンス甲子園」に同行させていただいた事もありました。福祉行政に精通され、常に柔軟なスタンスのしきだ新議長の議会運営に期待が膨らみます。添付した写真は、書家の金澤翔子さんがしきだ議長就任のお祝いに駆けつけたときのものです。

団三役は、長田進治団長(海老名市)・あらい絹世政調会長(横浜市磯子区)・かとう元弥議会運営委員長(横浜市西区)に決まり、新体制がスタートしました。私はと言えば、4年ぶり3回目の政調副会長を務めることとなりました。政調会と言えば、議会が休会でも代表質問の原稿作成や請願・陳情の対応など、毎日のように県庁に登庁し、長時間拘束されるので地元での活動に影響が出ます。選挙直前の年にはなるべく避けたい?ポジションなのですが、確か前回も選挙前の年に政調会だったような…。とにかく幅広い分野の政策が勉強できるので、議員としてのスキルアップにはこれ以上ない職務です。今年1年頑張ります!また常任委員会においては、3年振りに厚生常任委員会に所属となり、初の委員長に選任されました。コロナ禍の今、医療・福祉を担う厚生常任委員会の委員会として、その責任の重さをひしひしと感じています。更に、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会は、今年も留任となり3年連続となりました。どうやら今年度もコロナと闘う1年になりそうです。政調会や委員会の活動は主に6月からになりますので、具体的には次月改めてご報告いたします。

実は、4月の活動ブログでは簡単にしか報告できなかったのですが、今年度から自民党神奈川県連の会長には、小泉進次郎衆議院議員が就任されました。いまさら小泉進次郎さんの説明は不要かと思いますが、改めて身近に接してみると本当にフランクでバイタリティーに溢れ、何事にも前向きに取り組む姿勢に圧倒されます。自分から見ればだいぶ年下なのですが、魅力的で尊敬できる政治家です。4月末に行われた県連の会議で、小泉会長から各支部長に前年の党員獲得のお礼と参院選への激があったのですが、相変わらずの「進次郎節」で会場を盛り上げていただきました。会議の最後は支部長一人ひとりと言葉を交わし、私も「未来カレッジ」の講師と司会役でお会いして以来、久しぶりにお話させて頂きました。新体制では広報本部副本部長という立場で、小泉新会長を支えていきたいと思います。

そしていよいよ「かながわ自民党」は、参院選に向け臨戦態勢となりました。投票日は7月の予定なので、まだ先は長いと思われる方も多いと思いますが、今回の選挙は2名の公認候補者を立てての戦いとなり、本当に厳しい選挙戦が予想されます。私は、菅前総理が応援する現職で前厚生労働副大臣の三原じゅん子候補の選対に入りました。三原じゅん子さんは、私の後援会の会合にもよく参加していただき日頃からお世話になっています。既にゴールデンウィークから小田原など県内各地で街頭演説やビラ配りに参加しています。5/22には、桜木町駅前で、菅前総理・小泉県連会長・三原候補の三人で街頭演説を行ったのですが、駅前には2,000人を超える聴衆が集まりました。自分も前座?としてマイクを持ちましたが、改めて三人の人気とパワーに圧倒されました。参院選についても改めてご報告いたしますが、とにかく自分は、三原じゅん子さんの3期目の当選に向け、選挙まで全力で戦います。

最後に地元ネタを。所属する横浜南ロータリークラブが60周年を迎え、社会奉仕活動の一環として県立南養護学校に顕微鏡を寄贈することになりました。クラブのメンバーも南区に県立の養護学校がある事を知らず、今回の提案者としては寄附プラス宣伝にもなったと自画自賛?しております。生徒の皆さんが、笑顔で顕微鏡をのぞく姿を想像すると嬉しいですし、これからも日頃から工夫を凝らし生徒たちの学習を支えている峯尾校長先生をはじめ教員に皆様に、少しでもお手伝いが出来ればと思っています。