活動ブログ

9月 13 9月13日

2025年8月 活動報告(視察編)

9月に入っても暑い日が続きますね…なんて生優しいものではない酷暑が続いています。かと思えば突然のゲリラ豪雨!本当に変わりやすい気候です。体調には充分お気を付けください。

さて、通常の8月の活動報告の前に常任委員会の県外調査(視察)のご報告をさせていただきます。今年度、私は産業労働常任委員会の委員長を務めています。以前にも話したかと思いますが、常任委員会の視察先は委員長が決めることが慣例になっています。これを面倒だと思う方もいらっしゃるようですが、自分は好きです。議会局・産業労働局の書記さんと相談しながら視察先・ホテル・食事会場などを決めていく作業はなかなか楽しいものですよ。今回は、委員長特権?を使い福島県・宮城県に8/19~21の3日間で行ってきました。これから神奈川県が力を入れる宇宙産業の推進などを中心に、他の自治体が運営する施設や民間の先進的な取り組みを現地で直接見ることは、今後の委員会審議に役立つとともに、将来本県の施策にも生かせる可能性がある大切な公務だと思っています。

初日は東京駅から新幹線で福島駅へ。視察したのは「福島ロボットテストフィールド」です。ご存じの通り神奈川県は「さがみロボット産業特区」の取り組みにより、ロボット産業の支援・発展に力を入れてきました。現在、生活支援型ロボットを中心に、介護の現場などで活躍するロボットを数多く送り出しています。それに対して「福島ロボットテストフィールド」では、災害時に人に代わって活躍するロボット等の実証の場として、多くの企業に施設を提供していました。東日本大震災と原発事故により失われた南相馬市の浜通り地区に、新たな産業基盤を創出する国家プロジェクト「福島イノベーション・コースト構想」の一環として誕生した同施設は、広大な敷地を有効活用して陸・海・空の様々な災害を想定したロボット・ドローンの実証実験を通じて災害対策に取り組んでいます。能登半島の地震で明らかになった、被災地でのロボットの有効性をさらに推進していく。水没した市街地やトンネル内を想定したドローンフィールドは、今後の可能性を感じました。神奈川県内でこの大規模な施設を新たに整備することは難しいでしょうが、福島県と本県ロボット特区が連携して、今後注目される災害対策用ロボットの開発を進めていくこともアリではないかな、と思いました。

       

二日目の午前中は、宿泊した仙台市内から借上げバスで1時間ほど移動し、宮城県角田市のJAXA「角田宇宙センター」を視察。神奈川県は今年度から宇宙関連産業クラスターの形成強化に取り組んでいます。令和7年度の当初予算で、人気キャラクター「宇宙なんちゃらこてつくん」をアンバサダーに任命したり、来年2月に「神奈川宇宙サミット」の開催を予定したりと、県内の宇宙産業の推進・支援策を計上し、積極的に取組み始めたところです。視察先の角田宇宙センターでは、富岡定毅所長による、ロケットエンジン開発についての熱のこもった説明がありました。過去に開発した歴代のロケットに対し「この子はですね…」とまるで我が子を自慢する親のような口調はまさに『ロケット愛』に溢れていました。こういう技術者の方々の情熱が、技術の進歩を支えているのだと改めて認識させられます。また令和8年度からは、民間企業等が液体ロケットエンジンの研究・開発に新規参入する際のリスクを軽減するため、企業・大学・研究機関をワンストップで支える取り組みをスタートさせるとのことで、施設は現在建設中でした。宇宙産業は、今後ますます盛り上がりを見せるかもしれませんね。今、神奈川県は日産自動車の再生問題に揺れています。令和9年度末には、日産の追浜工場は閉鎖が決定している中、サプライチェーンを中心に地元経済が大きな打撃を受けることは間違いありません。黒岩知事をはじめ横浜・横須賀の市長は、経産省・厚労省に支援の依頼を行いました。国は支援の実行を約束してくれましたが、倒産や失業を極力抑え、追浜に新たな産業を創設することは我々議会にとっても最重要課題となります。これまで自動車のエンジン開発等で培われた技術力は、無限の可能性がある宇宙産業に活かせるかもしれません。例えば、日産が去った後の追浜に宇宙産業の新たな拠点を創設するなんてことも、今後アイデアの一つだと思っています。様々な想像が膨らむ視察となりました。

      

午後はバスで仙台市内に戻り、(株)新陽ランドリーを視察しました。同社は寝具やユニフォーム等のクリーニングを業務の中心としており、障害者雇用に大変積極的です。現在では、全従業員47名中26名が障がい者で、障害者雇用率は驚異の67.4%!来年度から民間企業における法定雇用率が2.7%に引き上げられる状況に苦労されている企業が多い中、これはまさに驚きの数字だと言えます。また、多くの障がい者が終身雇用されているというのも特徴的で、工場と隣接した敷地内に寮や関連企業が運営するグループホームが整備され、生活面で支援員によるサポートが充実している点も好影響を与えていると感じました。こうした実績が認められ、令和6年度には厚生労働大臣賞を受賞した(株)新陽ランドリーさん。加藤幹夫会長のお人柄のせいか、蒸し暑い工場の中で働く障がい者の方々の表情も明るく、楽しそうに与えられた業務をこなしている姿は、まさに『ともに生きる社会』を実現していました。今回の視察では見えない様々な苦労もきっとあると思います。それでも障害者雇用に積極的に取組む加藤会長のような経営者が、もっともっと増えていくような社会になっていかなければと思います。行政はこうした企業をしっかりと支えていくべきと改めて感じました。

   

そして、常任委員会の視察もいよいよ最終日。最後の視察先は東洋ワーク(株)です。人材派遣の業務を中心に、宮城県や仙台市とも提携して外国人材の受け入れ支援や、宮城県主催の外国人材の採用・定着支援を進めるイベント「Work  in  MIYAGI」の運営も行っていました。現在、我が国は深刻な人手不足・人材不足に直面しています。先の参院選で某政党が掲げた「日本人ファースト」の考え方は、大枠で間違ってはいないと個人的には思います。しかし、人手不足が深刻化する中小企業にとって、外国人材の雇用は死活問題にも繋がる重要なテーマです。私はしっかりとしたルールの下、労使が互いに信頼できる環境を維持した上で、外国人材を積極的に活用していくことは、これからの日本には必要不可欠だと思っています。そのうえで、外国人材の雇用に不慣れな中小企業に対して行政が指導・支援を行うことは大切な取り組みです。神奈川県は、黒岩知事の尽力もありベトナムとの友好関係を構築し、ベトナム人材を神奈川に多く受け入れてきました。確かに日本全体でも、外国人労働者の数はダントツの中国人に次いでベトナム人が2位です。親日で勤勉なベトナム人労働者は、日本に定着しやすいとの評価もありました。しかし一昨年視察でベトナムに訪れた際、ベトナムの若者は「日本は物価が高いわりに低賃金で就職先として魅力がない」と話していました。事実、ここ数年のベトナム人の訪日は減少傾向にあります。東洋ワーク(株)の須佐尚康会長は、個性的でお話も上手く、この業界の先駆者でもあり、外国人材の現状について興味深いお話を伺うことが出来ました。会長曰く「ベトナムの時代は終わった。これからはインドネシアに注目したい。」とのこと。この日の前日は、まさに「インドネシア人材みやぎジョブフェア2025」を県から受託し開催した、とのことでもありました。本県はこの数年、ほぼベトナム一本に絞って様々な事業を進めてきましたが、ベトナムの若者の話や須佐会長の話は、今後外国人材の雇用を進める上で参考にするべき事柄だと感じました。アジアを中心に、より広く人材の確保を検討していく時期なのかもしれません。勉強になりました。

    

駆け足ではありましたが、常任委員会の県外視察について報告させていただきました。3日間で4か所の視察先。少ないのでは?と思われる方もいるかと思いますが、自分は限られた時間の中で多くの視察先を詰め込むより、少数ながらもじっくりと時間をかけて調査する方が有意義だと考えます。今回も委員の皆様からは、概ね「充実した視察でした」と評価していただきました。活動ブログの性質上、どうしても真面目で硬い報告になってしまいますが、もちろんこの間、視察が終わればおいしい牛タンや海産物、ご当地の日本酒などで仙台の夜を堪能しております。食事の後は、国分町で行き当たりばったりで安いスナックを探し、有志でカラオケなんかも楽しみました。初日は年甲斐もなく、〆のラーメンまで付き合いました。翌朝は胃がもたれて大変でしたが…。普段はあまり話さない他会派の議員と、会派を超えてコミュニケーションを図るのもまた視察の醍醐味です。ただ念のため申し上げますが、視察中の飲食・カラオケ等はもちろん自費で払っています。時々、あたかも『税金を使って遊んでいる地方議員の実態!』などと言った心無い報道が見うけられますが、今どき飲食費まで公費で賄っている議会は皆無だと思います。悪意のある報道には、どうか惑わされぬようご注意ください。私としては、こうして微力ながらも議員視察が県政にとって有意義な公務であると、ブログを通じて皆様にお伝えしていきたいと思っております。これからも視察の報告を続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

8月 10 8月10日

2025年7月 活動報告

参院選・横浜市長選と立て続けに行われた大きな選挙が終わり、ようやく平穏な日常が戻りつつある8月上旬。特に市長選後半の暑さは尋常でなく、各陣営の選挙活動に従事された皆様には心から「お疲れ様でした!」と申し上げたいと思います。私はと言えば、参院選については友人でもある「わき雅昭」候補の当選のため全力で戦いました。結果は3位となり、目指した目標には及ばなかったものの、722,917票という多くの得票をいただき当選を果たせたのは、新人候補としては充分に誇れることだと思います。ただ本当に厳しい戦いだっただけに、この結果に喜んだと同時に心から安堵しました。一方、市長選については諸事情もあり、あまり前面に立って活動することはなく、むしろ市会議員の補欠選挙が行われた金沢区で「甲斐まこと」候補の応援に注力していました。結果は大変厳しいものとなり、今はそのことが重く心にのしかかっている状態です。自民党は本当に危機的状況にあることをしっかりと認識しないと大変なことになる(もうなっていますが…)と改めて痛感しました。この結果を重く受け止めながら、7月の活動報告を始めます。

 

とにもかくにも、今年の7月は選挙一色でした。前回のブログで報告した通り、県議会は参院選公示日の7/3から一旦休会となり、再開は投票日が過ぎた7/22となりました。必然、地元に戻り参院選に『全集中』しなさい!ということになります。3月に開催した「新堀ふみあき春の集い」に参加してもらったことから始まった「わき雅昭」候補の応援活動は、5月から6月と日が経つにつれてヒートアップ。あらゆる会合への参加や駅頭・街頭でのビラ配りが日に日に増えていきました。そして迎えた7月本番。わき陣営から支給された水色のポロシャツを身にまとい、7/3の出陣式を皮切りに弘明寺・井土ヶ谷等の乗降客が多い駅を中心に街頭活動を実施し、「わき雅昭」の名前を連呼し続けました。経歴もスキルも人柄も文句なしのわき候補ですが、新人で前職が県職員ということもあり、どうしても知名度が不足しています。まずは有権者の皆様に名前を憶えていただくことが課題でした。

自分が支部長を務める南区連合支部の役員会や京浜急行電鉄(株)の朝礼にも 顔出しさせていただき、とにかく知名度アップに努めた前半から中盤戦。そんな中、選挙期間中に候補者本人が唯一我が地元に入る日程が7/12に決まり、この日は菅元総理も応援に地元入りすることから、会場となった弘明寺商店街は熱気に溢れていました。聴衆が集まる広いスペースがない弘明寺商店街での活動スタイルは、いつも「練り歩き」からの「ショート街頭演説」になります。今回は総理大臣経験者の菅さんが参加することで警備体制が最上位の厳しさになり、県警本部に加え地元の南警察署からは署長以下大量の警察官が投入され周囲は物々しい雰囲気に。とは言え、私自身はこの雰囲気にもすっかり慣れて?いつものように練り歩きの先頭でマイクを持ち「すが元総理も駆けつけて、わき雅昭候補が弘明寺商店街の皆様にお願いに参りました!」と地元の皆さんに呼びかけ続けました。短い時間ではありましたが、有権者と直接触れ合える有意義な活動だったと思います。猛暑の日中、ご参加いただいた支援者の皆様、完璧な警備体制を敷いてくれた県警察、さらには各陣営のスタッフの皆さんに感謝です。そうそう!同期の田中信次県議も応援に駆けつけてくれました。多くの方の協力で、無事に我が地元最大の山場を乗り切ることが出来たと思っています。

そして、選挙戦終盤は空中戦へと突入。毎日のように、わき候補の活動動画や活動予定などの情報がSNSで拡散されます。昨今の選挙はにおいてSNSの活用は必須です。躍進した参政党や国民民主はSNSの活用が上手で、学ぶべきところは大いにあると思いました。しかし最後の一押しとなると、やはり大物投入による応援演説は欠かせません。このへんは昭和から変わっていない「選挙あるある」ではありますが…。神奈川選挙区では、石破総理が2度に亘ってわき候補の応援演説を行い、「令和の米騒動」で今や最も人気者の小泉農水大臣も複数回、神奈川で街頭演説を実施しました。私も自分の選挙区を飛び出して、横浜駅西口や桜木町などで街頭活動に参加したのですが、最も印象深かったのは中西けんじ衆議院議員(3区)が参加した桜木町駅前です。6年前の故島村議員の参院選でも経験したのですが、中西議員のMC?による街頭活動はとにかく大変なんです。でもこれがなぜか楽しい!政策ビラを受け取ってくれた方を見逃すことなく、マイク越しに右へ左へと指示が飛び候補者も応援議員も走り回らされ、体力的にはハードですが、渡す側も渡される側も嬉しい気持ちになります。中西先生、どこかの選挙でまたご一緒にお願いします。

   

さて、参院選は選挙区の他に比例区の選挙も同時に行われます。いわゆる「全国区」というやつです。一昔前は、政党名を書けばよかった二枚目の投票用紙ですが、現在では比例候補者の個人名を書くことが可能ですから、これはなかなか投票する側も難しい面もあるかと思っています。もちん自分は神奈川選挙区では、わき雅昭の応援に全身全霊で取り組んだわけですが、比例区となると多方面に気を使いながらの活動が必要となってきます。日頃から後援会の中心メンバーとして活躍していただいている郵便局長会からは「いんどう周作」候補。またこちらもお世話になっている地元薬剤師会からは「本田あきこ」候補への選挙協力の依頼がありました。そして自民党神奈川県連の中では「橋本聖子」候補の担当議員という立場でもあります。更に今回は、コロナ禍で飲食を伴う会合が開けなかったときに、講演会の講師としてお招きして以来、親交のある経済評論家の「岸ひろゆき」候補まで出馬して、何とも悩ましい状況となりました。自分の支援者には、それぞれの政策パンフレットをお配りして「投票は是非この中から…」とお願いするしかありませんが、具体的な活動要請があった場合には時間の許す限り全力で対応しました。いんどう候補はポスター貼りのお手伝い、橋本候補からは宣伝カーに乗ってウグイスならぬカラスとしてマイクを握りました。岸候補は菅元総理にも近く、スッタフも選挙に不慣れなことから、候補者本人と共に神奈川2区内での街頭活動と宣伝カー同乗で協力させていただきました。たった半日ではありましたが久しぶりに岸さんとご一緒させていただき、病気をおしてまで出馬し「自民党を中から変える」という気概と、「消費減税も給付も愚策。最も大切なのは国民の所得をいかに増やすか」という演説に感銘を受けました。移動中の会話で、岸さんのお姉さまが自分の高校の先輩だということも発覚し、大いに盛り上がったのですが…。比例区の結果は、いんどう候補・橋本候補・本田候補は当選し、岸候補は残念ながら落選となりました。上記3人の候補の当選に胸をなでおろすと共に、今の自民党には絶対に必要な人材だと確信していた岸候補の結果が残念でなりません。でもご本人は先日「サンジャポ」に出演されていて、お元気そうだったので安心しました。今後のことはわかりませんが、また再会してご指導お願いしたいと心から思っています。

    

様々なことがあり、厳しくも多くを学んだ参院選でしたが、まずはわき雅昭を国会に送り出すことが出来たのは本当に嬉しく思います。彼のように若く情熱があって、なんのしがらみもなくフラットに国政を見ることが出来る人こそ、今の自民党に必要不可欠な人材です。我々の代表として小泉進次郎県連会長と共に自民党を変えてほしいと切に願っています。そして、必ず期待に応えてくれるとも思っています。当選報告会の本人の表情がすべてを物語っていました。自分も県庁でともに働いていた時とはまた違う立場で、「脇ちゃん」と連携しながら神奈川のために汗を流していきます。皆さんも「参議院議員・わき雅昭」に期待してください。

 

7月の活動報告は、すっかり参議院議員選挙の報告となってしまいました。と言うか、他に何をしたのかよく覚えていません!どうかご了承ください。8月からは通常運転の活動ブログになるかと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。

7月 16 7月16日

2025年6月 活動報告

HPメンテナンスの空白期間を取り戻すために、精力的に活動ブログを更新しています。5月の活動報告をアップしたばかりですが、続けて6月の報告です。

県議会第2回定例会は6/13から本格的にスタートしました。令和7年度になって最初の通常定例会です。異例ではありますが、初日に物価高騰対策の補正予算案約145億円をスピード可決。国からの交付金を1日でも早く県民や県内企業に行き渡らせるための配慮です。そして改めて18日から代表質問、24日から一般質問と進み、6/30から7/8にかけて常任委員会で物価高やトランプ関税対策などの議論を集中的に行う予定となっていましたが、参議院選挙の日程が7/3~20と決まったことで、議会は一旦休会となりました。自分としては、初めて産業労働常任委員会の委員長として臨む今回の定例会。当委員会に議案は付託されませんでしたが、日産自動車の工場閉鎖報道などを受け、県内企業や関係自治体の不安は増すばかりです。県は迅速に対応し、6/11に「米国関税及び日産自動車生産縮小に関する対策協議会」を立ち上げました。今後、議会としてもサプライチェーンを中心とした県内中小企業の支援策を検討すべく、張り切って委員会に臨みましたが、国政選挙の日程には勝てず、再開は参院選後の7/22となりました。なのでしばらくの間、参院選に集中したいと思います。

6月に入り、各選挙区でも参院選に向けての事前活動は徐々に熱を帯びてきました。我が神奈川2区選挙区(西区・南区・港南区)でも連日、朝の駅頭ビラ配りが行われます。私の地元南区では、井土ヶ谷駅・蒔田駅・弘明寺駅で朝のご挨拶。中でも京急の弘明寺駅には、わき雅昭候補ご本人が登場して気合が入りました。5月の活動ブログでも報告しましたが、わき候補は神奈川県庁に長く勤めていたので、私自身浅からぬ関係です。経歴もスキルも人柄もよくわかっているからこそ、今の自民党に必要な人材であることは間違いありません。6~7年前でしょうか、当時政策局の脇課長と「一杯やろう!」と夜の関内に繰り出した時、将来の夢は?と聞いたところ返って来たのは「地元の宮崎県に帰って県知事になりたいです!」という言葉でした。お酒の席とは言え、当時から政治を志していたことが垣間見えたのですが、私は思わず「応援したいのは山々だけど宮崎はちょっと遠いなぁ…(笑)」と言ったことを記憶しています。それがまさかの神奈川県で、しかも同じ政党の公認候補者として一緒に選挙戦を戦うことになろうとは、思いもよりませんでした。本当に人生とか人の縁って不思議ですね。そんなわけで、この選挙負けるわけには参りません!思えば、一昨年他界された前任者の島村大先生は、いつもこの神奈川選挙区で100万票近い得票を得てダントツトップ当選でした。そこには及ばないまでも、何とかトップの座を他の候補者に渡すことなくこの選挙戦を終わりたいと考えています。そのためには、わき候補のスキルや人柄、政策とその実行力の高さを限られた時間で多くの県民に伝えていかなければなりません。新人だけに、唯一の弱点は「知名度の低さ」です。どうか皆さんも「わき雅昭」を国政に送り出すため力を貸してください。よろしくお願いいたします!

     

参議院選挙には、選挙区と共に比例代表の選挙も行われます。いわゆる「全国区」というやつで、一昔前は2枚目の投票用紙に政党名を書くのが通例でしたが、現在では候補者の個人名を書くことができ、その得票によって比例名簿の順位が変わります。比例の候補者は後援会組織がないことが多く、日本全国の有権者を対象とするわけですから選挙活動にも限界があります。そこで我が自民党神奈川県連では、県会議員の中から各比例候補者の担当を決めて、それぞれ事務所からの要望に対応するシステムを取っています。例えば、比例の〇〇候補者が桜木町駅前で街頭演説したい、あるいは県内の某企業の幹部と面会したい等の要望があった場合、担当の△△県議が手配・アポイント等を行うことになります。私は6年前と同様に、橋本聖子参議院議員の担当に任命されました。3月の活動報告の中に、私の地元のお祭りに橋本聖子さんが突然参加されたのは、実はこうした事情があったのです。そして今回は橋本陣営から「6/26に横浜に行くが、どこかご案内していただけないか」とのご要望でしたが、その日は本会議が開催される日で、自分は終日県庁となります。さすがに対応は難しいと思い、先輩議員に相談したところ、県庁に来てもらって昼の団会議にご挨拶していただいたらどうか、とアドバイを頂きました。さすが先輩、その手があったか!と早速団長や幹事長にお許しをいただき、この日は橋本聖子参議院議員自ら、団会議の冒頭ご挨拶をしていただくことになりました。それにしてもさすがは元オリンピックの代表選手!当日、県庁の自民党控室は即席の撮影会場となりました。そして、同僚議員たちが意外とミーハーなのがわかりました。私もしっかり2ショット撮らせていただきましたが…(笑)。新しいJOCの会長にも就任された橋本聖子さん、益々のご活躍と参院選のご健闘をお祈りします。

 

毎年5月中旬から6月末にかけて、地元南区では連合町内会の主催による「地区懇談会」が開催されます。区役所からは区長を筆頭に幹部職員が勢ぞろいするのですが、議員はあくまでオブザーバーであり参加は任意です。毎年愚痴をこぼすようで申し訳ないのですが、16連合町内会すべての懇談会に出席するのは、スケジュール調整が難しくなかなか困難です。地域の声を直接聞ける大切な会合なのですが、今年は参院選前ということもあり、残念ながら半分程度の出席となってしまいました。来年は可能な限り参加させていただきます。

     

地域の活動としては、こちらもこの時期恒例の「南区剣道大会」開会式と「薬物乱用防止キャンペーン」に参加しました。剣道大会では、特に子どもたちの剣道の競技人口が減少傾向にあるという事、また薬物防止キャンペーンでは、若者の間での薬物使用は年々増加傾向にあるとそれぞれ課題を伺いました。多くの子どもたちが剣道を通じて『武士道精神』を学ぶことによって、薬物に手を出すよう子どもが子たちがいなくなるのでは?と、一石二鳥な考えが浮かびましたが…。まあ、そんなに上手くいくはずもなく、それぞれ有効な手段を模索しなければいけないと感じています。特に若年層の薬物乱用は、将来ある若者たちの命や生活を左右する重大な問題です。県警察と連携し解決に向け尽力したいと思います。

 

 

最後に後援会の活動を報告します。新堀ふみあき企業後援会「かながわ・みらい政経研究会」の総会が6/23に開催されました。コロナ禍でしばらく書面開催していましたが、これで昨年に続き2年連続で対面での開催となりました。まだ3期目の県会議員に80社を超える企業が応援団として、支えていただけることに頼もしく感じると共に心から感謝しています。またこの日もわき雅昭候補は駆けつけてくれました。企業後援会を中心に、今年の秋はゴルフコンペ、年末は久しぶりにクリスマスパーティーも企画しています。こうご期待下さい!

  

駆け足で、活動ブログ空白の2か月間を埋めるべく更新させていただきました。いつもより多少雑な文章になっているかもしれませんが、何卒ご了承くださいませ。

さあ、現在は参院選の真っただ中。自民党は、過去に類を見ないほどの大逆風の中ではありますが、わき雅昭候補の勝利に向けて、最後まで全力で戦います。応援よろしくお願いします!

7月 09 7月9日

2025年5月 活動報告 

大変ご無沙汰をしてしまい申し訳ございません!実は公式ホームページのサーバーが旧式なため不具合が発生した関係で、6月に入って最新式のサーバーに切り替える作業を発注したのですが、なんだかんだで1か月程度ホームページを動かすことができない状況でした。6/25に作業が終了し、さてブログを更新しようとパソコンを開いたのですが、今度は私のパソコンから更新ページにアクセスすることが出来なくなり(やり方が変わっていただけなのですが…)、紆余曲折あってやっと本日から活動報告を再開することが出来ました。しかし、いつまでたってもこの分野は苦手です。おかげで活動ブログは2か月分溜まってしまいました(涙)。参院選も始まって多忙を極める中ではありますが、頑張って取り戻したいと思います。だいぶ時間が経過してしまいましたが、まずは記憶を呼び起こしながら5月の活動報告を始めます。

県議会は5月15日から定例会がスタートしましたが、例年通り内容は新年度人事が中心となります。新議長には、我が会派から海老名市の長田進治議員が就任されました。そして私は、今年度は産業労働常任委員会の委員長に任命されました。産業労働常任委員会(通称『産労』)と言えば、初当選したばかりの1期生の一年目に所属した、まさに議員活動をスタートさせた記念すべき?委員会です。中小企業支援や観光施策が中心となる委員会ですから、鉄道系の会社員からいきなり議員に転職した自分にとっては、最も扱い易い分野だろうと先輩方に配慮していただいた人事でした。そこから10年が経過し、今回『産労』の委員長を拝命したことは特に感慨深い想いがあります。現在、日産自動車の再建問題がメディアを騒がせていますが、神奈川県内には横浜の本社をはじめ追浜や平塚などに工場を持つ日産自動車の今後の動向は、県内約1700社と言われるサプライチェーンを中心に県内経済に深刻な影響を及ぼす可能性が高いと思われる状況です。県内企業を守るためには手厚い支援策が必須であり、今は今年度の『産労』の委員長としての責任を改めて重く受け止めています。自分が議員としてスタートした委員会で、県民や県内企業に恩返しができるよう1年間頑張りたいと思います。

 

5月は意外と公務が多い月でもあります。恒例の神奈川県戦没者追悼式や各種団体の総会・懇親会もちらほら始まり、議連の総会・研修会なども多数開催されます。そんな中、私が注目している会議体がスタートしました。今年3月末で休館し、建て替えを予定している神奈川県立県民ホールの再整備の方向性を議論する「県民ホール本館再整備基本構想策定委員会」です。昨年度、文化スポーツ観光常任委員会の中で多くの時間を割いて議論した県民ホールの建て替え問題。横浜市の「山下公園通り街づくり計画」との連携を理由に建て替えの方向性が見えないまま年度が替わってしまい、直接議論に加われないのは残念ですが、この基本構想策定委員会が、今後の方向性を定めていくものと理解し、5/13に開催された第1回の会議を傍聴してきました。各分野から選ばれた委員の方々からは、県民やアーチスト等の利用者の意見を重視した再整備が必要との認識が示され、引き続き幅広い分野の意見を聞きながら基本構想を固めていく旨の発言がありました。県民はもちろん、多くの有名アーティストにも愛された県民ホール。1日でも早い再開が望まれるなか、今後の方向性に注目していきます。

 

   

党の活動としては、いよいよ2か月後に迫った参議院議員選挙に向け各支部ともギアを1段上げて臨戦態勢に入っています。 神奈川2区選挙区でも参議院神奈川選挙区の自民党公認候補予定者「わき雅昭」さんの街頭演説を企画し、期待の新人候補を多くの有権者に知っていただきたいと活動しています。5月は上大岡の駅頭でご挨拶を行いました。わきさんは、昨年夏の自民党神奈川県連の候補者公募をきっかけに、この夏の参院選公認候補予定者になりました。前職は神奈川県産業労働局長、つまり県職員だったわけです。元々は総務省からの出向ですからバリバリのエリート官僚なのですが、何故か神奈川県の仕事に魅了され?なんと11年も国に帰らず、神奈川のために働いてくれました。当然、仕事で接する場面も多く、自分が議員1年目の最初の常任委員会での質問で答弁に立ったのもわきさんでした。そこから10年、「脇ちゃん!」と呼ばせていただける仲だった彼が、まさか公募で参議院選挙の候補者になるとは…。クレバーで情熱的で愛想も良い脇雅昭は、本当に自信をもって国政に送り出せる男です。そういう意味でも、今回の参院選は絶対に勝たなければいけない戦いになりました。7月の選挙、全力で立ち向かいます。

 

地元南区には、県連・市連の下部組織として「自民党横浜市南区連合支部」という組織があります。支部長は長年、私の兄貴分でもある渋谷健市会議員に務めて頂いていたのですが、諸事情によりご勇退ということになり、私が5/18の総会から新支部長を務めることになりました。夏の参院選・市長選、さらには2年後の統一地方選へ向けて、これから新体制で臨むこととなります。この日は参院選に向け、わき雅昭候補も駆けつけてくれました。そして2年後の統一地方選は自分の選挙でもありながら、市会議員の突然の辞職に伴い新しい候補者を擁立して戦う難しい選挙が予想されます。責任重大ですが、この際執行部も刷新して若返りを図り、伝統を重んじながらも新しい時代の選挙を意識しながら頑張りたいと思います。

そして早速、連合支部としての企画「貸し切り電車で行く成田山詣」が5/30に開催されました。お隣の西区連合支部との合同企画で、私が支部長になる以前から決まっていた旅行会ですが、図らずとも支部長としての初仕事となりました。当日は南区から約150名の党員の皆様にご参加いただきました。自分も貸し切り電車は、高校生の時の修学旅行以来でしょうか?成田山自体はコロナ前まで毎年行っていましたが、電車で行くのは初めてで新鮮で楽しかったです。さて、来年はどこへ行くか…。こうした企画を考案するのも支部長の仕事だそうです。プレッシャーだなぁ…がんばらないと(汗)。

 

  

5月の最後は、横浜南ロータリークラブでの活動で閉めさせていただきます。今年度は6月末までの任期でプログラム委員長を仰せつかっていたのですが、1年間にわたり例会の卓話ゲストを手配する仕事はなかなかハードでした。区長、警察署長、消防署長から始まり、現職の大臣からマンガ家・格闘家まで人脈を駆使してバラエティーに富んだゲストをお招きしてきましたが、プログラム委員長の仕事もいよいよ終盤。満を持して友人でもある地元Y校(横浜商業)出身の元プロ野球選手、荒井幸雄さんをお招きしました。社会人時代のロサンゼルス五輪(金メダルです!実物持参していただきました)出場秘話や、ヤクルトスワローズ時代の野村克也監督の裏話など、ここでしか聞けない貴重なお話を披露していただき、例会は大いに盛り上がりました。時間が足りず、用意していたノムさんの裏話はまだたくさんあるらしいので、次回またお願いしたいと思います。しかし、やはり「持つべきものは友」ですね。議員になって交友関係が広がったおかげで、友人も一気に増えました。改めて、こうしたご縁は自分の宝物だと実感しています。

  

7月に入って5月の報告となり申し訳ありません。この後なるべく間を開けずに6月の報告をアップするように頑張ります!

5月 06 5月6日

2025年4月 活動報告

ゴールデンウイークも残すところ僅かとなりました。今年は良いお天気に恵まれた感じで、家族で映画鑑賞と食事に出かけたみなとみらいの人出も例年以上に多く感じます。景気の影響でGWは近場で、という人も多かったのではないでしょうか。私自身も今年は連休中のイベントや会合も少なめで、久しぶりに家の用事や家族との時間も取れ、撮り貯めしていたドラマやネットフリックスの一気見などで楽しみました。

さて4月の活動報告に移りますが、これまでもお伝えした通り例年4月は議会が開催されません。必然、地域の活動や視察などで日程が埋まっていきますが、今年の4月はロータリークラブの活動で幕開けでした。昨年7月に私が所属する横浜南ロータリークラブで初めて理事(プログラム委員長)に就任し、6月いっぱいの任期終了まで現在も頑張っているのですが、理事ともなるとクラブ活動に使う時間が大幅に増えて、これはなかなか大変です。そんな中、今年2月に卓話のゲストとしてお招きした、地元横浜をフランチャイズとするプロバスケットボールチーム「横濱エクセレンス」の増田さんから「会員の皆さんで是非一度、試合を観戦しに来てください」のお言葉に甘え、4/5の例会後エクセレンスの本拠地である横浜武道館で、人生初のプロバスケ観戦に臨みました。エクセレンスはB3(いわゆる3部リーグ)所属ですが、今期は見事に首位でB2昇格に向けてのプレーオフ進出しています。増田さんと知り合ったのは、県議会の共生社会推進特別委員会の委員長の時、県の「ともいき」企画とプロスポーツとのコラボの依頼をお願いしたことがキッカケでした。地域密着の活動に加え、地元南区に最も近い(中区と南区のほぼ区界)横浜武道館が本拠地だったこともあり、日頃から応援に行きたいと思っていた希望が叶いました。フィールドが近いため迫力がモロに伝わり圧倒されると共に、野球やサッカーとは一味違う応援も楽しかったです。現在プレーオフでベスト4まで勝ち進んだエクセレンス。我が街のチームとしてこれからも応援します!

冒頭で記述した通り、4月は視察のシーズンでもあります。自民党国際協力議員の会の一員として、4/13から6日間の行程(機中2泊)で南太平洋の島国、パラオ共和国に行ってきました。リゾート地で何を視察するんだ?と疑問を持たれる方も多いかと思います。実は自分も最初は「なぜパラオ?」と思いました。正直、世界有数のスキューバダイビングのスポットくらいしか思い当たらない印象です。しかし、いろいろと調査していくうちに、日本との歴史的な深いつながりやパラオという国が現在抱える課題、そしてパラオで活躍する多くの日本人に接して、今までパラオに対する知識ほとんどがなかった自分を恥じ、今回にパラオに来て本当に良かったと感じるようになりました。

太平洋戦争以前の約30年間、日本の統治下にあったパラオの人々がなぜ圧倒的に親日になったのか、大戦後のアメリカ統治下がもたらした事、中国による国際情勢の変化、そして現在パラオ共和国が日本に神奈川に求めるもの等、過去の視察の中でも上位に入る程の知識と経験を得ることが出来ました。また、青年海外協力隊を中心としたパラオで働く人々の生の声を聞くことが出来たことも大変有意義でした。そして今回は、州知事や日本大使館の大使とも面会の機会を頂けたので、視察の格もグッと上がっています。そんな有意義だったパラオ視察なのですが、ご報告したい内容が盛りだくさん過ぎて、ここでお伝えするにはあまりに長くなってしまいそうです。詳細は改めてこちらのブログに「視察報告」としてアップしたいと思いますのでご了承ください。

そして、視察のご報告の際は必ずお伝えしていますが、視察中の飲食代は全て自費だという事、また今回の視察はいわゆる「議連」の視察であるため、委員会視察などと違い旅費や宿泊費も一部自己負担だということを付け加えさせていただきます。

その他、4月の公務や地域での活動についていくつかご報告いたします。南区六ッ川の県立こども医療センター敷地内にある県立横浜南支援学校の入学式に、今年も来賓としてご招待いただきました。個人アカウントのFacebookにも書きましたが、南支援学校の校歌にある「生きる喜び胸に秘め…」の歌詞を聞きながら、児童・生徒さんの学校生活が平穏に過ぎていくことを祈りました。新任の藤田校長とも初対面。これからいろいろ連携してければと思います。

総会シーズンと言えば5月~6月が定番ですが、中には4月中に開催する企業・団体もあります。そんな団体の一つが横浜遊技場組合さんです。4/22の総会・懇親会に伺いました。議員になってすぐに、友人で副組合長もある前弘明寺商店街理事長の長谷川さんにご紹介いただいてから毎年お声がけ頂いています。パチンコ・スロット業界はコロナ禍での風評被害を乗り越え、今でも特殊詐欺対策を中心に様々な社会貢献・地域貢献を実施しています。引き続き、地域社会を守る取り組みのパートナーとして連携していきたいと思います。

4/24には、横浜市自衛官募集相談員委属式に出席しました。昨年春に募集相談員の仲間入りをしたので、開港記念館で行われる委属式に参加するの初めてでした。募集相談員になって1年が経ちますが、残念ながらまだ具体的な貢献には至っていません。しかしながら、憲法改正も含め国民の生命・財産を守る自衛隊の皆さんの支援と充実は、我々議員にとって大切なテーマでもあります。現在は、子どもたちと自衛隊を繋ぐイベントを水面下で企画中ですので、こうご期待ください。

新年度になって、あっという間に1ヶ月が経過しました。連休明けは、いよいよ県議会の新年度人事が決まる5月臨時議会「5臨」が始まります。今年はどんな役職で、どの委員会に所属するのか、次月の報告まで暫しお待ちください。